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Systemwalker Software Configuration Manager 解説書
FUJITSU Software

2.2 パッチ管理

Systemwalker Software Configuration Manager は、以下のパッチを管理します。

Windows OSパッチ

Windows OSのパッチ管理は、Microsoft社が提供するリポジトリサーバ(WSUS)と連携して行います。

最新パッチの取得、およびパッチの適用状況の管理はWSUSで行い、Systemwalker Software Configuration Managerは、パッチ情報およびパッチ適用状況をWSUSから自動収集して管理します。

また、Systemwalker Software Configuration Managerの管理コンソールから、各業務サーバへのパッチ適用をリモートで実行できます。

Linux OSパッチ

Linux OSのパッチ管理は、Red Hat社がサポートするリポジトリサーバ(yum)と連携して行います。

最新パッチの取得、およびパッチ(RPM)のyumリポジトリサーバへの登録はインフラ管理者が行い、Systemwalker Software Configuration Managerは、パッチ適用状況を管理対象サーバから収集して管理します。

また、Systemwalker Software Configuration Managerの管理コンソールから、管理対象サーバへのパッチ適用をリモートで実行できます。

Solaris OSのパッチ

Solaris OSのパッチ管理は、OS標準のpkgコマンドを使用して行います。

Solaris 11はSupport Repository Update (SRU)形式でパッチが適用されます。パッチの適用は業務サーバの管理者が実施し、Systemwalker Software Configuration Managerは、パッチ適用状況を管理対象サーバから収集して管理します。

富士通ミドルウェアパッチ

富士通ミドルウェアのパッチ管理は、弊社が提供するUpdateSite/UpdateAdvisor(ミドルウェア)と連携して行います。

UpdateSiteからの最新パッチ取得、および、Systemwalker Software Configuration Managerへの最新パッチの登録はインフラ管理者が行い、Systemwalker Software Configuration Managerは管理対象サーバのUpdateAdvisor(ミドルウェア)からパッチの適用状況を収集して管理します。

また、管理対象サーバへの修正ファイルの配付/適用を、Systemwalker Software Configuration Managerの管理コンソールからリモートで実行できます。ただし、Solaris管理対象サーバに対しての配付/適用はサポートしていません。