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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L50
FUJITSU Software

27.1.2 設定(一時変更)

ホスト起動ファイル転送の、コード変換に関する設定と、受信ファイルの上書き制御に関する設定は、ディスプレイエミュレータ動作中に一時的に変更することができます。

一時変更操作は以下の手順で行います。

  1. エミュレータの[ファイル転送]メニューから[ホスト起動ファイル転送]の[設定]を選択します。
    [ホスト起動ファイル転送設定]ダイアログが表示されます。

  2. 各項目を設定します。

    コード変換テーブル:

    ホストからコード変換を行うことが指示された場合に、EBCDICコード、漢字コードそれぞれのコード変換で使用する変換テーブルの種類を指定します。

    EBCDICコード

    デフォルト:
    ディスプレイで指定しているコード変換テーブルを使用します。
    EBCDICカナ無し:
    EBCDICカナ無しのコード変換テーブルを使用します。
    EBCDICカナ有り:
    EBCDICカナ有りのコード変換テーブルを使用します。
    ユーザ定義:
    ユーザが作成したコード変換テーブルを使用します。ユーザ定義を選択した場合には、コード変換テーブルファイル名を右側の入力領域に入力します。[参照]をクリックするとファイルを選択できます。(→「28.2 コード変換テーブルの編集」参照)

    漢字コード:

    デフォルト:
    デフォルトのコード変換テーブルを使用します。
    ユーザ定義:
    ユーザが作成したコード変換テーブルを使用します。ユーザ定義を選択した場合には、コード変換テーブルファイル名を右側の入力領域に入力します。[参照]をクリックするとファイルを選択できます。(→「28.2 コード変換テーブルの編集」参照)

    受信時に端末側に同名ファイルが存在した場合:

    ホストから端末へのファイル転送を行う場合に端末上に同じ名前のファイルが存在した場合の制御を指定します。

    上書き:

    既存のファイルを破棄して転送したファイルを保存します。

    追加:

    既存のファイルの後ろに転送したファイルを結合します。

    確認メッセージの表示:

    [上書き]、[追加]、[キャンセル](ファイル転送の中断)が選択可能な確認メッセージを表示します。

  3. [適用]をクリックすると変更内容が反映されます。[OK]をクリックすると変更内容を反映してダイアログを終了します。

参考

一時変更を中止するには[キャンセル]をクリックします。
一時変更はファイル転送ユーティリティで作成した転送設定ファイルで、エミュレータによる設定が禁止されている場合は操作できません。
一時変更の内容は次のホスト起動ファイル転送から、ディスプレイセッションを切断するまで有効です。