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ServerView Resource Orchestrator Express/Virtual Edition V3.1.2 設計ガイド
FUJITSU Software

2.5 ハードウェア環境

本製品を使用する場合、以下のハードウェア条件を満たす必要があります。

サポート機種については、FUJITSU Software ServerView Resource Orchestrator Webサイトを参照してください。

マネージャーおよびエージェントの必須ハードウェア条件

表2.55 必須ハードウェア条件

ソフトウェア名

ハードウェア

備考

マネージャー

PRIMERGY BXシリーズ
PRIMERGY RXシリーズ
PRIMERGY TXシリーズ
PRIMEQUEST

CPUは、デュアルコアCPU以上を必要とします。
本製品として必要なメモリ容量は、「2.4.2.8 メモリ容量」を参照してください。
本製品として必要なメモリ容量以外に別途必須ソフトウェアのメモリ容量を考慮してください。

エージェント

PRIMERGY BX620 S4
PRIMERGY BX620 S5
PRIMERGY BX620 S6
PRIMERGY BX920 S1
PRIMERGY BX920 S2
PRIMERGY BX920 S3
PRIMERGY BX920 S4
PRIMERGY BX2560 M1
PRIMERGY BX922 S2
PRIMERGY BX924 S2
PRIMERGY BX924 S3
PRIMERGY BX924 S4
PRIMERGY BX960 S1
PRIMERGY RXシリーズ
PRIMERGY TXシリーズ
PRIMEQUEST
その他のPCサーバ

  • PRIMERGY BXシリーズ以外のサーバの場合

    IPMI(注1)に対応しているサーバ管理装置(注2)を搭載する必要があります。

  • HBA address renameを利用する場合

    "I/O仮想化オプション"が必要です。

  • VMwareを動作させているその他のPCサーバはサポートしていません。

  • FTモデルはサポートしていません。

  • PRIMERGY BX920 S3、BX920 S4、BX2560 M1、BX924 S3、またはBX924 S4を利用する場合、本製品はCNAのUMC機能は使用できません。

  • VIOMがサポートしているラックマウント型サーバは以下のとおりです。

    • PRIMERGY RX200 S7以降

    • PRIMERGY RX300 S7以降

    • PRIMERGY RX2520 M1以降

    • PRIMERGY RX2530 M1以降

    • PRIMERGY RX2540 M1以降

PRIMEQUEST 2000シリーズを利用する場合、以下のサーバ仮想化ソフトウェアは未サポートです。

  • VMware vSphere 4.1以前

  • RHEL5-Xen

  • Citrix XenServer

SPARC Enterprise Mシリーズ

消費電力監視を利用するには、XCPのバージョンが1090以降である必要があります。

SPARC Enterprise T5120
SPARC Enterprise T5140
SPARC Enterprise T5220
SPARC Enterprise T5240
SPARC Enterprise T5440

ILOMのバージョンが3.0以降である必要があります。

SPARC M10

XSCFのバージョンがXCP2010以降である必要があります。

-

PRIMERGY SX650
PRIMERGY SX940

PRIMERGY BXシリーズのシャーシを登録することで自動的に表示されます。
ソフトウェアのインストールは必要ありません。

HBA address rename設定サービス

FMVシリーズほか(パソコン) (注3)
PRIMERGY RXシリーズ
PRIMERGY BXシリーズ
PRIMERGY TXシリーズ
PRIMEQUEST
その他のPCサーバ

-

注1) IPMI 2.0をサポートします。
注2) 一般的にBaseboard Management Controller(以降、BMC)と呼ばれる装置を指します。
注3) FMV ロングライフパソコンをお勧めします。


エージェントで利用できる機能

エージェントで利用できる機能は、使用するハードウェアに応じて以下のように異なります。

表2.56 ハードウェア別機能一覧

機能

PRIMERGYシリーズ

PRIMEQUEST

SPARC M10/SPARC Enterprise

その他のPCサーバ

ブレード型

ラックマウント型/タワー型

状態監視

○ (注1)

