本テンプレートをWebコンソールから起動することによって、業務システムが削除されます。
業務システムを構成する以下の資源を削除します。
ミドルウェアインスタンス
cgroup設定
業務システムの構成情報
業務システムの監視設定の解除を行います。
注意
本プロセスは、複数同時に実行できません。
業務システムを削除する業務サーバのRed Hat Enterprise Linuxのバージョンが“6”の場合、その業務サーバに存在するすべての業務システムにおいて、すべてのミドルウェアインスタンスが停止されている必要があります。
業務システムを削除した業務サーバのRed Hat Enterprise Linuxのバージョンが“6”の場合、削除した業務システムの設定を反映させるため、OSの再起動が必要になります。
業務システム作成および業務システムの監視設定で作成したOSユーザー・グループの削除は行いません。業務システムの削除が完了した後に、必要に応じて削除してください。
クラスタ環境での業務システム削除の場合、運用系で以下を実施してください。
本テンプレート起動前に行う作業:
GDSボリュームを起動する
ファイルシステムをマウントする
本テンプレート起動後に行う作業:
Symfoware Server DBインスタンスを削除した場合、必要に応じて.pgpassファイルを削除する
ファイルシステムをアンマウントする
GDSボリュームを停止する
GDSボリュームの起動・停止については、“PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書”を参照してください。ファイルシステムのマウント・アンマウントについては、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”を参照してください。.pgpassファイルの削除については、“Symfoware Server Consolidation Option ユーザーズガイド”の“データベースクラスタの削除”を参照してください。
業務システム内にInterstage Application Server 業務ユニットが存在し、かつ、業務ユニットで運用している各サービスを自動起動/自動停止するように設定している場合は、本テンプレート起動による業務システムの削除に失敗します。本テンプレートの実行前に、自動起動/自動停止の設定を解除しておいてください。詳細は、“Interstage Application Server/Interstage Business Application Server Consolidation Option ユーザーズガイド”の“PCMIサービスの自動起動の設定”および“自動起動の設定”を参照してください。