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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L50
FUJITSU Software

32.4.11 document/Documentオブジェクト

エミュレータ画面を示すオブジェクトです。

メソッド名

機能

JavaScript

VB/C#

forward

Forward

ユーザページ、エミュレータページ画面の表示

load

-

外部JavaScriptの読み込み


forward/Forward

ユーザページ、エミュレータ画面の表示

クライアントスクリプト(JavaScript)から呼び出すとエミュレータ画面からサーバスクリプトが定義されたユーザページへ遷移します。サーバスクリプト(VB/C#)から呼び出すとユーザページからエミュレータ画面へ遷移します。これによりクライアントスクリプトとサーバスクリプト間を行き来することができます。


●呼び出し形式

forward(url)
Forward(Url, Server, Context)

●パラメータ

パラメータ

説明

省略時の初期値

JavaScript

VB/C#

url

Url

遷移先のページを指定

省略できません

-

Server

アプリケーションで保持しているSystem.Web.HttpServerUtiltyのPage.Serverを指定

省略できません

-

Context

アプリケーションで保持しているSystem.Web.HttpContextのPage.Contextを指定

省略できません


注意

サーバスクリプトでForward関数を使用する場合は、aspxファイルにForward関数の呼び出しを記述する必要があります。また、aspxファイルはWSMGR for Webのインストールフォルダのwsmgrweb\wwwroot配下に置いてください。


●リターン値

関数の呼び出しに成功するとtrueを返します。エラーが発生した場合は、falseを返します。エラーの詳細は、getErrorメソッドにより取得できます。


●JavaScriptを用いて記述した例

var dspemu = new WsmgrDspemu();  // インスタンスの作成

dspemu.document.forward("/wsmgrweb/server.aspx");  // 指定されたページへ遷移

load

外部JavaScriptの読み込み

クライアントスクリプト(ユーザスクリプトファイル)に記述されたJavaSscriptをエミュレータページに読み込みます。


●呼び出し形式

load(name, charset)

●パラメータ

パラメータ

説明

省略時の初期値

name

エミュレータページで読み込むJavaScriptライブラリ名を指定
絶対パス指定以外の場合、接続アイコンのプロパティで指定されたユーザスクリプトファイルを配置しているフォルダ配下を参照します。ファイルが存在しない場合は、サーバのuserconfigフォルダ配下を参照します。

省略できません

charset

Nameで指定したJavaScriptの文字コードを指定

UTF-8


●リターン値

関数の呼び出しに成功するとtrueを返します。エラーが発生した場合は、falseを返します。エラーの詳細は、getErrorメソッドにより取得できます。


●JavaScriptを用いて記述した例

var dspemu = new WsmgrDspemu();  // インスタンスの作成

dspemu.document.load("pfd/pfd.js");  // wsmgrweb/userconfig/pfdフォルダ内のpfd.jsをロード

dspemu.document.load("http://www.example.com/wsmgrweb/scripts/gyoumu1.js"); // wsmgrweb/scriptsフォルダ内のgyoumu1.jsをロード

注意

  • loadメソッドはUserScript.jsのロード時に呼び出されるよう定義してください。

  • loadメソッドで読み込んだJavaScriptライブラリに記載されている関数を各イベントのコールバック関数に指定する場合は、クライアントスクリプトに記載されているイベントのコールバック関数内で呼び出してください。