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Symfoware Analytics ServerV12.2.0 利用ガイド
FUJITSU Software

付録M 障害調査情報の採取

環境構築や運用中に発生したトラブルの原因が判明しない場合、初期調査のための情報を採取します。
初期調査のための情報の採取方法について説明します。
FJQSS(資料採取ツール)で、初期調査のための情報を採取してください。

採取方法

Windows対象サーバ/パソコンにログインし、スタートメニューから[FJQSS (資料採取ツール)]-[資料採取 (製品名)]を選択します。

Linux対象サーバにスーパーユーザーでログインし、以下のコマンドを実行します。

/opt/FJSVqstl/fjqss_collect

製品名にはインストールしている機能により以下が表示されます。対象サーバ/パソコンにインストールされているすべての製品名について採取してください。

機能

製品名

データベースサーバ機能

Symfoware Analytics Server DWH サーバ

WindowsSymfoware Server (Openインターフェース) (64bit) V12.1.0 (プロセス異常時)
Symfoware Server (Openインターフェース) (64bit) V12.1.0 (処理結果異常時)
Symfoware Server (Openインターフェース) (64bit) V12.1.0 (無応答時)

LinuxSymfoware Server (Openインターフェース) (64bit) V12.1.1 (プロセス異常時)
Symfoware Server (Openインターフェース) (64bit) V12.1.1 (処理結果異常時)
Symfoware Server (Openインターフェース) (64bit) V12.1.1 (無応答時)

データ連携サーバ機能

Interstage Information Integrator Transfer Accelerator(資料採取)
Interstage Information Integrator(資料採取)

データ蓄積サーバ機能

WindowsSymfoware Analytics Server(Operational Data Store)

LinuxInterstage Information Storage (サーバプロセスダウン)
Interstage Information Storage (サーバプロセス無応答)
Interstage Information Storage (性能問題)
Interstage Information Storage (処理結果異常(ロード))
Interstage Information Storage (処理結果異常(抽出))
Interstage Information Storage (処理結果異常(資源管理コマンド)

データ連携エージェント機能

Symfoware Analytics Server データ連携エージェント

データ加工サーバ機能

資料採取(Interstage Business Process Manager Analytics)
資料採取(Interstage Business Analytics Modeling Server 分析サーバ)

データ加工クライアント機能

資料採取(Interstage Business Analytics Modeling Server 開発環境クライアント)

参照

WindowsFJQSSの使用方法については、以下で表示されるマニュアルを参照してください。
[スタート]メニューの[FJQSS(資料採取ツール)]の[FJQSS ユーザーズガイド]

LinuxFJQSSの使用方法については、“FJQSS(資料採取ツール)ユーザーズガイド”を参照してください。

注意

WindowsFJQSSで、データベースサーバ機能に関する初期調査のための情報を採取する際は、以下の環境変数を設定する入力画面が表示されます。

  • PGDATA
    インストール時に指定したデータベースのデータ格納先ディレクトリを設定してください。

  • PGPORT
    インスタンスのポート番号を設定してください。デフォルトのポート番号(26500)を変更していない場合は設定不要です。

  • PGUSER
    DWHサーバ管理者ユーザーを設定してください。
    設定したDWHサーバ管理者ユーザーは、クライント認証ができるよう設定してください。
    FJQSSはtemplate1データベースに対してTCP/IP接続を行い、データベースの情報を取得します。

LinuxFJQSSで、データベースサーバ機能に関する初期調査のための情報を採取する際は、必ず以下の環境変数を設定してください。

  • Symfoware Serverを使用するために必要な環境変数
    詳細は、“Symfoware Server 導入ガイド(サーバ編)”の“initdbコマンドを使用する場合”において、インスタンスの作成手順の“環境変数の作成”を参照してください。

  • PGDATA
    インストール時に指定したデータベースのデータ格納先ディレクトリを設定してください。

  • PGPORT
    インスタンスのポート番号を設定してください。デフォルトのポート番号(26500)を変更していない場合は設定不要です。

  • PGUSER
    DWHサーバ管理者ユーザーを設定してください。
    設定したDWHサーバ管理者ユーザーは、クライント認証ができるよう設定してください。
    FJQSSはtemplate1データベースに対してTCP/IP接続を行い、データベースの情報を取得します。

  • SYMFO_HOME
    以下のディレクトリを設定してください。

    • /opt/symfoserver64