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Symfoware Analytics Server(Operational Data Store編) トラブルシューティング集
FUJITSU Software

3.3.2 稼働状況表示コマンド(dccstatus)が異常終了する

稼働状況表示コマンドを実行したときのトラブル、および対処方法について説明します。

3.3.2.1 資源管理常駐プロセス未起動時にコマンドを実行した

現象

稼働状況表示コマンド(dccstatus)を実行したときに、画面に以下のメッセージが表示され、異常終了する。

FSP_INTS-IS_IIS: ERROR: dcc09140-e: 通信ができません。(dccstatus エラーコード=-8030641)

確認方法

Linuxpsコマンドを使用し、資源管理常駐プロセスが起動しているか確認します。

ps -ef | grep dcdaemon <Enter>

資源管理常駐プロセスが表示されない場合、資源管理常駐プロセスが起動していないために、稼働状況表示コマンドが異常終了しています。

Windowsサービスを使用し、資源管理常駐プロセスが起動しているか確認します。

資源管理常駐プロセスが停止している場合、稼働状況表示コマンドが異常終了しています。


原因

dccstatusコマンドは資源管理常駐プロセスと通信を行います。資源管理常駐プロセスが動作していない環境でdccstatusコマンドを実行すると、通信が行えず、異常終了します。


問題発生時の対処方法

資源管理常駐プロセスを起動し、再実行してください。

資源管理常駐プロセスの起動については“運用ガイド”の“抽出制御サーバの起動”を参照してください。

参考

資源管理常駐プロセスと通信を行うコマンドは次のとおりです。

  • 稼働状況表示コマンド(dccstatus)

  • 終了指示コマンド(dccterm)

これらのコマンドを実行するためには資源管理常駐プロセスが起動されている必要があります。