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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L50
FUJITSU Software

14.2.3 コマンドラインからの操作方法

本ツールはコマンドラインからの実行が可能です。
コマンドラインからの実行では、操作オプションでユーザ情報一括登録ファイル名を指定してください。実行時のメッセージ表示を行わないサイレント実行も指定可能です。
次のように順番に記述します。


<WSMGR for Webインストール先フォルダ>\wwwroot\bin\f5aarusr.exe <操作オプション> [サイレント実行オプション]


■オプション指定方法

オプション指定は「操作オプション」と「サイレント実行オプション」があります。

【書式】

f5aarusr.exe /in=ファイル名(または/out=ファイル名) -s

  • ユーザ情報一括登録ツール名:f5aarusr.exe
    <WSMGR for Webインストール先フォルダ>\wwwroot\bin配下にある、本ツールを指定してください。

  • 操作オプション:
    /in=ファイル名 :ユーザ情報の登録時に指定します。
    /out=ファイル名 :ユーザ情報のファイル出力時に指定します。

    ファイル名には、ユーザ情報一括登録ファイル名を半角換算255文字以内でフルパス指定してください。

  • サイレント実行オプション:
    -s :各操作をサイレント実行する場合に指定します。

【記述例】

ユーザ情報のファイル出力を通常実行:

c:\wsmgrweb\wwwroot\bin\f5aarusr.exe /out=c:\webuser\userinfo.csv

ユーザ情報の登録をサイレント実行:
c:\wsmgrweb\wwwroot\bin\f5aarusr.exe /in=c:\webuser\userinfo.csv -s

注意

  • ユーザ情報の登録と、ユーザ情報のファイル出力の操作オプションを同時に指定することはできません。

  • ファイル名に空白文字を含む場合は、ファイル名をダブルクォートで囲ってください。
    例)/in=”C:\My Document\User info.csv”


■サイレント実行について

サイレント実行は、コマンドライン実行途中のオペレータ操作を抑止する実行方法です。
ユーザ情報の登録時、ユーザ情報のファイル出力時のどちらでも指定可能です。


■復帰値について

コマンドラインからのユーザ情報の登録、またはユーザ情報のファイル出力が終了すると、処理結果により復帰値を返します。

処理結果

復帰値

処理終了(正常終了)

0

処理終了(処理中にエラーおよび、警告が発生)

1

エラーにより処理中断

2

注意

サイレント実行時には、ユーザ情報のファイル出力でのファイルの上書き確認は行われません。