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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L50
FUJITSU Software

21.1.4 Server2000コンバーター 接続パスリストファイル

Server2000コンバーターでは、初回起動時に、Server2000の「ホスト接続セットアップ」で設定された定義、および、「接続パスのセットアップ」で設定された定義をもとに、Server2000コンバーターに対応した形式に変換した接続パスリストファイルを作成します。

接続パスの接続先等に変更がある場合は、このファイルを編集することにより変更できます。

接続パスの内容はServer2000コンバーターの起動時にチェックされます。設定値が無効な場合、エラー内容が画面に表示されます。

Server2000コンバーター 接続パスリストファイルの構成

●ファイル形式

XML

●文字コード

UTF-8

●要素

要素名

説明

接続パス名

接続パス名を指定します。

半角1~12文字で指定してください。

以下の文字は使用できません。

・英小文字

・半角カナ

・\、/、:、*、?、"、<、>、|

クライアント名

接続パスに対応させるCSDの名前または業務名を指定します。

CSDの種類は、“CsdHtml”のみ有効です。

端末定義

ホストコンピュータに接続する端末定義を指定します。

“F6680ディスプレイ”のみ有効です。

英数カナ変換

コード変換規則を指定します。以下の値を設定します。

0:EBCDICカナあり

1:EBCDICカナなし

2:EBCDIC-ASCII

ログオン後

キーアンロック時間を指定します。

0~65535の範囲で指定してください。

ホスト名

接続先のホスト名、コンピュータ名またはIPアドレスを指定します。

半角1~46文字で指定してください。

ポート番号

接続先のポート番号を指定します。

0~65535の範囲で指定してください。

端末タイプ

接続先に登録されている端末タイプを指定します。

半角1~250文字で指定してください。

LU名と端末タイプは、合わせて半角1~250文字以内になるように設定してください。

LU名

LU名を指定します。

半角249文字以内で指定してください。

LU名と端末タイプは、合わせて半角1~250文字以内になるように設定してください。

●接続パスリストファイルの例

接続パスが2つの場合

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<ConnectionPath>
    <接続パス名>PATH001</接続パス名>
    <クライアント名>CsdHtml</クライアント名>
    <端末定義>F6680ディスプレイ</端末定義>
    <英数カナ変換>0</英数カナ変換>
    <ログオン後>1000</ログオン後>
    <ホスト名>192.168.0.100</ホスト名>
    <ポート番号>23</ポート番号>
    <端末タイプ>FUJITSU-6680-00</端末タイプ>
    <LU名></LU名>
</ConnectionPath>
<ConnectionPath>
    <接続パス名>PATH001</接続パス名>
    <クライアント名>CsdHtml</クライアント名>
    <端末定義>F6680ディスプレイ</端末定義>
    <英数カナ変換>0</英数カナ変換>
    <ログオン後>1000</ログオン後>
    <ホスト名>192.168.0.100</ホスト名>
    <ポート番号>23</ポート番号>
    <端末タイプ>FUJITSU-6680-00</端末タイプ>
    <LU名></LU名>
</ConnectionPath>
</ConnectionPathList>
●編集例

上記の接続パス「PATH001」のIPアドレスを「192.168.1.200」、ポート番号を「24」に変更する場合

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<ConnectionPath>
    <接続パス名>PATH001</接続パス名>
    <クライアント名>CsdHtml</クライアント名>
    <端末定義>F6680ディスプレイ</端末定義>
    <英数カナ変換>0</英数カナ変換>
    <ログオン後>1000</ログオン後>
    <ホスト名>192.168.1.200</ホスト名>
    <ポート番号>24</ポート番号>
    <端末タイプ>FUJITSU-6680-00</端末タイプ>
    <LU名></LU名>
</ConnectionPath>
<ConnectionPath>
    <接続パス名>PATH001</接続パス名>
    <クライアント名>CsdHtml</クライアント名>
    <端末定義>F6680ディスプレイ</端末定義>
    <英数カナ変換>0</英数カナ変換>
    <ログオン後>1000</ログオン後>
    <ホスト名>192.168.0.100</ホスト名>
    <ポート番号>23</ポート番号>
    <端末タイプ>FUJITSU-6680-00</端末タイプ>
    <LU名></LU名>
</ConnectionPath>
</ConnectionPathList>

注意

  • 接続パスリストファイルを保存する場合は、文字コードをUTF-8で保存してください。

  • ファイルを無効なXML形式で保存した場合、Server2000コンバーターを実行できません。