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Symfoware Analytics Server(Operational Data Store編) 運用ガイド
FUJITSU Software

C.3.1 プラグイン情報構造体

ロードアダプタコマンド(iisloadadpt)とプラグインの間は、以下の構造体をインタフェースとして情報をやりとりします。

No

データ型

メンバ名

種別(注)

説明

1

const int

const iPluginInfo

(I)

プラグイン情報として、0 が設定されます。

2

int

iFileType

(O)

アダプタ生成ファイルの形式を設定してください。
・PI_FT_CSV : CSVの場合
・PI_FT_XML : XMLの場合

指定された形式にしたがって、iisloadcheckcsvコマンド、または、iisloadcheckxmlコマンドを呼び分けます。

3

const char*

const pcDirectInfo

(I)

プラグインへの情報として、ロードアダプタコマンド(iisloadadpt)の-tオプションで渡された情報が通知されます。

4

const char*

const pcInFilePath

(I)

アダプタ入力ファイル名を絶対パスで通知します。

5

*CALLBACKPUTDATA

const CallBackPutData

(I)

アダプタ生成ファイル出力関数のポインタです。
アダプタ生成ファイルへのデータの書出しは、この関数を利用します。

6

*CALLBACKPUTLOG

const CallBackPutLog

(I)

資源管理ログファイル出力関数のポインタです。
プラグインでエラー情報や動作情報などを、資源管理ログファイルに出力する場合は、この関数を利用します。

7

void*

pPiArea

(O)

プラグイン使用領域として、プラグインで実装する各関数間で情報を受け渡す際に利用してください。

注) (I)は、ロードアダプタコマンド(iisloadadpt)が設定するメンバであることを表します。
    (O)は、プラグインが設定するメンバであることを表します。


ポイント

プラグイン情報構造体の参照可能なメンバは、関数ごとに異なります。