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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L50
FUJITSU Software

32.7 WsmgrWidgetリファレンス

エミュレータ画面上に指定されたスタイルの部品を配置するためのオブジェクトです。エミュレータ画面上に部品を配置するには、viewオブジェクトのaddWidgetメソッドに指定する必要があります。

注意

本オブジェクトは、エミュレータと同一ウィンドウで利用してください。


WsmgrWidget

フィールドに配置する部品の設定をするオブジェクトを生成します。


●オブジェクト生成方法

new WsmgrWidget(id, style[, value])
new WsmgrWidget(style[, value])

●パラメータ

パラメータ

説明

省略時の初期値

id

部品のidを指定
※部品idを省略した場合は、view.addWidgetメソッドを呼び出した際にidが自動で設定されます

-

style

部品のスタイルを指定

省略できません

value

スタイルに従った初期値を指定

check

true:チェックする
false:チェックしない

false

radio

true:選択する
false:選択しない
グループの最後に選択したボタンが有効

false

image

イメージファイルのURLを指定
絶対パス指定以外の場合、接続アイコンのプロパティで指定されたユーザスクリプトファイルを配置しているフォルダ配下を参照します。ファイルが存在しない場合は、サーバのuserconfigフォルダ配下を参照します。

空文字('')

他のスタイルで指定した場合は無効


参考

指定されたidは、部品を構成するHTML要素のid属性になります。idを省略した場合は、viewオブジェクトのaddWidgetメソッドで部品を配置した際に自動で割り振られます。


●部品のスタイル

スタイル

説明

'button'

ボタンを配置します

'link'

リンクを配置します

'calendar'

カレンダーボタンを配置します

'check'

フィールドにチェックボックスを配置します

'radio'

フィールドにラジオボタンを配置します

'select'

リストボックスを配置します

'assist'

アシスト部品を配置します

'div'

エミュレータ画面上に任意編集が可能な領域(ブロック要素)を配置します

'edit'

入力ボックスを配置します

'image'

画像を配置します

'label'

ラベルを配置します

'table'

テーブルを配置します


●リターン値

オブジェクトの生成に成功するとWsmgrWidgetオブジェクトを返します。エラーの場合は、例外をスローします。


JavaScriptを用いて記述した例

// id指定形式
var button1 = null;
try {
    button1 = new WsmgrWidget("button1", "button");
} catch(e) {
    // エラー発生時の処理
}
// id省略形式
try {
    button1 = new WsmgrWidget("button");
} catch(e) {
    // エラー発生時の処理
}
// エミュレータ上に部品を配置します
dspemu.view.addWidget(button1);

●メソッド一覧

メソッド名

機能

addValue

テーブルデータの追加

bind

部品のイベントを登録

getGroup

ラジオボタンのグループ名を取得

getId

部品のidを取得

getOption

部品のオプションの取得

getPosition

部品の表示位置、幅を取得

getState

チェックボックス、ラジオボタンの状態取得

getValue

部品の表示文字列を取得

insertItem

リストボックスの表示データを設定

setAlign

文字列の表示位置を設定

setColumnStyle

テーブルの列単位に表示スタイルを設定

setGroup

ラジオボタンのグループを設定

setOption

部品のオプションを設定

setPosition

フィールド先頭からの表示位置、幅を指定

setState

チェックボックス、ラジオボタンの状態変更

setStyle

部品の表示スタイルを指定

setValue

部品に設定する文字列を指定


■addValue

テーブル部品にテーブルデータを追加します。


●呼び出し形式

addValue(value)

●パラメータ

パラメータ

説明

省略時の初期値

value

追加するテーブルデータ(配列/2次元配列)を指定

省略できません


●リターン値

関数の呼び出しに成功するとtrueを返します。エラーが発生した場合はfalseを返します。


JavaScriptを用いて記述した例

var table = new WsmgrWidget("table");
var data = [['data1', 'data2', 'data3'],[ '123', '456', '789']];
table.addValue(data); 

bind

Web部品にイベントを登録

●呼び出し形式

bind(type, func)

