オペレーショナルデータストア
Symfoware Analytics Serverで利用する、一時的にデータを保持するデータベースです。データ蓄積機能からオペレーショナルデータストアにデータが格納されます。また、Symfoware Analytics Serverでは、Operational Data Store(ODS)とも表現します。
カラムナデータベース
Symfoware Analytics Serverで利用する、列(カラム)指向で内部処理を行うデータベースです。
カラムナテーブル
Symfoware Analytics Serverで利用する、列(カラム)を分離独立して管理・格納を行うテーブルです。
カラムナテーブル分割機能
1つのカラムナテーブルのデータを地域、店舗、日付などの値の範囲で分割する機能です。Symfoware Analytics Server Partitioning Optionを利用することで実現できます。
拡張ライブラリ
金融・流通・製造分野で実績のあるデータ分析手法を簡単で高速に実行できるように、Symfoware Analytics Serverが提供する分析アルゴリズム群のことです。
クラスタリング
データ解析手法の1つで与えられたデータを自動的に分類する手法およびアルゴリズムのことです。
最小記述長原理
情報理論に基づくモデル選択基準のことです。情報量で決まる符号帳(ビット数)が最小であることがデータの説明として最適とあるとするモデルです。
サンプル区間
ずれを検出するために、対象の時間よりどれぐらい前の時間帯のデータを利用するかを示した値のことです。
システムコマンド
Symfoware Analytics Serverを構成するDWHサーバの環境作成、バックアップ、リカバリーなどの運用を行うコマンドです。
時系列データ
時間と共に変動する値をある時間間隔で記録したデータのことです。
情報量
ある事象の起こりにくさを表す尺度です。珍しい事象ほど情報量は大きくなります。
スケールアウト機能
DWHサーバをマルチサーバ構成にすることによって、DWHサーバに対する問い合わせを複数サーバで分散処理する機能です。Symfoware Analytics Server Scale Out Optionを利用することで実現できます。
蓄積テーブル
DWHサーバ上に作成した、蓄積ファイルを参照するためのテーブルです。
蓄積ファイル
fluentdを利用したデータ連携によって収集したデータをオペレーショナルデータストア(ODS)に格納したデータファイルです。
ディメンション
データの内容(メジャー)をどのように見るのかを示すデータのくくり方や切り口のことを指します。ディメンションは、“軸”および“次元”と呼ばれることもあります。
データ暗号化
クライアントとサーバ間の通信データおよびデータベースへの格納データに機密情報を含む場合、これらのデータを保護する機能です。
データ蓄積
データ連携機能で収集した様々な業務データを蓄積、管理するオペレーショナルデータストア(ODS)と連携する機能です。
データ蓄積定義クライアント
データ連携機能により基幹システムから収集した業務データを蓄積するODSの構成を定義するクライアント機能です。
データ匿名化
匿名化アルゴリズムを利用して、データベーステーブルやカラムナテーブル内のデータを指定した内容で匿名化する機能です。
データ秘匿化
アプリケーションによって発行された問合せに対して、情報の推測を防止するために返却データを改訂できる機能です。
データ分析
R言語による統計解析や分析アルゴリズムを利用して、様々な業務データの分析を行う機能です。
データ分析クライアント
R言語からSymfoware Analytics ServerのデータベースにアクセスするためのRパッケージです。
データベース
Symfoware Serverにより提供されており、アプリケーションやBusiness Intelligence(BI)システムからデータ活用するためのデータを管理する機能です。
データベースの暗号化
カラムナテーブルのカラム単位に暗号化する機能です。Symfoware Analytics Server Advanced Security Optionを利用することで実現できます。
データ連携
企業内の様々なシステムで発生するデータを収集して、データ蓄積機能に格納する機能です。データ連携方法には、Interstage Information Integratorと連携して各種データベース、ファイルなどの様々なデータソースから収集する方法とfluentdと連携して様々なシステムのログを収集する方法があります。
データ連携エージェント
さまざまなシステムに存在するログなどのデータを、fluentdを利用したデータ連携を構成するサーバに送信する機能をデータ連携エージェントと呼びます。
データ連携定義クライアント
Interstage Information Integratorと連携して各種データベース、ファイルなどの様々なデータソースから収集する一連の処理プロセスを定義するクライアント機能です。
テンソル
線形的な量または線形的な幾何概念を一般化したものです。Symfoware Analytics Serverでは、多次元配列を意味しています。
秘匿化ポリシー
アプリケーションからアクセスするときに特定の条件下でデータを改訂する方法を規定したものです。秘匿化対象、秘匿化種別、秘匿化条件、秘匿化形式などが設定できます。
分析結果テーブル
分析ファンクションで分析した結果が格納されるデータベーステーブルのことです。
分析結果ビュー
分析対象テーブルと分析ファンクションの実行結果を結合したデータベースビューのことです。
分析対象テーブル
分析ファンクションの入力データとなる分析対象のデータが格納されたデータベーステーブルのことです。
分析ファンクション
格納されたデータに対して、統計解析手法を使用したデータ分析を行います。その分析結果をテーブルおよびビューとして出力するデータベースのファンクションのことです。
メジャー
分析対象とするデータの内容をメジャーと呼びます。メジャーはファクトと呼ばれることもあります。
fluentd
ログを収集して格納するためのログ収集基盤ソフトウェアです。fluetndは、オープンソース・ソフトウェアとして提供されています。
fluentd動作定義ファイル
fluentdを利用したデータ連携で、データの収集方法や処理方法を設定するための定義ファイルです。
Data Analytics Library Pythonパッケージ
Symfoware Analytics Serverが提供するデータ分析用のPythonパッケージです。このパッケージでテンソル解析を用いた外れ値検知アルゴリズムを提供しています。
R言語
OSSで提供された統計解析向けのプログラミング言語およびその開発実行環境のことです。
R言語による統計解析
データベースサーバ上でデータ抽出・分析・格納を行う実行基盤のことです。
Rクライアント
R言語の開発実行環境のひとつであり、RPostgreSQLと連携してデータベースでの操作を行いながら効率的に開発できます。
Rコンソール
R言語による統計解析に利用でき、Rエディタで作成した処理を実行して結果を表示するコンソールです。
Rパッケージ
R言語による統計解析を行うための分析アルゴリズムを搭載したパッケージです。分析用途に合わせてこれらのRパッケージを組み合わせることでさまざまな分析を行えます。
RPostgreSQL
Rクライアントからデータベースにアクセスするために必要となるRパッケージです。