データ抽出エージェント動作環境定義ファイルの実行パラメタの意味について説明します。
DECellAgentPort
抽出制御プロセスから抽出依頼を受け付けるときのデータ抽出エージェントの受付ポート番号を指定します。本パラメタは省略できません。
注意
データ抽出エージェントが配置されるサーバで他のサービスと重複していないポート番号を指定してください。
ここで指定するポート番号は、抽出制御動作環境定義ファイルのDECellAgentPortパラメタと同じポート番号を指定してください。
データ抽出エージェントの受付ポート番号は、すべての抽出サーバで同じポート番号としてください。
LogFileFolder
データ抽出セルおよびデータ抽出エージェントが出力するエラーの事象のメッセージや通知情報を出力するファイル(動作ログファイル)を格納するディレクトリ名を絶対パスで指定します。
このディレクトリには以下のファイルが作成され、使用中のファイルのサイズが、LogFileSizeで指定したサイズを契機に循環利用します。
データ抽出セルの動作ログファイル
データ抽出セル識別子.log
現在のデータ抽出セル用ログファイル
データ抽出セル識別子.log_old
1世代前のデータ抽出セル用ログファイル
データ抽出エージェントの動作ログファイル
decellsvr.log
現在のデータ抽出エージェントログファイル
decellsvr.log_old
1世代前のデータ抽出エージェントログファイル
すでにデータ抽出セル識別子.log_oldまたは、decellsvr.log_oldが存在する場合には上書きされます。
注意
ディレクトリ名には、全角文字は指定できません。
ディレクトリ名には、"#"または空白を含むことはできません。
LogFileSize
データ抽出セル用ログファイルおよびデータ抽出エージェントログファイルの切替えを行うファイルサイズを指定します。データ抽出セルログファイルおよびデータ抽出エージェントログファイルサイズが、LogFileSizeの値を超えた場合、自動的にファイルが切り替わります。
指定できる範囲は0~500です。単位はメガバイトです。本パラメタを省略した場合、100が指定されたものとみなします。0を指定した場合には、動作ログは採取しません。
CoreFileFolder
データ抽出セルまたはデータ抽出エージェントで異常が発生した場合のコアファイルを格納するディレクトリ名を絶対パスで指定します。
出力されるコアファイルの大きさは、データ抽出セルまたはデータ抽出エージェントのメモリ使用量となります。
本パラメタは省略できません。
注意
ディレクトリ名には、全角文字は指定できません。
ディレクトリ名には、"#"または空白を含むことはできません。