ページの先頭行へ戻る
WSMGR for Web V7.2 使用手引書L50
FUJITSU Software

29.2.13 ディスプレイ端末の画面サイズ・カーソル位置

ディスプレイLUがアクティブな状態にある場合、ディスプレイ端末の画面サイズとカーソル位置はプロパティに格納されます。
アプリケーションはプロパティを参照することにより、ディスプレイ端末の画面サイズと現在のカーソル位置を確認することができます。
ディスプレイ端末の画面サイズは、キー入力・CRTインタフェースのメソッドでの位置指定、範囲指定の有効範囲として扱われ、1行・1桁目を起点とします。
カーソル位置は、キー入力メソッドでの入力開始位置となります。


■画面サイズ・行、桁DspemuRowDspemuColumnプロパティ

構文

object. DspemuRow

object. DspemuColumn

データ型

整数

アクセス方法

参照(ディスプレイLU表示中の間有効)

初期値

0

対象エミュレータ

ディスプレイ端末の画面サイズを行・桁で表します。


この値はキー入力・CRTインタフェースのメソッドでの、位置指定、範囲指定の有効範囲として扱われ、1行・1桁目を起点とします。


■カーソル位置・行、桁CursorPosRowCursorPosColumnプロパティ

構文

object. CursorPosRow

object. CursorPosColumn

データ型

整数

アクセス方法

参照(ディスプレイLU表示中の間有効)

初期値

0

対象エミュレータ

現在のカーソル位置を行・桁で表します。


この値はキー入力メソッドでの入力開始位置となります。
カーソル位置は「SetCursorPos(カーソル位置指定)」メソッドによりアプリケーションから変更することができます。


■カーソル位置指定SetCursorPosメソッド

構文

object. SetCursorPos ( row,column )

引数

引数は次のものです。

項目

内容

row

整数

カーソル移動先の行位置を指定します。

column

整数

カーソル移動先の桁位置を指定します。

二重発行動作

なし

復帰値

0:正常/その他の値:異常

対象エミュレータ

ディスプレイ端末のカーソルを任意の位置へ移動します。
メソッド発行時に「キー入力可能」状態でない場合、メソッドは失敗します。