●パラメータ

パラメータ

説明

省略時の初期値

type

コールバック関数を登録するイベント名を示す文字列
"load":ロードイベント
"click":クリックイベント
"change":チェンジイベント

省略できません

func

コールバック関数を指定
typeで指定したイベントに登録された関数を解除する場合は null を指定

null

参考

Web部品で発生するイベントの一覧を記載します。

スタイル

イベントの発生タイミング

'select'

load:リストボックスのロード時
change:リストボックスのデータ変更時

'button'

load:ボタンのロード時
click:ボタンのクリック時

'link'

load:リンクのロード時
click:リンクのクリック時

'calendar'

load:カレンダーのロード時
click:カレンダーのクリック時

'check'

load:チェックボックスのロード時
click:チェックボックスのクリック時

'radio'

load:ラジオボタンのロード時
click:ラジオボタンのクリック時

'assist'

load:アシスト部品ロード時
change:入力ボックスの内容変更時
click:候補リスト選択時

'div'

load:ブロック要素のロード時

'edit'

load:入力ボックスのロード時
change:入力ボックスの内容変更時

'image'

load:イメージのロード時
click:イメージのクリック時

'label'

load:ラベルのロード時
click:ラベルのクリック時

'table'

load:テーブルのロード時
click:テーブルの列スタイルがボタン、リンク、ラジオ、チェックボックススタイルのクリック時
change:テーブルの列スタイルが入力ボックス、カレンダースタイルの内容変更時


●リターン値

関数の呼び出しに成功するとtrueを返します。エラーが発生した場合はfalseを返します。


JavaScriptを用いて記述した例

var calendar = new WsmgrWidget("calendar1", "calendar");
calendar.bind("click", onCalendarClick);

getGroup

ラジオボタンのグループ名を取得

●呼び出し形式

getGroup([column])

●パラメータ

パラメータ

説明

省略時の初期値

column

テーブルの列位置を指定(1~)
テーブル部品の場合のみ有効

テーブル部品の場合は省略できません


●リターン値

関数の呼び出しに成功するとグループ名を返します。エラーが発生した場合は空文字("")を返します。


JavaScriptを用いて記述した例

// ラジオボタン
var radio1 = new WsmgrWidget("radio1", "radio");
radio1.getGroup();

// テーブルのラジオボタン
var table = new WsmgrWidget('table'); 
table.addValue([['data1', 'data2', 'data3'],[ '123', '456', '789']]); 
table.setColumnStyle(1, 'radio'); // 1列目をラジオボタンに設定
table.bind('load', function (e) {
    table.getGroup(1); // 1列目に設定されているグループ名を取得
});

getId

部品のidを取得

●呼び出し形式

getId()

●パラメータ

ありません


●リターン値

関数呼び出しが成功すると設定されているidを返します。設定されていない場合は空文字を返します。


JavaScriptを用いて記述した例

var button1 = new WsmgrWidget("button1", "button");
var id = button1.getId();

getOption

部品オプションを取得します。


●呼び出し形式

getOption()

●パラメータ

ありません


●リターン値

関数の呼び出しに成功すると設定されているオプション(オブジェクト)を返します。エラーの場合はnullを返します。


●オプション

オプション

設定値

disabled

true:カレンダー無効
false:カレンダー有効(初期値)

changeMonth

true:月をプルダウンで選択可能とする
false:設定無効(初期値)

changeYear

true:年をプルダウンで選択可能とする
false:設定無効(初期値)

showOtherMonths

true:各月の空いているスペースに前月、次月の日を表示
false:設定無効(初期値)

selectOtherMonths

true:空いているスペースに表示した日を選択可能とする
false:設定無効(初期値)

firstDay

週の始まりの曜日を数値(0~6)で指定
0:日曜日(初期値)、1:月曜日、2:火曜日、3:水曜日、
4:木曜日、5:金曜日、6:土曜日

numberOfMonths

カレンダーを表示する数を数値で指定
(初期値:1)

minDate

表示するカレンダーを文字列で指定(初期値:null)
-ny:n年前(nは任意数値)
-nm:nヶ月前(nは任意数値)
-nd:n日前(nは任意数値)

maxDate

表示するカレンダーを文字列で指定(初期値はnull)
+ny:n年後(nは任意数値)
+nm:nヶ月後(nは任意数値)
+nd:n日後(nは任意数値)

dateFormat

カレンダー選択時に取得されるフォーマットを文字列で指定
"yy/mm/dd"(初期値)
setOptionでスタイルの指定時は、年月日の順番を入れ替え可能(例:mm/dd/yy)、また区切り文字("/")も任意文字に変更可能

showMonthAfterYear

true:年表示の後に月を表示(初期値)
false:月表示の後に年を表示

dayNamesMin

曜日の表示名を文字列の配列で指定
["日","月","火","水","木","金","土"](初期値)

monthNames

月の表示名を文字列の配列で指定
["1月","2月","3月","3月","5月","6月","7月","8月","9月","10月","11月","12月"](初期値)

