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Symfoware Analytics Server(Operational Data Store編) 運用ガイド
FUJITSU Software

2.3.4 アーカイブログの退避

バックアップ前にアーカイブログの空きが無くなった場合やアーカイブログの切替を行った場合は、アーカイブログの退避を行う必要があります。退避したアーカイブログはリカバリのときに必要となります。バックアップと合わせて保存しておいてください。

アーカイブログファイルのバックアップは、rdblogコマンドのBオプションで行います。

アーカイブログの退避は1個ずつしか行わないため、退避するアーカイブログが複数ある場合は複数回実行してください。

Linuxアーカイブログを/backup/rdb/arc0001ファイルとしてバックアップする

rdblog -B arc0001@/backup/rdb <Enter>

WindowsアーカイブログをC:\backup\rdb\arc0001ファイルとしてバックアップする

rdblog -B arc0001@C:\backup\rdb <Enter>

ポイント

アーカイブログファイルが満杯になると、資源管理が自動的に切替を行いますが、すべてのアーカイブログファイルが満杯になると、空きができるまで運用を停止してしまいます。
この場合は、アーカイブログのバックアップを行うことで資源管理の運用が再開されます。運用が停止することのないように、満杯になったアーカイブログファイルは、できるだけ早めにバックアップしてください。
自動切替が行われたときは、システムメッセージ“qdg03800i”が出力されます。このメッセージが出力されたタイミングでバックアップを取得することをおすすめします。

注意

退避したすべてのアーカイブログはリカバリのときに必要となります。直前に取得した資源管理のバックアップと合わせて管理してください。