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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L50
FUJITSU Software

29.2.8 通信状態通知/待機

エミュレータの状態表示行に表示されるホストとの通信状態や、エミュレータ動作状態をプロパティに格納します。
アプリケーションはプロパティを参照することにより、現在の通信状態、エミュレータ動作状態を確認することができます。
また、通信状態の「システム状態」、「入力禁止状態」、「通信エラー状態」、「プリンタ状態」に関しては、状態待機用のメソッドを提供します。


状態表示行の構成、情報はエミュレータ種別ごとに異なるため、通信状態を格納するために使用するプロパティや、プロパティへ格納する値もエミュレータ種別ごとに異なります。


通信状態を表すプロパティは次のエミュレータ種別で使用します。

では、次のプロパティを使用します。

SystemConnection,InpStatus,CommuError,CommuErrorCode,ShiftCurrentField,ShiftInsertFlag,PrinterStatus,PrinterDeviceNum

では、次のプロパティを使用します。

SystemConnection,CommuError,CommuErrorCode,OutputDeviceType,DeviceStatus

では、次のプロパティを使用します。

SystemConnection,CommuError,CommuErrorCode,OutputDeviceType,DeviceStatus

では、次のプロパティを使用します。

SystemConnection,InpStatus,CommuError,CommuErrorCode,Shift
CurrentField,ShiftInsertFlag,ShiftGrCursorFlag,PrinterStatus,
PrinterDeviceNum,CurrentAttrChar,CurrentAttrExChar,CurrentAttrColor,
CurrentAttrExColor

では、次のプロパティを使用します。

SystemConnection,CommuError,CommuErrorCode,OutputDeviceType,
OutputDeviceType1,OutputDeviceType2,OutputDeviceType3,DeviceStatus,
DeviceStatus1,DeviceStatus2,DeviceStatus3

プロパティへ格納する値の違いに関しては、以降の各プロパティの項に記述します。
また、エミュレータの状態表示行に表示される通信状態の詳細な意味、コードについては各エミュレータの使用手引書を参照してください。


■システム状態SystemConnectionプロパティ

構文

object. SystemConnection

データ型

整数

アクセス方法

参照(ホスト接続中の間有効)

初期値

0:CX_SYS_NOTREADY

対象エミュレータ

エミュレータのシステム状態を表します。
値は参照のみ可能です。
システム状態の変化は「WaitStatus(通信状態の待機)」メソッドにより待機でき、値はメソッドでも使用されます。

では「SystemConnection」に次の値が格納されます。

状態

状態表示行の表示

定義名

未接続

  

CX_SYS_NOTREADY

0

エミュレータ動作可

R

CX_SYS_READY

1

ホストと接続中

R

RA

CX_SYS_BSC_CONNECT

2


では「SystemConnection」に次の値が格納されます。

状態

状態表示行の表示

定義名

未接続

  

CX_SYS_NOTREADY

0

エミュレータ動作可

M

CX_SYS_READY

1

ホストと接続中

M

MA

CX_SYS_BSC_CONNECT

2

HDLC接続(未サポート)

MB

CX_SYS_HDLC

3

LOGON/LOGOFF不可

MA

CX_SYS_HDLC_CONNECT_NL

4

LOGON/LOGOFF可

MA

CX_SYS_HDLC_CONNECT

5


■入力禁止状態InpStatusプロパティ

構文

object. InpStatus

データ型

整数

アクセス方法

参照(ホスト接続中の間有効)

初期値

0:CX_INPCOM_UNLOCK

対象エミュレータ

入力禁止状態を表します。
値は参照のみ可能であり、ホスト接続中の間有効です。


入力禁止状態の変化は「WaitStatus(通信状態の待機)」メソッドにより待機でき、値はメソッドでも使用されます。


では「InpStatus」に次の値が格納されます。

状態

状態表示行の表示

定義名

キー入力可

  

