利用料金ファイルの送付
運用サイトでの被災当月度の各テナントの利用料金ファイルは以下のディレクトリに復旧されます。利用料金ファイルのフォーマットについては「運用ガイド CE」の「15.4.6 利用料金の送付」を参照してください。
利用料金ファイル
格納先
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\RCXCTMG\Charging\importdata\yyyyMMddHHmm
【Linuxマネージャー】
/var/opt/FJSVctchg/importdata/yyyyMMddHHmm
yyyyMMddHHmmは切替え操作を実行した日時です。
ファイル名
yyyyMM_テナント名[_削除日時].zip
yyyyMMは締め日の年月です。
"_削除日時"は削除済みのテナントの場合に付加されます。
本ファイルは、課金請求担当者が切替え運用を開始した月度の利用料金を請求する際に必要です。
テナント情報ファイルを元に、各テナントの課金請求担当者に送付してください。テナント情報ファイルは、テナント名や、締め日、送付先メールアドレスなどのテナント情報を記述したファイルで、利用料金ファイルと同じフォルダーに格納されています。
テナント情報ファイル
格納先
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\RCXCTMG\Charging\importdata\yyyyMMddHHmm
【Linuxマネージャー】
/var/opt/FJSVctchg/importdata/yyyyMMddHHmm
yyyyMMddHHmmは切替え操作を実行した日時です。
ファイル名
tenant_info.csv
フォーマット
テナント名、テナント表示名、テナント削除日、前回締め日、次回締め日、送付先メールアドレスを以下のcsv形式で出力します。
#TenantName,TenantDisplayName,TenantDeletedDate,TenantLastCutoffDate,TenantNextCutoffDate,AccountingMailAddress tenant01,tenant001,,2012-05-31,2012-06-30,tenant1@example.com tenant02,tenant002,,2012-05-31,2012-06-30,tenant2@example.com tenant03,tenant003,2012-05-27 16:48,2012-05-31,2012-06-30,tenant3@example.com tenant04,tenant004,,2012-05-31,2012-06-30,tenant4@example.com |
利用料金ファイルを課金請求担当者に送付する方法は以下のとおりです。
すべてのリソースを一括して切り替える運用
復旧された各テナントの利用料金ファイルを課金請求担当者に送付します。各利用料金ファイルがどのテナントのものかはファイル名から判断します。テナント情報ファイルから対象のテナントの送付先メールアドレスを取得し、利用料金ファイルを送付します。
テナント単位にリソースを切り替える運用
切り替えるテナントの送付先メールアドレスをテナント情報ファイルから取得し、対象の利用料金ファイルを送付します。
利用料金ファイルを送付する際に、以下の情報も合わせて通知してください。
バックアップサイトの利用料金ファイルが締め日の次の日に別途送付されること。
被災当月度は被災サイトとバックアップサイトの利用料金ファイルから利用料金を算出すること。
ただし、被災により、締め日に運用が停止していた場合、あるいは、すでに削除されたテナントの場合は、被災当月度のバックアップサイトでの利用実績がないため、バックアップサイトの利用料金ファイルは送付されず、運用サイトの利用料金ファイルから利用料金を請求することを通知してください。なお、テナントの締め日はテナント情報ファイルから取得できます。
テナント管理者への通知
バックアップサイトでは、利用料金画面にはバックアップサイトでの利用料金だけが表示されます。インフラ管理者は、テナント管理者にその旨および、必要に応じて、運用サイトでの利用料金情報を開示する旨の通知をテナント管理者にメールなどでおこなってください。
注意
運用サイトからバックアップサイトにインポートしたL-Platformに対する利用料金の集計は切替えの次の日から開始されます。切替え操作当日の利用料金は集計されません。
なお、利用料金画面では前日までの料金が表示されるため、運用サイトからバックアップサイトにインポートしたL-Platformに対する利用料金は切替えの2日後から確認できます。