nextText

翌月への移動ボタン名を文字列で指定
(初期値:"次")

prevText

前月への移動ボタン名を文字列で指定
(初期値:"前")

buttonImage

カレンダーボタンの画像イメージパスを文字列で指定
絶対パス指定以外の場合、接続アイコンのプロパティで指定されたユーザスクリプトファイルを配置しているフォルダ配下を参照します。ファイルが存在しない場合は、サーバのuserconfigフォルダ配下を参照します。

autoOpen

true:カレンダーを指定された位置に固定表示
false:ボタンアクションによって表示(初期値)

url

リンク部品クリック時に表示するページのURLを指定(初期値:null)
絶対パス指定以外の場合、接続アイコンのプロパティで指定されたユーザスクリプトファイルを配置しているフォルダ配下を参照します。ファイルが存在しない場合は、サーバのuserconfigフォルダ配下を参照します。


JavaScriptを用いて記述した例

var calendar = new WsmgrWidget("calendar1", "calendar");
var option = calendar.getOption();
option.autoOpen = true; // 固定表示

注意

表示中のカレンダー部品には適用されません。


getPosition

部品の表示位置、幅を取得

●呼び出し形式

getPosition()

●パラメータ

ありません


●リターン値

関数呼び出しが成功すると表示位置、幅のオブジェクトを返します。setPositionで表示位置、幅の指定がない場合、または、エラーの場合はnullを返します。


JavaScriptを用いて記述した例

var button1 = new WsmgrWidget("button1", "button");
button1.setPosition(10, 15, 5, 1);
var position = button1.getPosition();
var row = position.row; // 行位置の取得
var col = position.col; // 桁位置の取得
var width = position.width; // 幅の取得
var height = position.height; // 高さの取得

getState

チェックボックス、ラジオボタンの状態を取得

●呼び出し形式

getState([row, column])

●パラメータ

パラメータ

説明

省略時の初期値

row

テーブルの行位置を指定(1~)
テーブル部品の場合のみ有効
※データ部の範囲で指定してください

テーブル部品の場合は省略できません

column

テーブルの列位置を指定(1~)
テーブル部品の場合のみ有効

テーブル部品の場合は省略できません


●リターン値

チェックされている状態の場合はtrueを返します。チェックしていない場合はfalseが返ります。


JavaScriptを用いて記述した例

// チェックボックス
var check1= new WsmgrWidget("check1", "check");
check1.setPosition(10, 15);
check1.getState();

// テーブルのチェックボックス
var table= new WsmgrWidget('table');
table.setPosition(10, 15);
table.addValue([['data1', 'data2', 'data3'],[ '123', '456', '789']]); 
table.setColumnStyle(1, 'check'); // 1列目をチェックボックスに設定
table.bind('click', function (e) {
    var row = e.position.row; 
    var column = e. position.column; 
    if(e.style == 'check' && table.getState(row, column)) {
        // チェック状態の処理
    }
});

getValue

部品の表示文字列を取得

●呼び出し形式

getValue([row, column])

●パラメータ

パラメータ

説明

省略時の初期値

row

テーブルの行位置を指定(1~)
テーブル部品のセルがedit/calendarスタイルの場合に有効
※データ部の範囲で指定してください

テーブル部品のセルデータを取得する場合は省略できません

column

テーブルの列位置を指定(1~)
テーブル部品のセルがedit/calendarスタイルの場合に有効

テーブル部品のセルデータを取得する場合は省略できません


●リターン値

関数呼び出しが成功すると設定されている文字列を返します。設定されていない場合は空文字を返します。


参考

テーブル部品の場合にパラメータをすべて省略した場合は、テーブルデータを返します。


JavaScriptを用いて記述した例

// ボタン
var button1 = new WsmgrWidget("button1", "button");
var text = button1.getValue();

// テーブルのセルに指定
var table = new WsmgrWidget('table'); 
table.addValue([['data1', 'data2', 'data3'],[ '123', '456', '789']]); 
table.setColumnStyle(1, 'calendar'); // 1列目をカレンダースタイルに設定
table.bind('click', function (e) {
    if(e.style == 'calendar') {
        var date = table.getValue(e.position.row, e.position.column);
    }
});

insertItem

リストボックスの表示データを設定します。


●呼び出し形式

insertItem(select, value, checked)