CX_INPCOM_UNLOCK

0

キーボードロック

処理中

CX_INPCOM_LOCK

1

※解除不可

キーボードロック

CX_INPCOM_LOCKKEY

2※

不正入力
※RESETキーで解除可

無効な入力です

CX_INPCOM_INVINPUT

3

無効な機能です

CX_INPCOM_INVFUNC

4

フィールドオーバー

CX_INPCOM_FIELDOVER

5

入力不可能位置

CX_INPCOM_INVPOS

6

数字のみ入力可能

CX_INPCOM_NUMONLY

8

全桁入力して下さい

CX_INPCOM_SHORTCOLUMN

9

入力もれがあります

CX_INPCOM_SHORTINPUT

10

入力誤りです

CX_INPCOM_MISSINPUT

11

指定誤りです

CX_INPCOM_MISSSPECIFY

12

※”キーボードロック”(CX_INPCOM_LOCKKEY)はWSMGR for Webでは未サポートです。


では「InpStatus」に次の値が格納されます。

状態

状態表示行の表示

定義名

キー入力可

  

CX_INPCOM_UNLOCK

0

キーボードロック
※解除不可

CX_INPCOM_LOCK

1

SYSTEM

CX_INPCOM_LOCKKEY

2

不正入力
※RESETキーで解除可

?+

CX_INPCOM_INVINPUT

3

-f

CX_INPCOM_INVFUNC

4

CX_INPCOM_FIELDOVER

5

CX_INPCOM_INVPOS

6

-s

CX_INPCOM_INVCODE

7※

NUM

CX_INPCOM_NUMONLY

8

※”-s”(CX_INPCOM_INVCODE)はWSMGR for Webでは未サポートです。


■通信エラー状態CommuErrorプロパティ

構文

object. CommuError

データ型

整数

アクセス方法

参照(ホスト接続中の間有効)

初期値

0:CX_COMMU_NORMAL

対象エミュレータ

通信エラー状態を表します。
値は参照のみ可能であり、ホスト接続中の間有効です。


通信エラー状態の変化は「WaitStatus(通信状態の待機)」メソッドにより待機でき、値はメソッドでも使用されます。


「CommuError」プロパティが詳細コードを持つ状態の場合には、「CommuErrorCode(通信エラーコード)」プロパティに詳細コードを格納します。


では「CommuError」に次の値が格納されます。

状態

状態表示行の表示

定義名

エラーなし

  

CX_COMMU_NORMAL

0

通信エラー
※RESETキーで解除可
※詳細コードあり

プログラムエラーnn

CX_COMMU_ERRPROG

1

通信エラー nn

CX_COMMU_ERRCOMMU

2

ネットワークエラーnn

CX_COMMU_ERRNET

3

コールエラー nnnn

CX_COMMU_ERRCALL

4

不正印刷指示
※RESETキーで解除可
※DEVICE CANCELキーで解除可

プリンタが未定義

CX_COMMU_PRTNODEVICE

5

プリンタは印刷中

CX_COMMU_PRTPRINTING

6

プリンタは使用中

CX_COMMU_PRTUSING

7

印刷できない状態

CX_COMMU_PRTNOTPRINT

8

通信エラー
※解除不可
※詳細コードあり

通信エラー nn

CX_COMMU_COMMUERROR

9※

ディスプレイ装置に異常

¨装置nn

CX_COMMU_INVDSP

12

では「CommuError」に次の値が格納されます。

状態

状態表示行の表示

定義名

エラーなし

  

CX_COMMU_NORMAL

0

通信エラー
※RESETキーで解除可
※詳細コードあり

PROGnnn

CX_COMMU_ERRPROG

1

nn

CX_COMMU_ERRCOMMU

2

Cnn

CX_COMMU_ERRNET

3

Nnnnn

CX_COMMU_ERRCALL

4

不正印刷指示
※RESETキーで解除可
※DEVICE CANCELキーで解除可

CX_COMMU_PRTPRINTING

6

CX_COMMU_PRTUSING

7

CX_COMMU_PRTNOTPRINT

8

通信エラー
※解除不可
※詳細コードあり

nn

CX_COMMU_COMMUERROR

9※

では「CommuError」に次の値が格納されます。

状態

状態表示行の表示

定義名

エラーなし

  

CX_COMMU_NORMAL

0

通信エラー
※解除不可
※詳細コードあり

通信エラー nn

CX_COMMU_COMMUERROR

9※

受信したホストデータに異常あり
※解除不可

受信エラー(op)

CX_COMMU_OPECHECK

10

未サポートコマンド、データタイプ受信
※解除不可

受信エラー(us)

