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ServerView Resource Orchestrator Express/Virtual Edition V3.1.2 設計ガイド
FUJITSU Software

D.1 製品間で共通の提供機能

本製品では、サーバ仮想化ソフトウェアを管理対象サーバにした場合、以下の機能を提供します。


サーバ仮想化ソフトウェアに関する機能一覧

表D.1 VMホストに関する機能一覧

提供機能

サーバ仮想化ソフトウェア

VMware

Hyper-V

Xen

KVM

Solarisゾーン (注1)

OVM for SPARC

Citrix

Red Hat

監視

○ (注2)

○ (注3)

電源操作

サーバ切替え・切戻し・継続(バックアップ・リストア方式)

○ (注4、注5)

○ (注6)

○ (注7)

×

×

サーバ切替え・切戻し・継続(HBA address rename方式)

○ (注6)

○ (注7)

×

×

サーバ切替え・切戻し・継続(VIOMサーバプロファイル切替え方式)

○ (注6)

×

×

サーバ切替え・切戻し・継続(ストレージアフィニティ方式)

×

×

×

×

×

○ (注8)

物理OSとVMゲストで予備サーバを共有(I/O仮想化方式) (注9)

○ (注10)

×

×

バックアップ・リストア

○ (注4、注5)

×

×

クローニング

×

×

×

×

×

×

×

VMメンテナンスモードの設定/解除 (注11)

○ (注12)

○ (注10)

×

×

×

×

VM管理ソフトウェア起動

×

×

×

×

VMホームポジション

○ (注12、注13)

○ (注12)

×

×

ネットワークビューア

○ (注14)

×

×

×

×

×

注1) OVM for SPARCのゲストドメインをVMホストとして登録した場合、ゲストドメイン上に構築したSolarisゾーンをVMホストとして管理できます。
注2) リモート管理許可を設定する必要があります。詳細は、「D.2 利用する製品別の設定」を参照してください。
注3) ゲストドメイン上にSolarisゾーンを構築した場合、構築したSolarisゾーン上で動作する非大域ゾーンは監視できません。ゲストドメインは1台のVMゲストとして表示されます。
注4) VMware vSphere 4以降は、サポートしていません。
注5) VMware ESXiは、サポートしていません。
注6) VMホスト用のネットワークとVMゲスト用のネットワークを共有させない構成にしてください。詳細は、「D.2 利用する製品別の設定」を参照してください。
注7) Citrix XenServer 5.5だけサポートしています。
注8) 物理サーバ上のVMホストに対する操作であるため、SolarisゾーンとしてVMホスト登録しているOVM for SPARCのゲストドメインはサーバ切替えできません。
注9) 物理OSとVMゲストで予備サーバを共有する構成は、I/O仮想化方式を使用した場合だけできます。
注10) プールマスタのCitrix XenServerでは、サポートしていません。
注11) CLIからだけ操作できます。
注12) VM管理製品(System Center Virtual Machine Managerなど)の登録が必要です。
注13) VM管理製品で設定したクラスタ以外に移動したVMゲストは、VMホームポジションで元のVMホストに戻せません。
注14) 標準スイッチを使用している場合だけ結線関係が表示されます。分散仮想スイッチなどの標準スイッチ以外を使用した場合、結線関係は表示されません。


表D.2 VMゲストに関する機能一覧

提供機能

サーバ仮想化ソフトウェア

VMware

Hyper-V

Xen

KVM

Solarisゾーン (注1)

OVM for SPARC

Citrix

Red Hat

監視 (注2)

○ (注3)

○ (注3)

○ (注3、注4)

○ (注3)

電源操作 (注3)

○ (注5)

○ (注5)

○ (注5)

物理サーバ間の移動

○ (注6、注7)

○ (注6、注7)

○(注7)

○(注7)

○(注7)

×

×

VM管理ソフトウェア起動

○ (注8)

×

×

×

注1) OVM for SPARCのゲストドメインをVMホストとして登録した場合、ゲストドメイン上に構築したSolarisゾーンを管理できます。Solarisゾーン上で動作する非大域ゾーンはVMゲストとして管理できます。
注2) VMホスト上のVMゲストが自動的に登録されます。また、VMホスト上でVMゲストの作成、変更、削除、移動を行うと、その結果が自動的に反映されます。
注3) 機能により、サーバ仮想化ソフトウェアの設定を行う必要があります。詳細は、「D.2 利用する製品別の設定」を参照してください。
注4) Red Hat Enterprise Linux 5 Linux仮想マシン機能では、電源OFF状態のVMゲストは登録されません。VMゲストを登録する場合はVMゲストの電源をONにしてください。
注5) サーバ仮想化ソフトウェアの高可用性機能が設定されている場合、エラーになることがあります。詳細は、「D.3 利用する製品別の機能」を参照してください。
注6) VM管理製品(VMware vCenter Server、System Center Virtual Machine Managerなど)の登録が必要です。
注7) 異なるストレージ間でVMゲストの移動を行う場合、VM管理製品で行ってください。
注8) Red Hat Enterprise Linux 5 Linux仮想マシン機能では、サポートしていません。


サーバ仮想化ソフトウェアを管理対象サーバにした場合、[リソース詳細]に表示される内容一覧

表D.3 基本情報

表示内容

サーバ仮想化ソフトウェア

VMware

Hyper-V

Xen

KVM

Solarisゾーン

OVM for SPARC

Citrix

Red Hat

サーバ名

管理LAN(IPアドレス) (注1)

状態

種別

OS

○ (注2)

物理サーバ名 (注1)

注1) VMゲストでは表示されません。
注2) Red Hat Enterprise Linux 5 Linux仮想マシン機能のVMゲストでは表示されません。


表D.4 VMホスト情報

表示内容

サーバ仮想化ソフトウェア

VMware

Hyper-V

Xen

KVM

Solarisゾーン (注1)

OVM for SPARC

Citrix

Red Hat

VM種別

VMソフトウェア名

VMソフトウェアVL

VMゲスト数

VM管理ソフトウェア

×

×

×

×

×

×

VMゲスト一覧

注1) OVM for SPARCのゲストドメインをVMホストとして登録した場合、ゲストドメイン上に構築したSolarisゾーンをVMホストとして管理できます。VMホスト情報にSolarisゾーンの内容が表示されます。


表D.5 VMゲスト情報

表示内容

サーバ仮想化ソフトウェア

VMware

Hyper-V

Xen

KVM

Solarisゾーン (注1)

OVM for SPARC

Citrix

Red Hat

VM種別

VMホスト名

×

×

×

VM名

VM管理ソフトウェア

×

×

×

×

×

×

注1) OVM for SPARCのゲストドメインをVMホストとして登録した場合、ゲストドメイン上に構築したSolarisゾーンを管理できます。VMゲスト情報にSolarisゾーン上で動作する非大域ゾーンの内容が表示されます。