●パラメータ

パラメータ

説明

省略時の初期値

select

リストボックスに表示される値を指定

省略できません

value

リストボックス選択時に取得される値を指定

selectパラメータと同じ値を設定する場合はnullを指定

selectと同じ値

checked

true:選択状態
false:非選択状態

false

参考

複数データにcheckedパラメータ trueを指定した場合は、最後に指定したデータが選択状態になります。


●リターン値

関数呼び出しが成功するとtrueを返します。エラーの場合はfalseを返します。


JavaScriptを用いて記述した例

var select1= new WsmgrWidget("selsect1", "select");
select1.insertItem("項目1", "1");
select1.insertItem("項目2", "2", true);
select1.insertItem("項目3", "3");

setAlign

文字列の表示位置を設定

●呼び出し形式

setAlign(align[, column, header])

●パラメータ

パラメータ

説明

省略時の初期値

align

文字列の表示位置を指定
'auto':自動調整(初期値)
※詳細は自動調整一覧を参照
'left':左寄せ表示
'center':中央寄せ表示
'right':右寄せ表示

テーブル部品の場合は、nullを指定することで初期値が設定されます

'auto'

column

テーブルの列位置を指定(1~)
テーブル部品の場合のみ有効

テーブル部品の場合は省略できません

header

表示位置を設定する部分を指定

true:ヘッダー部に指定
false:データ部に指定(初期値)
テーブル部品の場合のみ有効

false


自動調整一覧

スタイル

説明

button

中央寄せ表示

link

左寄せ表示

calendar

中央寄せ表示(カレンダーボタン表示時)

check

左寄せ表示

radio

左寄せ表示

assist

左寄せ表示

edit

左寄せ表示

label

左寄せ表示

table

ヘッダー部:中央寄せ表示
データ部:数値は右寄せ表示、数値以外は左寄せ表示


●リターン値

関数の呼び出しに成功するとtrueを返します。エラーが発生した場合はfalseを返します。


JavaScriptを用いて記述した例

// ボタン
var button1 = new WsmgrWidget('button');
button1.setAlign('left'); // 表示文字列を左寄せ表示

// テーブル
var table = new WsmgrWidget('table'); 
table.addValue([['data1', 'data2', 'data3'],[ '123', '456', '789']]); 
table.setAlign('left', 1, true); // ヘッダー部の1列目を左寄せ表示
table.setAlign('left', 1, false); // データ部の1列目を左寄せ表示

setColumnStyle

テーブルの列単位にセルの表示スタイルを設定

テーブルの列(データ部)単位にセルの表示スタイルを設定します。


●呼び出し形式

setColumnStyle(column, style[, option, header])

●パラメータ

パラメータ

説明

省略時の初期値

column

テーブルの列を指定(1~)

※データ部の範囲で指定してください

省略できません

style

表示スタイルを指定

'button':ボタン表示
'link':リンクボタン表示
'edit':入力ボックス表示
'radio':ラジオボタン表示
'check':チェックボックス表示
'calendar':入力ボックスにカレンダーを設定して表示
'hide':指定列を非表示

スタイル設定の解除

option

オプションを指定

スタイルがcalendarの場合のみ有効

初期値

header

ヘッダ部に表示スタイルを適用する場合に指定

true:ヘッダ部
false:データ部

false


参考

  • optionパラメータにはgetOptionメソッドで取得した部品オプションが指定できます。
    テーブルのcalendarスタイルではbuttonImage、autoOpenオプションの設定は無効です。

  • radioスタイルを指定したテーブルの列は、グループ名が自動で設定されます。
    自動で設定されるグループ名:WsmgrWidgetオブジェクトのid + 列番号
    例) idがtable1、radioスタイルを2列目に設定した場合、グループ名は'table12'となります。

  • ヘッダ部の表示スタイルをbutton、link以外に指定した場合は、ヘッダのソート機能は無効になります。


●リターン値

関数の呼び出しに成功するとtrueを返します。エラーが発生した場合はfalseを返します。


JavaScriptを用いて記述した例

var table = new WsmgrWidget('table'); 
table.addValue([['data1', 'data2', 'data3'],[ '123', '456', '789']]); 

// linkスタイル
table.setColumnStyle(1, 'link');
table.bind('click', function (e) {
    if(e.style == 'link') {
        // リンクボタンクリック時の処理
        var row = e.position.row; // テーブルの表示行位置
        var column = e.position.column; //テーブルの表示列位置
        var value = e.value; // イベントが発生したテーブルセルの表示文字列
    }
};