CX_COMMU_UNSUPPORT

11

※”通信エラー nn“(CX_COMMU_COMMUERROR)は WSMGR for Webでは未サポートです。


■通信エラーコードCommuErrorCodeプロパティ

構文

object. CommuErrorCode

データ型

整数

アクセス方法

参照(ホスト接続中の間有効)

初期値

0

対象エミュレータ

通信エラー状態の詳細コードを表します。
値は参照のみ可能であり、ホスト接続中の間有効です。


「CommuError(通信エラー状態)」プロパティが詳細コードを持つ状態の場合に、「CommuErrorCode」プロパティに詳細コードを格納します。
詳細コードはエミュレータの状態表示行に表示されるものと同様の数値となります。


■シフト/モード:カーソル位置フィールド状態 ShiftCurrentFieldプロパティ

構文

object. ShiftCurrentField

データ型

整数

アクセス方法

参照(ホスト接続中の間有効)

初期値

0:CX_CURRENT_OTHER

対象エミュレータ

現在のカーソル位置に関連した入力シフト状態を表します。
値は参照のみ可能であり、ホスト接続中の間有効です。


では「ShiftCurrentField」に次の値が格納されます。

状態

状態表示行の表示

定義名

その他のフィールド

  

CX_CURRENT_OTHER

0

カナフィールド

カナ

CX_CURRENT_KANA

1

日本語フィールド

日本語

CX_CURRENT_NIHONGO

2

数字フィールド

数字

CX_CURRENT_NUM

3

では「ShiftCurrentField」に次の値が格納されます。

状態

状態表示行の表示

定義名

その他のフィールド

  

CX_CURRENT_OTHER

0

数字フィールド

NUM NUM 混数

CX_CURRENT_NUM

3


■シフト/モード:挿入状態フラグShiftInsertFlagプロパティ

構文

object. ShiftInsertFlag

データ型

整数 (TRUE/FALSE)

アクセス方法

参照 (ホスト接続中の間有効)

初期値

FALSE

対象エミュレータ

現在の挿入モードを表します。
値は参照のみ可能であり、ホスト接続中の間有効です。


では「ShiftInsertFlag」に次の値が格納されます。

状態

状態表示行の表示

挿入OFF

  

FALSE

挿入ON

挿入

TRUE

では「ShiftInsertFlag」に次の値が格納されます。

状態

状態表示行の表示

挿入OFF

  

FALSE

挿入ON

TRUE


■シフト/モード:グラフカーソル状態フラグShiftGrCursorFlagプロパティ

構文

object. ShiftGrCursorFlag

データ型

整数(TRUE/FALSE

アクセス方法

参照(ホスト接続中の間有効)

初期値

FALSE

対象エミュレータ

現在のグラフカーソル使用状態を表します。
値は参照のみ可能であり、ホスト接続中の間有効です。


「ShiftGrCursorFlag」に次の値が格納されます。

状態

状態表示行の表示

グラフカーソル
使用不可

  

FALSE

グラフカーソル
使用可

+ cr

TRUE


■プリンタ状態PrinterStatusプロパティ

構文

object. PrinterStatus

データ型

整数

アクセス方法

参照(ホスト接続中の間有効)

初期値

0:CX_PRNSTAT_NODEVICE

対象エミュレータ

ディスプレイ端末が使用するローカルコピー先プリンタ端末状態を表します。
値は参照のみ可能であり、ホスト接続中の間有効です。


プリンタ状態には、「PrinterStatus」プロパティと合わせて、「PrinterDeviceNum(プリンタデバイス番号)」プロパティがあり、「PrinterDeviceNum(プリンタデバイス番号)」にはプリンタデバイス番号が格納されます。
状態変更タイミングは「WaitStatus(通信状態待機メソッド)」により待機できます。


では「PrinterStatus」に次の値が格納されます。

状態

状態表示行の表示

定義名

プリンタデバイス無

  

CX_PRNSTAT_NODEVICE

0

印刷可(全画面)

nn

CX_PRNSTAT_READY

1

印刷可(非保護のみ)

nnU

CX_PRNSTAT_READY_U

2

ローカルコピー中

nn

CX_PRNSTAT_PRINTING

3

ローカルコピー異常

nn

CX_PRNSTAT_ERROR

4

では「PrinterStatus」に次の値が格納されます。

状態

エミュレータ
状態表示行の表示

定義名

プリンタデバイス無

  

