アダプタ入力ファイルからアダプタ生成ファイルに出力する情報を抽出して、アダプタ生成ファイルへの出力を行います。
#include "iisplugin.h" /* 公開ヘッダ */ int PlugAnalyze( PLUGININFO *pstPluginInfo); /* プラグイン情報 */ |
データ型 | パラメタ | 説明 |
---|---|---|
PLUGININFO* | pstPluginInfo | プラグイン情報 |
復帰値 | 説明 |
---|---|
0 | 正常終了と判断します |
0以外 | 異常終了と判断します |
本関数内で参照可能なメンバを以下に示します。
No | データ型 | メンバ名 | 種別 | 説明 |
---|---|---|---|---|
1 | const int | const iPluginInfo | (I) | プラグイン情報 : 0 |
2 | int | iFileType(注2) | (O) | アダプタ生成ファイルの形式 |
3 | const char* | const pcDirectInfo | (I) | プラグインへの情報 |
4 | const char* | const pcInFilePath | (I) | アダプタ入力ファイル名 |
5 | *CALLBACKPUTDATA | const CallBackPutData | (I) | アダプタ生成ファイル出力関数のポインタ |
6 | *CALLBACKPUTLOG | const CallBackPutLog | (I) | 資源管理ログファイル出力関数ポインタ |
7 | void* | pPiArea | (O) | プラグイン使用領域 |
注1) (I)は、ロードアダプタコマンド(iisloadadpt)が設定するメンバであることを表します。
(O)は、プラグインが設定するメンバであることを表します。
注2) このメンバは変更しないでください。
アダプタ入力ファイル(pcInFilePath)で通知されたファイルを解析して、アダプタ生成ファイルに出力するデータを作成します。作成したデータは、アダプタ生成ファイル出力関数のポインタ(CallBackPutData)を利用して、アダプタ生成ファイルに出力します。
アダプタ生成ファイルへの出力は、レコード単位や文書単位などの意味のある単位で実装してください。
アダプタ生成ファイルの形式がCSV形式で複数のアダプタ入力ファイルから1つのアダプタ生成ファイルを作成する場合、最初のアダプタ入力ファイルを処理する時に見出し行の出力が必要です。
本APIの復帰値が異常終了の場合、ロードアダプタコマンド(iisloadadpt)は、PluginClose関数、およびPluginFinalize関数を呼び出してプロセスを異常終了します。
ポイント
アダプタ生成ファイルが出力するデータには、格納先として想定しているカテゴリに合わせたCPMキーを含めるように設計します。