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PRIMEFLEX for HA Database 業務開発ガイド(Open SQL編)
FUJITSU Integrated System

第8章 SQL文

本章では、利用可能なSQL文について説明します。

以下のSQL文が実行可能です。

各SQL文の構文は、“PostgreSQL文書”の“SQLコマンド”を参照してください。

表8.1 利用できるSQL文

利用できるSQL文

用途

ABORT

現在のトランザクションをアボートします。

ALTER AGGREGATE

集約関数定義を変更します。

ALTER COLLATION

照合順の定義を変更します。

ALTER CONVERSION

変換の定義を変更します。

ALTER DATABASE

データベースを変更します。(注1)

ALTER DEFAULT PRIVILEGES

デフォルトのアクセス権限を定義します。

ALTER DOMAIN

ドメイン定義を変更します。

ALTER EXTENSION

拡張の定義を変更します。

ALTER FUNCTION

関数定義を変更します。(注1)

ALTER GROUP

ロールの名前またはメンバー資格を変更します。

ALTER INDEX

インデックス定義を変更します。

ALTER LARGE OBJECT

ラージオブジェクトの定義を変更します。

ALTER OPERATOR

演算子の定義を変更します。

ALTER OPERATOR CLASS

演算子クラスの定義を変更します。

ALTER OPERATOR FAMILY

演算子族の定義を変更します。

ALTER ROLE

データベースロールを変更します。(注1)

ALTER SCHEMA

スキーマ定義を変更します。

ALTER SEQUENCE

シーケンスジェネレータの定義を変更します。

ALTER TABLE

テーブル定義を変更します。

ALTER TABLESPACE

テーブル空間の定義を変更します。

ALTER TEXT SEARCH CONFIGURATION

テキスト検索設定の定義を変更します。

ALTER TEXT SEARCH DICTIONARY

テキスト検索辞書の定義を変更します。

ALTER TEXT SEARCH PARSER

テキスト検索パーサの定義を変更します。

ALTER TEXT SEARCH TEMPLATE

テキスト検索テンプレートの定義を変更します。

ALTER TRIGGER

トリガ定義を変更します。

ALTER TYPE

型定義を変更します 。

ALTER USER

データベースロールを変更します。

ALTER VIEW

ビュー定義を変更します。

ANALYZE

データベースに関する統計を集計します。

BEGIN

トランザクションブロックを開始します。

CHECKPOINT

トランザクションログのチェックポイントを強制的に実行します。

CLOSE

カーソルを閉じます。

CLUSTER

インデックスに従ってテーブルをクラスタ化します。

COMMENT

オブジェクトのコメントを定義する、または変更します。

COMMIT

現在のトランザクションをコミットします。

COMMIT PREPARED

二相コミット用に事前に準備されたトランザクションをコミットします。

COPY

クライアントとデータベースのテーブルの間でデータをコピーします。(注2)

CREATE AGGREGATE

新しい集約関数を定義します。(注4)

CREATE CAST

新しいキャストを定義します。(注4)

CREATE COLLATION

新しい照合順序を定義します。

CREATE CONVERSION

新しい符号化方式変換を定義します。(注4)

CREATE DATABASE

新しいデータベースを作成します。(注6)

CREATE DOMAIN

新しいドメインを定義します。

CREATE EXTENSION

拡張をインストールします。

CREATE FUNCTION

新しい関数を定義します。(注1)(注3)

CREATE GROUP

新しいデータベースロールを定義します。

CREATE INDEX

新しいインデックスを定義します。

CREATE OPERATOR

新しい演算子を定義します。(注4)

CREATE OPERATOR CLASS

新しい演算子クラスを定義します。(注4)

CREATE OPERATOR FAMILY

新しい演算子族を定義します。

CREATE ROLE

新しいデータベースロールを定義します。

CREATE RULE

新しい書き換えルールを定義します。

CREATE SCHEMA

新しいスキーマを定義します。

CREATE SEQUENCE

新しいシーケンスジェネレータを定義します。

CREATE TABLE

新しいテーブルを定義します。

CREATE TABLE AS

問合せの結果によって新しいテーブルを定義します。

CREATE TABLESPACE

新しいテーブル空間を定義します。(注5)

CREATE TEXT SEARCH CONFIGURATION

新しいテキスト検索設定を定義します。

CREATE TEXT SEARCH DICTIONARY

新しいテキスト検索辞書を定義します。

CREATE TEXT SEARCH PARSER

新しいテキスト検索パーサを定義します。(注4)

CREATE TEXT SEARCH TEMPLATE

新しいテキスト検索テンプレートを定義します。(注4)

CREATE TRIGGER

新しいトリガを定義します。(注4)

CREATE TYPE

新しいデータ型を定義します。(注4)