CX_PRNSTAT_NODEVICE

0

印刷可(全画面)

nn

CX_PRNSTAT_READY

1

印刷可(非保護のみ)

nnU

CX_PRNSTAT_READY_U

2

ローカルコピー中

nn

CX_PRNSTAT_PRINTING

3

ローカルコピー異常

nn

CX_PRNSTAT_ERROR

4

■プリンタデバイス番号PrinterDeviceNumプロパティ

構文

object. PrinterDeviceNum

データ型

整数

アクセス方法

参照(ホスト接続中であり、「PrinterStatus(プリンタ状態)」プロパティが「CX_PRNSTAT_NODEVICE(プリンタデバイスなし)」以外の場合に有効)

初期値

0

対象エミュレータ

ディスプレイ端末が使用するローカルコピー先プリンタ端末のデバイス番号が格納されます。
値は参照のみ可能であり、ホスト接続中であり、「PrinterStatus(プリンタ状態)」プロパティが「CX_PRNSTAT_NODEVICE(プリンタデバイスなし)」以外の場合に有効です。


■出力デバイス種別OutputDeviceType13プロパティ

構文

object. OutputDeviceType

object. OutputDeviceType13

データ型

整数

アクセス方法

参照(ホスト接続中の間有効)

初期値

0

対象エミュレータ

プリンタ端末が出力先として指定しているデバイスの種別を表します。
値は参照のみ可能であり、ホスト接続中の間有効です。
6685プリンタ端末、LBPサポート端末は「OutputDeviceType」プロパティのみを使用します。
3270プリンタ端末は、「OutputDeviceType」プロパティが“デフォルト”のデバイス種別に相当し、「OutputDeviceType1~3」プロパティがそれぞれ“トレイ1”~“トレイ3”のデバイス種別を表します。


「OutputDeviceType、1~3」には次の値が格納されます。

状態

状態表示行の表示

定義名

出力デバイス未設定

未接続

CX_DEVTYPE_NODEVICE

0

プリンタ出力

プリンタ

CX_DEVTYPE_PRINTER

1

ファイル出力

ファイル

CX_DEVTYPE_FILE

2


■出力デバイス状態DeviceStatus13プロパティ

構文

object. DeviceStatus

object. DeviceStatus13

データ型

整数

アクセス方法

参照(ホスト接続中の間有効)

初期値

0: CX_DEVSTAT_NOTREADY

対象エミュレータ

プリンタ端末が出力先として指定しているデバイスの状態を表します。
値は参照のみ可能であり、ホスト接続中の間有効です。
6685プリンタ端末、LBPサポート端末は「DeviceStatus」プロパティのみを使用します。


3270プリンタ端末は、「DeviceStatus」プロパティが“デフォルト”のデバイス種別に相当し、「DeviceStatus1~3」プロパティがそれぞれ“トレイ1”~“トレイ3”のデバイス状態を表します。


「DeviceStatus、1~3」には次の値が格納されます。

状態

状態表示行の表示

定義名

出力不可

印刷不可

出力不可

CX_DEVSTAT_NOTREADY

0

出力可

印刷可

出力可

CX_DEVSTAT_READY

1

出力中

印刷中

出力中

CX_DEVSTAT_OUTPUT

2


■カーソル位置属性:文字属性CurrentAttrCharプロパティ

構文

object. CurrentAttrChar

データ型

整数

アクセス方法

参照(ホスト接続中の間有効)

初期値

0: CX_CURRENTCHAR_NOOP

対象エミュレータ

現在カーソル位置の文字属性を表します。
値は参照のみ可能であり、ホスト接続中の間有効です。


「CurrentAttrChar」には次の値が格納されます。

状態

状態表示行の表示

定義名

操作不可

  

CX_CURRENTCHAR_NOOP

0

基本属性が指定
※拡張強調表示指定可

CX_CURRENTCHAR_NORM

1

反転表示が指定

CX_CURRENTCHAR_REVERS

2

下線表示が指定

CX_CURRENTCHAR_ULINE

3

明減表示が指定

CX_CURRENTCHAR_BLINK

4


■カーソル位置属性:拡張強調表示属性CurrentAttrExCharプロパティ

構文

object. CurrentAttrExChar

データ型

整数

アクセス方法

参照(ホスト接続中の間有効)

