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Symfoware Analytics Server(Operational Data Store編) 導入ガイド
FUJITSU Software

A.1.3 抽出サーバセットのメモリ見積もり式

抽出サーバセットで動作するデータ抽出エージェントとデータ抽出セルのメモリ使用量の見積もり式について、説明します。


ポイント

min()については、抽出処理時の最大相乗り数と8のどちらか小さい方を指定してください。


表A.7 データ抽出セルのメモリ使用量の変動要因

変動要因

記号

説明

抽出処理時の最大相乗り数

M

抽出処理時の相乗り数を指定します。
抽出制御動作環境定義ファイルの“MaxMultiCount”パラメタで定義されているデータ抽出セル抽出依頼時の最大相乗り件数の値を指定してください。

1レコードの最大サイズ

rz

抽出対象となる蓄積データファイルの1レコードの最大サイズを指定します。単位はバイトです。

サーバ内データ抽出セル数

Dn

抽出サーバ内で起動されるデータ抽出セルの最大数を指定します。
抽出制御動作環境定義ファイルの“DECell”パラメタのうち、パラメタ内で指定されたホスト名が見積もり対象のサーバと同じものの数を指定してください。

注意

抽出条件式に部分文字指定、文字範囲指定および数値範囲指定の抽出を実行する場合には、抽出サーバセットで多くのメモリを使用することがあります。詳細については、“アプリケーション開発ガイド”の“部分文字指定”を参照してください。