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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L50
FUJITSU Software

13.1.2 サーバグループの登録

同期対象サーバをサーバグループに登録します。


管理ツールの管理情報を選択し、プロパティをクリックします。
[管理情報のプロパティ]ダイアログの[サーバグループ]タブをクリックします。

注意

  • サーバグループの初回登録は管理サーバとするサーバの管理ツールから行ってください。

  • 運用を開始する前に同期モニタの情報更新を行い、すべてのサーバが同期完了(または無効)していることを確認してから運用を開始してください。
    (→同期モニタについては「13.2 同期モニタ」参照)

  • サーバグループに追加されたメンバサーバは自動的に同期処理が実施されます。


■サーバグループ一覧

同期対象とするサーバをサーバグループに設定します。

[追加]:

サーバの追加を行います。
最大20台追加できます。

[変更]:

選択したサーバの設定を変更します。

[削除]:

選択したサーバをサーバグループから削除します。


■サーバグループの設定

サーバグループ一覧から[追加]、または一覧にあるサーバを選択して[変更]をクリックするとサーバグループの設定画面が表示されます。
同期対象とするサーバの設定を行います。

動作種類:

サーバの動作種類「管理サーバ」「メンバサーバ」「無効」を選択します。

「管理サーバ」

設定情報の配布元となり、サーバグループを管理するサーバです。
管理サーバは必ず1台設定してください。

「メンバサーバ」

設定情報の配布先となるサーバです。

「操作履歴サーバ」

ユーザ操作履歴を収集するサーバです。
操作履歴サーバは、定義済みの管理サーバ、メンバサーバのいずれか1台のみに設定できます。

「無効」

同期対象外のサーバです。
メンテナンスなどで一時的に同期対象から外したい場合に指定します。

URL:

登録を行うサーバのWSMGR for WebのURL(イントラネット用仮想ディレクトリ)を指定します。HTTPおよびHTTPSのどちらでも指定可能です。半角換算で255文字まで入力できます。

説明:

サーバの説明を指定します。半角換算で64文字まで入力できます。省略することもできます。

サーバ認証を行う:

サーバのIISの認証設定に基本認証を設定している場合に、サーバ間通信(HTTP/HTTPS)に利用するアカウントを指定します。サーバ認証を行う場合はチェックボックスをチェックします。

ユーザ名:

サーバ認証時に利用するユーザ名を指定します。半角換算で20文字まで入力できます。

パスワード:

サーバ認証時に利用するパスワードを指定します。半角換算で127文字まで入力できます。

注意

  • 各サーバ間は負荷分散装置を介さずに直接通信できるようネットワーク環境を構築してください。また、URLには各サーバへ負荷分散装置を介さずに直接通信できるURLを指定してください。

  • サーバグループの設定中はWSMGR for Webの設定情報の変更は行えません。
    同期モニタですべてのサーバが同期完了(または無効)となっていることを確認してから設定情報の変更を実施してください。

  • サーバグループの設定は必ず管理サーバの管理ツールから行ってください。

  • 操作履歴サーバは同時に管理サーバまたはメンバサーバに設定することが可能です。


■設定情報の同期

サーバグループ一覧で指定したメンバサーバに対し、管理サーバの設定情報を一括配布する同期処理を行います。

[同期処理]:

[同期処理]ボタンをクリックすると同期処理を開始します。

同期処理が完了するまでには時間がかかる場合があります。後ほど同期が正しく行われたことを同期モニタで確認してください。

注意

  • サーバグループ一覧を変更した場合、変更が適応されるまで同期処理は行えません。

  • 同期処理中はWSMGR for Webの設定情報の変更は行えません。同期モニタですべてのサーバが同期完了(または無効)となっていることを確認してから設定情報の変更を実施してください。