初期値

0: CX_CURRENTEXCHAR_NOOP

対象エミュレータ

現在カーソル位置の拡張強調表示属性を表します。
値は参照のみ可能であり、ホスト接続中の間有効です。


「CurrentAttrExChar」には次の値が格納されます。

状態

状態表示行の表示

定義名

操作不可

  

CX_CURRENTEXCHAR_NOOP

0

1)拡張強調表示操作可
2)オペレータによるフィールド継承選択

CX_CURRENTEXCHAR_FIELD

1

オペレータにより拡張強調表示の指定あり

CX_CURRENTEXCHAR_OPE

2


■カーソル位置属性:文字色属性CurrentAttrColorプロパティ

構文

object. CurrentAttrColor

データ型

整数

アクセス方法

参照(ホスト接続中の間有効)

初期値

0: CX_CURRENTCOLOR_OMIT

対象エミュレータ

現在カーソル位置の文字色属性を表します。
値は参照のみ可能であり、ホスト接続中の間有効です。


「CurrentAttrColor」には次の値が格納されます。

状態

状態表示行の表示

定義名

省略

CX_CURRENTCOLOR_OMIT

0

CX_CURRENTCOLOR_BLUE

1

CX_CURRENTCOLOR_RED

2

ピンク

CX_CURRENTCOLOR_PINK

3

CX_CURRENTCOLOR_GREEN

4

空色

CX_CURRENTCOLOR_SBLUE

5

黄色

CX_CURRENTCOLOR_YELLOW

6

CX_CURRENTCOLOR_WHITE

7


■カーソル位置属性:拡張カラー属性CurrentAttrExColorプロパティ

構文

object. CurrentAttrExColor

データ型

整数

アクセス方法

参照(ホスト接続中の間有効)

初期値

0: CX_CURRENTEXCOLOR_NOOP

対象エミュレータ

現在カーソル位置の拡張カラー属性を表します。
値は参照のみ可能であり、ホスト接続中の間有効です。


「CurrentAttrExColor」には次の値が格納されます。

状態

状態表示行の表示

定義名

操作不可

  

CX_CURRENTEXCOLOR_NOOP

0

1)拡張カラー操作可
2)オペレータによるフィールド継承選択

CX_CURRENTEXCOLOR_FIELD

1

オペレータにより拡張カラーの指定あり

CX_CURRENTEXCOLOR_OPE

2


■通信状態の待機WaitStatusメソッド

構文

object. WaitStatus ( category,status [,time] )

引数

引数は次のものです。

項目

内容

Category

整数

待機する通信状態の種別を指定します。

Status

整数

引数「category(通信状態の種別)」に対応した種別で、待機する通信状態を指定します。

Time

整数

待機時間(秒単位)を-1、0~65535の範囲で指定します。省略可能です。

二重発行動作

キャンセル

復帰値

0:正常/その他の値:異常

対象エミュレータ

アクティブなLUで、引数により指定する通信状態を待機します。
待機している通信状態を確認するか、待機時間を超えた時点でメソッドの処理は完了します。


「category」への指定値はエミュレータ種別ごとに以下の値となります。

意味

定義名

システム状態

CX_STAT_SYSTEM

1

入力禁止状態

CX_STAT_INPERR

2

  

  

  

通信エラー状態

CX_STAT_COMERR

4

プリンタ状態

CX_STAT_PRINT

8

  

  

  

「status」への指定値は、次の各プロパティの値と同様です。
「SystemConnection(システム状態)」
「InpStatus(入力禁止状態)」
「CommuError(通信エラー状態)」
「PrinterStatus(プリンタ状態)」


「time」へ-1を指定した場合には無限待ちします。
「time」へ0を指定した場合にはメソッド発行時の通信状態を確認して即時復帰します。
「time」の指定省略時には0が指定されたものとします。


待機していた通信状態種別が「CX_STAT_COMERR(通信エラー状態)」であり、通信状態に詳細コードを持つ場合には、状態を表す詳細コードが存在します。
詳細コードについては「CommuErrorCode(通信エラーコード)」プロパティを参照することにより確認できます(ただし、「CommuErrorCode(通信エラーコード)」プロパティは現在の通信状態を表すプロパティであるため、通信状態が連続的に変化する様な場合には、待機していた状態と、「CommuErrorCode(通信エラーコード)」プロパティの値が合わなくなる可能性があります)。

注意

LU切り替え操作により待機状態となった場合も、メソッドは正常終了します。