// edit、calendarスタイル
table.setColumnStyle(2, 'edit');
table.setColumnStyle(3, 'calendar');
table.bind('change', function (e) {
    if(e.style == 'edit') {
        // 入力内容変更時の処理
    } else if(e.style == 'calendar') {
        // カレンダー選択時または入力内容変更時の処理
        var value = e.value; // イベントが発生したcalendarスタイルの選択した日付文字列
        // 選択された日付の区切りを  yyyy/mm/dd から yyyy-mm-dd に変換する
        value = value.replace(/[\/]/g, '-');
    }
});
// 1列目のヘッダ部にボタンスタイルを適用
table.setColumnStyle(1, 'button', true);

setGroup

ラジオボタンのグループ名を設定します。


●呼び出し形式

setGroup(name[, column])

●パラメータ

パラメータ

説明

省略時の初期値

name

任意のグループ名

設定した値をクリア

テーブル部品の場合はnullを指定することでクリアされます

column

グループ名を設定するテーブルの列位置を指定(1~)
テーブル部品の場合のみ有効

テーブル部品の場合は省略できません


●リターン値

関数の呼び出しに成功するとtrueを返します。エラーが発生した場合はfalseを返します。


JavaScriptを用いて記述した例

// ラジオボタン
var radio1 = new WsmgrWidget("radio1", "radio");
radio1.setGroup("グループ1");

// テーブルのラジオボタン
var table = new WsmgrWidget('table'); 
table.addValue([['data1', 'data2', 'data3'],[ '123', '456', '789']]);
table.setColumnStyle(1, 'radio'); // 1列目をラジオボタンに設定
table.setGroup('テーブルグループ1', 1);

setOption

部品オプションを設定

●呼び出し形式

setOption(option)

●パラメータ

パラメータ

説明

省略時の初期値

option

部品の表示オプションをオブジェクトで指定
初期値および設定可能なオプションについてはgetOptionを参照

初期設定で表示


●リターン値

関数の呼び出しに成功した場合はtrueを返します。エラーの場合はfalseを返します。


JavaScriptを用いて記述した例

var calendar1 = new WsmgrWidget("calendar1", "calendar");
calendar1.setOption({ showOtherMonths: true,   // 各月の空いているスペースに前月、次月の日を表示
                      selectOtherMonths: true, // 空いているスペースに表示した日を選択可能とする
                      minDate: "-7d",  // 7日前まで選択可能とする
                      maxDate: "+7d"   // 7日後まで選択可能とする
});

setPosition

エミュレータ画面上の表示位置、幅を指定

●呼び出し形式

setPosition(row, col, width, height)

●パラメータ

パラメータ

説明

省略時の初期値

row

部品の左上位置のエミュレータの「行」を指定(1.0~)
テーブル部品の場合のみ以下の指定が可能
-1:ブラウザの上端が開始行位置

省略できません

col

部品の左上位置のエミュレータの「桁」を指定(1.0~)
テーブル部品の場合のみ以下の指定が可能
-1:ブラウザの左端が開始桁位置

省略できません

width

部品の表示幅を「文字」単位で指定(0.1~)
テーブル部品の場合のみ以下の指定が可能
-1:ブラウザの右端まで表示

省略できません

height

部品の表示する高さを「文字」単位で指定(0.1~)
テーブル部品の場合のみ以下の指定が可能
-1:ブラウザの下端まで表示

省略できません


参考

スタイルがCalendarでオプションのautoOpenフラグがtrueの場合は、カレンダーの表示領域サイズになります。falseの場合は、ボタンの大きさを指定します。


●リターン値

関数呼び出しが成功するとtrueを返します。エラーの場合はfalseを返します。


JavaScriptを用いて記述した例

// ボタン
var button1 = new WsmgrWidget("button1", "button");
button1.setPosition(10, 15, 5, 1); 

// テーブル
var table = new WsmgrWidget('table'); 
table.addValue([['data1', 'data2', 'data3'],[ '123', '456', '789']]); 
table.setPosition(12, 1, -1, -1);

setState

チェックボックス、ラジオボタンの状態を設定

●呼び出し形式

setState(checked[, row, column])

●パラメータ

パラメータ

説明

省略時の初期値

checked

true:選択状態
false:非選択状態

false
テーブル部品の場合は省略できません

row

テーブルの行位置を指定(1~)
テーブル部品の場合のみ有効
※データ部の範囲で指定してください

テーブル部品の場合は省略できません

column

テーブルの列位置を指定(1~)
テーブル部品の場合のみ有効

テーブル部品の場合は省略できません


●リターン値

関数呼び出しが成功するとtrueを返します。エラーの場合はfalseを返します。


JavaScriptを用いて記述した例

// チェックボックス
var check1= new WsmgrWidget("check1", "check");
check1.setPosition(10, 15);
check1.setState(true);

