Interstage Information Storageに格納するデータファイル(入力データファイル、入力添付ファイル)を準備します。
ロードコマンドを使ってデータを格納するためには、入力データファイルは次の条件を満たす必要があります。
文字コードがUTF-8であること
Interstage Information Storageに格納するデータの文字コードは、UTF-8である必要があります。
入力データファイルの文字コードをUTF-8に変換してください。
dlofentryコマンドには文字コードを変換する機能はありません。
改行コードがLFであること
Interstage Information Storageに格納するデータの改行コードはLFである必要があります。
入力データファイルの改行コードをLFに変換してください。
dlofentryコマンドには改行コードを変換する機能はありません。
ファイルの形式とカテゴリ定義が一致していること
カテゴリで管理できるデータ形式はXMLまたはCSVのいずれかになります。
カテゴリの定義と入力データファイルのデータ形式が一致しているかを確認してください。
すべてのレコードにCPMキーが含まれていること
CPMキーが設定されているカテゴリの場合、すべてのレコードにCPMキーが含まれている必要があります。
1件でもCPMキー項目が無いまたはCPMキー値が空になっているレコードが存在すると、ロードコマンドが異常終了します。
すべてのレコードにCPMキーが含まれていることを確認してください。
(XML形式の場合)カテゴリに定義したルートタグ名と入力データファイルのルートタグ名が一致していること
XML形式のデータを格納するためには、カテゴリに定義したルートタグ名と入力データファイルのルートタグ名が一致している必要があります。
(CSV形式の場合)ファイルの先頭が見出し行になっていること
CSV形式のデータを格納するためには、ファイルの先頭行が見出し行になっている必要があります。
入力データファイルの先頭行が見出し行になっていることを確認してください。
ファイルのフォーマットが正しいこと
XML・CSVそれぞれのデータ形式ごとに入力データファイルのフォーマットが規定されており、違反するとロードコマンドが異常終了する場合があります。
詳細は、“解説書”の“入力データファイルの形式”を参照してください。
入力データファイルのフォーマットが正しいか確認してください。
入力データファイルのフォーマットは、以下のコマンドを使用して確認できます。
CSV形式の場合は、iisloadcheckcsvコマンド
XML形式の場合は、iisloadcheckxmlコマンド
入力添付ファイルはディレクトリ配下にまとめておくこと
入力データファイルに、添付ファイルを紐付けての格納を行いたい場合は、別途、入力添付ファイルを準備します。入力添付ファイルは、格納する入力データファイルごとにディレクトリを分けて、その配下にまとめておきます。
参照
Interstage Information Storageに格納できるデータの詳細は“解説書”の“Interstage Information Storageでのデータの概念”を参照してください。
iisloadcheckcsv、iisloadcheckxmlコマンドの詳細は"コマンドリファレンス"を参照してください。