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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L50
FUJITSU Software

B.8.1 磁気カード入力


(1)文字セット

3270エミュレータは、JUCC文字セットをサポートしています。


(2)通常モード時動作仕様


LU-LUセッションの場合

  1. 指定されたアドレス位置(注)に次のアトリビュート文字を作成します。

    • 保護フィールド

    • 非数字

    • 非表示、ライトペン検知不可

    • フィールド更新

  2. カードデータをアトリビュート文字の次からバッファに格納します。

  3. 読み込んだカードデータは、画面には表示しません。

  4. カードデータの入力完了時に、AID(0x’E7’:磁気カードリーダ)を発生します。


SSCP-LUセッションの場合

  1. 指定されたアドレス位置(注)から次のデータをバッファに格納します。

    • カードデータの前:0x’0450’

    • カードデータ    :カードデータは画面に表示されます。

    • カードデータの後:0x’1E’

  2. エンタキーを押すと、ホストに送信します(AID=0x’7D’:【ENTER】キー)。


(3)特殊モード時動作仕様(TN3270E接続時)

セットアップで「自動ログオン動作」を指定することにより、SSCP-LUセッション時に自動ログオン動作を行うことができます。


LU-LUセッションの場合

通常モード時と同様に動作します。


SSCP-LUセッションの場合(自動ログオン機能)

  1. 指定されたアドレス位置(注)からカードデータをバッファに格納します。

  2. 読み込んだカードデータは、画面に表示しません。

  3. カードデータの入力完了時に、AID(‘0x7D’:ENTERキー)を自動発生します。

(注)入力位置を示すアドレス位置には、以下の2通りがあります(セットアップで指定)。