CREATE USER

新しいデータベースロールを定義します。

CREATE VIEW

新しいビューを定義します。

DEALLOCATE

準備された文の割り当てを解除します。

DECLARE

カーソルを定義します。

DELETE

テーブルから行を削除します。

DISCARD

セッションの状態を破棄します。

DO

無名コードブロックを実行します。

DROP AGGREGATE

定義済の集約関数を削除します。

DROP CAST

定義済のキャストを削除します。

DROP COLLATION

定義済の照合順序を削除します。

DROP CONVERSION

定義済の変換を削除します。

DROP DATABASE

定義済のデータベースを削除します。

DROP DOMAIN

定義済のドメインを削除します。

DROP EXTENSION

定義済の拡張を削除します。

DROP FUNCTION

定義済の関数を削除します。

DROP GROUP

定義済のデータベースロールを削除します。

DROP INDEX

定義済のインデックスを削除します。

DROP OPERATOR

定義済の演算子を削除します。

DROP OPERATOR CLASS

定義済の演算子クラスを削除します。

DROP OPERATOR FAMILY

定義済の演算子族を削除します。

DROP OWNED

定義済のデータベースロールにより所有されるデータベースオブジェクトを削除します。

DROP ROLE

定義済のデータベースロールを削除します。

DROP RULE

定義済の書き換えルールを削除します。

DROP SCHEMA

定義済のスキーマを削除します。

DROP SEQUENCE

定義済のシーケンスを削除します。

DROP TABLE

定義済のテーブルを削除します。

DROP TABLESPACE

定義済のテーブル空間を削除します。

DROP TEXT SEARCH CONFIGURATION

定義済のテキスト検索設定を削除します。

DROP TEXT SEARCH DICTIONARY

定義済のテキスト検索辞書を削除します。

DROP TEXT SEARCH PARSER

定義済のテキスト検索パーサを削除します。

DROP TEXT SEARCH TEMPLATE

定義済のテキスト検索テンプレートを削除します。

DROP TRIGGER

定義済のトリガを削除します。

DROP TYPE

定義済のデータ型を削除します。

DROP USER

定義済のデータベースロールを削除します。

DROP VIEW

定義済のビューを削除します。

END

現在のトランザクションをコミットします。

EXECUTE

準備された文を実行します。

EXPLAIN

問合せ文の実行計画を表示します。

FETCH

カーソルを使用してテーブルから行を抽出します。

GRANT

アクセス権限を定義します。

INSERT

テーブルに新しい行を作成します。

LISTEN

通知を監視します。

LOCK

テーブルをロックします。

MOVE

カーソルの位置を決めます。

NOTIFY

通知を生成します。

PREPARE

実行する文を準備します。

PREPARE TRANSACTION

二相コミット用に現在のトランザクションを準備します。

REASSIGN OWNED

あるデータベースロールにより所有されたデータベースオブジェクトの所有権を変更します。

REINDEX

インデックスを再構築します。

RELEASE SAVEPOINT

設定済みのセーブポイントを破棄します。

RESET

実行時パラメータの値をデフォルト値に戻します。(注1)

REVOKE

アクセス権限を取り消します。

ROLLBACK

現在のトランザクションをアボートします。

ROLLBACK PREPARED

事前に二相コミット用に準備されたトランザクションを取り消します。

ROLLBACK TO SAVEPOINT

セーブポイントまでロールバックします。

SAVEPOINT

現在のトランザクション内に新規にセーブポイントを定義します。

SECURITY LABEL

オブジェクトに適用するセキュリティラベルを定義または変更します。

SELECT

テーブルもしくはビューから行を検索します。

SELECT INTO

問合せの結果からの新しいテーブルを定義します。

SET

実行時パラメータを変更する。(注1)

SET CONSTRAINTS

現在のトランザクションにおける制約の検査方法を設定します。

SET ROLE

現在のセッションにおけるユーザー識別子を設定します。

SET SESSION AUTHORIZATION

セッションのユーザー識別子、現在のセッションのユーザー識別子を設定します。

SET TRANSACTION

現在のトランザクションの特性を設定します。

SHOW

実行時パラメータの値を表示します。

START TRANSACTION

トランザクションブロックを開始します。

TRUNCATE

1テーブルまたはテーブル群を空にします。

UNLISTEN

通知の監視を停止します。

UPDATE

テーブルの行を更新します。

VACUUM

データベースの不要領域の回収とデータベースの解析(オプション)を行います。

VALUES

行セットを計算します。

注1)configuration_parameterを指定する場合、値にディレクトリパスを記述するパラメータは指定できません。

注2)FROMおよびTOにファイル名は指定できません。STDINまたはSTDOUTを指定してください。

注3)LANGUAGEに指定できる言語はSQL、internal、またはplpgsqlです。

注4)関数を指定する場合、言語がSQLまたはplpgsqlで実装された関数だけ指定可能です。

注5)LOCATION句に指定したディレクトリは/database/tblspcの配下に自動生成しますので、ユーザーが事前にディレクトリを用意する必要はありません。また、LOCATION句に指定可能なパス長は958バイト以内です。

注6)ENCODING句は指定できません。

注意

PostgreSQL 9.2で実行可能な以下のSQL文は利用できません。

  • ALTER FOREIGN DATA WRAPPER

  • ALTER FOREIGN TABLE

  • ALTER LANGUAGE

  • ALTER SERVER

  • ALTER USER MAPPING

  • CREATE FOREIGN DATA WRAPPER

  • CREATE FOREIGN TABLE

  • CREATE LANGUAGE

  • CREATE SERVER

  • CREATE USER MAPPING

  • DROP FOREIGN DATA WRAPPER

  • DROP FOREIGN TABLE

  • DROP LANGUAGE

  • DROP SERVER

  • DROP USER MAPPING

  • LOAD