電源操作

バックアップとリストア(注2、注3)

○ (注14)

×

○ (注15)

ハードウェア保守

○ (注4)

○ (注4)

×

○ (注15)

メンテナンスLED

×

×

×

×

管理画面起動

×

サーバ切替え

バックアップ・リストア方式(注3)

×

×

○ (注15)

HBA address rename 方式(注3、注5)

×

×

×

VIOMサーバプロファイル切替え方式 (注6)

○ (注7)

×

×

×

ストレージアフィニティ切替え方式

×

×

×

○ (注8)

×

クローニング (注2、注3、注9)

○ (注10)

×

○ (注15)

HBA address rename (注3、注5)

×

×

×

VIOM連携 (注6)

○ (注7)

×

×

×

VLAN設定

×

×

×

×

一括設定

消費電力監視

○ (注11)

○ (注12)

×

○ (注13)

×

○: 利用できます。
×: 利用できません。
注1) サーバ管理ソフトウェアと連携したサーバ監視はできません。
注2) エージェントがiSCSIディスク上で動作している場合、以下のディスク構成ではイメージ操作を行えません。
iSCSIディスク単一構成で操作を行ってください。

注3) バックアップ・リストア、クローニング、およびHBA address renameを利用する場合は、使用するNIC(または、LAN拡張ボード)が、PXEブートに対応している必要があります。
注4) メンテナンスLEDは操作できません。
注5) HBA address renameを利用する場合、搭載しているHBAがHBA address renameに対応している必要があります。1つの管理対象サーバにHBAが合計2ポートまで搭載されている構成だけサポートします。
注6) ServerView Virtual-IO Managerが必要です。
注7) VIOMがサポートしているラックマウント型サーバの場合だけ利用できます。
注8) 以下の場合で、かつ1つの管理対象サーバにHBAが合計8ポートまで搭載されている構成だけサポートします。

OS別の機能一覧は、「表2.2 OS別機能一覧」を参照してください。

注9) iSCSIディスク上で動作しているエージェントがLinuxである場合、クローニングを行えません。
注10) PRIMEQUEST 1000シリーズだけサポートしています。ブートオプションにLegacy bootを指定している場合だけクローニングを行えます。UEFIを指定している場合は行えません。
注11) シャーシBX900 S1と、サーバBX920 S1、BX920 S2、BX920 S3、BX920 S4、BX2560 M1、BX922 S2、BX924 S2、BX924 S3、BX924 S4およびBX960 S1をサポートします。
注12) ラックマウント型(RX200/300/600/2530/2540)だけをサポートします。
注13) SPARC Enterprise M3000、SPARC M10-1/M10-4/M10-4Sだけをサポートします。
注14) PRIMEQUEST 2000シリーズはWindowsマネージャーの場合だけバックアップとリストアができます。オンボードLANのNICだけPXEブートに対応しています。
注15) 本機能を利用する場合、当社技術員に連絡してください。


管理クライアントの必須ハードウェア条件

管理クライアントとして、以下のハードウェアが必要です。

表2.57 管理クライアントの必須ハードウェア条件

ソフトウェア

ハードウェア

備考

クライアント

FMVシリーズほか(パソコン)
PRIMERGY RXシリーズ
PRIMERGY BXシリーズ
PRIMERGY TXシリーズ
その他のPCサーバ

-


電力監視デバイスのハードウェア条件

表2.58 サポートする電力監視デバイス

ハードウェア

備考

Symmetra RM 4000VA
PG-R1SY4K/PG-R1SY4K2

ネットワーク・マネジメント・カードのファームウェアがv2.5.4またはv3.0以上

Smart-UPS RT 10000
PY-UPAR0K/PG-R1SR10K

-

Smart-UPS RT 5000
PY-UPAC5K

-