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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L50
FUJITSU Software

29.1.5 エミュレータの起動

OLEオートメーションを使用してエミュレータを使用するには未起動のエミュレータを新規起動する方法と起動中のエミュレータに乗り入れる方法があります。


■新規起動時の動作

新規起動時は、エミュレータはアプリケーションと同一プロセス空間で動作します。
複数エミュレータを起動したい場合は、OLEオートメーションオブジェクトを複数作成する必要があります。


単一起動の場合


複数起動の場合(各エミュレータ画面は別画面で動作します)

OLEオートメーションを使用して新規起動したエミュレータの終了権はアプリケーションが持ちます。
エミュレータの終了操作(メニューからの終了や終了キー等)は無効となります。
OLEオートメーションのCloseメソッドを使用して終了してください。


■乗り入れ起動時の動作

起動中のエミュレータへの乗り入れ制御を行います。
アプリケーションとエミュレータは別プロセス空間で動作します。

OLEオートメーションを使用して乗り入れた起動中のエミュレータの終了権はエミュレータが持ちます。
乗り入れ中にエミュレータを終了した場合はアプリケーションに強制終了が通知され、Closeメソッドを呼び出した場合と同様に、エミュレータと切り離されます。