ロードアダプタ機能とは、画像ファイルまたは各種ドキュメントのファイルなどの任意のファイルからInterstage Information Storageに格納するファイルを作成し、ロード機能と連携してInterstage information Storageに格納する機能です。格納したファイルは、API連携機能を利用して抽出できます。
ロードアダプタ機能を利用したデータの生成および格納は、ロードアダプタコマンド( iisloadadpt)を使用して行います。
ロードサーバセットをインストールしたサーバ上でロードアダプタコマンド(iisloadadpt)を実行することにより、Interstage Information Storageに格納するファイルを作成して、ロード機能と連携してInterstage Information Storageにデータが格納されます。
ロードアダプタコマンド(iisloadadpt)は、プラグインを使用して、アダプタ入力ファイルからアダプタ生成ファイルを生成します。アダプタ生成ファイルを入力データファイル、アダプタ入力ファイルを入力添付ファイルとして扱い、ロード機能と連携して、Interstage Information Storageに蓄積データファイルおよび蓄積添付ファイルとして格納します。ロード機能を介しているため、ロード機能で実装しているバックアップの取得やデータの圧縮はそのまま利用することができます。
ロードアダプタ機能は、アダプタコマンド本体とアダプタプラグイン(プラグイン)から構成されます。プラグインをユーザー自身が作成して組み込むことにより、アダプタ生成ファイルに書き出す情報を自在に拡張できます。プラグインはロードアダプタ機能の規定にしたがって、ユーザーが共用オブジェクトの形式で自由に作成します。
プラグインは、ロードアダプタコマンド(iisloadadpt)実行時に読み込まれてロードアダプタコマンド(iisloadadpt)と同一プロセス内で動作します。
ロードアダプタ機能の動き
ロードアダプタ機能使用時の流れを以下に示します。
図C.1 ロードアダプタ機能使用時の流れ