本製品を使用する場合、以下のハードウェア条件を満たす必要があります。
サポート機種については、FUJITSU Software ServerView Resource Orchestrator Webサイトを参照してください。
マネージャーおよびエージェントの必須ハードウェア条件
ソフトウェア名 | ハードウェア | 備考 |
---|---|---|
マネージャー | PRIMERGY BXシリーズ | CPUは、デュアルコアCPU以上を必要とします。 |
エージェント | PRIMERGY BX620 S4 |
PRIMEQUEST 2000シリーズを利用する場合、以下のサーバ仮想化ソフトウェアは未サポートです。
|
SPARC Enterprise Mシリーズ | 消費電力監視を利用するには、XCPのバージョンが1090以降である必要があります。 | |
SPARC Enterprise T5120 | ILOMのバージョンが3.0以降である必要があります。 | |
SPARC M10 | XSCFのバージョンがXCP2010以降である必要があります。 | |
- | PRIMERGY SX650 | PRIMERGY BXシリーズのシャーシを登録することで自動的に表示されます。 |
HBA address rename設定サービス | FMVシリーズほか(パソコン) (注3) | - |
注1) IPMI 2.0をサポートします。
注2) 一般的にBaseboard Management Controller(以降、BMC)と呼ばれる装置を指します。
注3) FMV ロングライフパソコンをお勧めします。
エージェントで利用できる機能
エージェントで利用できる機能は、使用するハードウェアに応じて以下のように異なります。
機能 | PRIMERGYシリーズ | PRIMEQUEST | SPARC M10/SPARC Enterprise | その他のPCサーバ | ||
---|---|---|---|---|---|---|
ブレード型 | ラックマウント型/タワー型 | |||||
状態監視 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ (注1) | |
電源操作 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
バックアップとリストア(注2、注3) | ○ | ○ | ○ (注14) | × | ○ (注15) | |
ハードウェア保守 | ○ | ○ (注4) | ○ (注4) | × | ○ (注15) | |
メンテナンスLED | ○ | × | × | × | × | |
管理画面起動 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | |
サーバ切替え | バックアップ・リストア方式(注3) | ○ | ○ | × | × | ○ (注15) |
HBA address rename 方式(注3、注5) | ○ | ○ | × | × | × | |
VIOMサーバプロファイル切替え方式 (注6) | ○ | ○ (注7) | × | × | × | |
ストレージアフィニティ切替え方式 | × | × | × | ○ (注8) | × | |
クローニング (注2、注3、注9) | ○ | ○ | ○ (注10) | × | ○ (注15) | |
HBA address rename (注3、注5) | ○ | ○ | × | × | × | |
VIOM連携 (注6) | ○ | ○ (注7) | × | × | × | |
VLAN設定 | ○ | × | × | × | × | |
一括設定 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
消費電力監視 | ○ (注11) | ○ (注12) | × | ○ (注13) | × |
○: 利用できます。
×: 利用できません。
注1) サーバ管理ソフトウェアと連携したサーバ監視はできません。
注2) エージェントがiSCSIディスク上で動作している場合、以下のディスク構成ではイメージ操作を行えません。
iSCSIディスク単一構成で操作を行ってください。
iSCSIディスク + 内蔵ディスク
iSCSIディスク + SANディスク
注3) バックアップ・リストア、クローニング、およびHBA address renameを利用する場合は、使用するNIC(または、LAN拡張ボード)が、PXEブートに対応している必要があります。
注4) メンテナンスLEDは操作できません。
注5) HBA address renameを利用する場合、搭載しているHBAがHBA address renameに対応している必要があります。1つの管理対象サーバにHBAが合計2ポートまで搭載されている構成だけサポートします。
注6) ServerView Virtual-IO Managerが必要です。
注7) VIOMがサポートしているラックマウント型サーバの場合だけ利用できます。
注8) 以下の場合で、かつ1つの管理対象サーバにHBAが合計8ポートまで搭載されている構成だけサポートします。
SPARC Enterprise M3000
領域を分割していないSPARC Enterpriseパーティションモデル
SPARC M10-1/M10-4
Building Block構成をしていないSPARC M10-4S
SPARC Enterprise T5120/T5140/T5220/T5240/T5440
OS別の機能一覧は、「表2.2 OS別機能一覧」を参照してください。
注9) iSCSIディスク上で動作しているエージェントがLinuxである場合、クローニングを行えません。
注10) PRIMEQUEST 1000シリーズだけサポートしています。ブートオプションにLegacy bootを指定している場合だけクローニングを行えます。UEFIを指定している場合は行えません。
注11) シャーシBX900 S1と、サーバBX920 S1、BX920 S2、BX920 S3、BX920 S4、BX2560 M1、BX922 S2、BX924 S2、BX924 S3、BX924 S4およびBX960 S1をサポートします。
注12) ラックマウント型(RX200/300/600/2530/2540)だけをサポートします。
注13) SPARC Enterprise M3000、SPARC M10-1/M10-4/M10-4Sだけをサポートします。
注14) PRIMEQUEST 2000シリーズはWindowsマネージャーの場合だけバックアップとリストアができます。オンボードLANのNICだけPXEブートに対応しています。
注15) 本機能を利用する場合、当社技術員に連絡してください。
管理クライアントの必須ハードウェア条件
管理クライアントとして、以下のハードウェアが必要です。
ソフトウェア | ハードウェア | 備考 |
---|---|---|
クライアント | FMVシリーズほか(パソコン) | - |
電力監視デバイスのハードウェア条件
ハードウェア | 備考 |
---|---|
Symmetra RM 4000VA | ネットワーク・マネジメント・カードのファームウェアがv2.5.4またはv3.0以上 |
Smart-UPS RT 10000 | - |
Smart-UPS RT 5000 | - |