// テーブルのチェックボックス
var table = new WsmgrWidget('table');
table.addValue([['data1', 'data2', 'data3'],[ '123', '456', '789']]); 
table.setColumnStyle(1, 'check'); // 1列目をチェックボックスに設定
table.setState(true, 1, 2); // 1行2列目をチェック状態に設定

setStyle

部品の表示スタイルを指定

部品の表示スタイルを指定します。


●呼び出し形式

setStyle(styleOption)

●パラメータ

パラメータ

説明

省略時の初期値

styleOption

部品の表示オプションをオブジェクトで指定
初期値および設定可能なオプションについてはスタイルオプションを参照

初期値で表示


スタイルオプション

スタイル

設定値

'sticky'

部品を常に表示するかどうかを指定
true:常に表示
false:エミュレータの画面更新時(screen.eventのbyHost値がtrueの場合)に部品を削除します。(初期値)

'visible'

部品の初期表示状態を指定
true:配置(view.addWidget)時に部品を表示します。(初期値)
false:配置時に部品を非表示にします。

'font-color'

部品の表示フォントカラーを指定
指定なし:配置する位置のフィールドカラーで表示(初期値)
指定あり:指定された色で表示

'font-size'

部品の表示フォントサイズを指定
指定なし:エミュレータのフォントサイズで表示(初期値)
数値:指定された数値(単位:%)で表示

'hasHeader'

テーブル部品のヘッダー表示を指定
true:テーブルデータの1行目をヘッダー部として表示(初期値)
false:すべてデータ部として表示

'multiline'

エディット部品を複数行表示するかを指定
true:複数行表示
false:単一行表示(初期値)

'disabled'

部品の有効化/無効化を指定
true:部品を使用、選択不可能に設定します。
false:部品を使用、選択可能に設定します(初期値)
本スタイルは以下の部品のみ指定できます。
ボタン部品、カレンダー部品、チェックボックス部品、ラジオボタン部品、リストボックス部品、エディット部品

'sortable'

テーブル部品のヘッダーでソート機能を有効/無効を指定
true:ソート機能有効(初期値)
false:ソート機能無効


●リターン値

関数呼び出しが成功するとtrueを返します。エラーの場合はfalseを返します。


JavaScriptを用いて記述した例

// チェックボックス
var button = new WsmgrWidget("button");
var option = {
    'sticky' : true, // 部品を常に表示
    'font-color' : 'blue', // 文字列に青を指定
    'font-size' : 80, // フォントサイズを80%で表示
    'disabled' :  true // 部品を無効化
}
button.setStyle(option);

setValue

部品に設定する文字列を指定

●呼び出し形式

setValue(value[, row, column])

●パラメータ

パラメータ

説明

省略時の初期値

value

部品に文字列を設定
button部品:ボタン表示文字列
link部品:リンク設定文字列
check/radio部品:ボタンの右側に表示する文字列
calendar部品:カレンダーボタン表示文字列
assist部品:入力ボックス表示文字列
edit部品:入力ボックス表示文字列
label部品:ラベル表示文字列
table部品:テーブルに表示するデータ(配列/2次元配列)
テーブル部品の列がedit/calendarスタイル:セルに表示する文字列

空文字("")

テーブル部品の場合はテーブルデータを消去

row

テーブルの行位置を指定(1~)
テーブル部品の場合のみ有効
※データ部の範囲で指定してください

テーブル部品のセルに指定する場合は省略できません

column

テーブルの列位置を指定(1~)
テーブル部品の場合のみ有効

テーブル部品のセルに指定する場合は省略できません


●リターン値

関数呼び出しが成功するとtrueを返します。エラーの場合はfalseを返します。


JavaScriptを用いて記述した例

// ボタン
var button1 = new WsmgrWidget("button1", "button");
button1.setValue("[ENTER]"); 

// テーブルのセルに指定
var table = new WsmgrWidget('table'); 
table.addValue([['data1', 'data2', 'data3'],[ '123', '456', '789']]); 
table.setColumnStyle(1, 'edit'); // 1列目を入力ボックスに設定
table.setValue('000', 1, 2); // 1行2列目の内容を変更

参考

テーブル部品の表示中に本メソッドを使用して新しいテーブルデータを設定した場合、テーブルセルに設定した値は初期値に戻ります。