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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L50
FUJITSU Software

22.1.2 ユーザ定義文字の登録

ここで登録したユーザ定義文字(外字)は、漢字変換テーブルに記録され、画面表示または印刷できるようになります。なお、画面表示および印刷時に参照する漢字変換テーブルは、システムで持つデフォルトの変換テーブルのみ使用できます(f3aaicnv.knj)。

  1. [対象]メニューから[漢字]を選択します。
    次のウィンドウが表示されます。
    [外字のみ]をチェックしたまま操作します。

    参考

    [外字のみ]のチェックをはずすと、コード変換テーブルに含まれるすべての漢字コードが表示されます。表示または印刷時の文字を変更したい場合には、[外字のみ]のチェックをはずして変更操作を行ってください。

    ●便利な機能

    • ソート対象コードの選択
      [ソート]からIBM漢字、SJIS漢字またはUNICODE漢字を選択すると、表示画面は選択した漢字コードによるソートを行います。

    • 漢字の拡大表示ウィンドウの表示
      表示画面で選択されている対応コードをダブルクリックすると、拡大表示ポップアップウィンドウを表示します。このウィンドウは任意の位置に移動でき、ユーザ定義文字の確認に便利です。エディタを終了するか、[対象]メニューから[ANK]を選択すると消去されます。

    • ファイル出力機能
      [ファイル]メニューから[テキストファイル出力]を選択します。
      登録したユーザ定義文字のコードおよび文字を任意のファイル名でテキスト形式で出力できます。登録したユーザ定義文字の確認に便利です。

  2. 外字の追加、変更、または削除の操作を行います。

    • 外字の追加
      登録したい外字をIBM漢字コード、SJIS漢字コードに対応させて、それぞれの入力フィールドに入力し[追加/変更]をクリックします。
      追加されたコードは、文字とともに画面の表示領域に表示されます。
      新規に登録できるコードの範囲は、以下のとおりです。

      IBM漢字コード:

      上位バイトがX’69’~X’7F’、下位バイトがX’41’~X’FE’の範囲。

      SJISコード:

      上位バイトがX’F0’~X’F9’、下位バイトがX’40’~X’FF’の範囲。

      Unicode:

      上位バイトがX’E0’~X’F8’、下位バイトがX’00’~X’40’の範囲。

      追加したコードがすでに登録されていた場合、エラーウィンドウが表示されるので、重複しないように設定し直してください。

    • 外字の変更
      コード変換表から変更したいコードをクリックします。
      漢字コード入力領域に選択したコードが表示されます。
      新しいコードに変更し[追加/変更]をクリックします。
      変更されたコードは、文字とともに画面の表示領域に表示されます。

    • 外字の削除
      コード変換表から削除したいコードをクリックします。
      [削除]をクリックします。
      確認ウィンドウが表示されます。

      [OK]:

      選択したコードを削除します。

      [キャンセル]:

      削除せずに元のウィンドウに戻ります。

  3. 変換テーブルの保存
    [ファイル]メニューの[上書き保存]を選択します。
    変換テーブルの内容が変更された場合、確認のウィンドウが表示されます。

    [はい]:

    変更した内容の変換コードを保存します。

    [いいえ]:

    変更内容を取り消し、変換コードを保存しません。

    [キャンセル]:

    元のウィンドウに戻ります。