環境構築や運用中に発生したトラブルの原因が判明しない場合、初期調査のための情報を採取します。
初期調査のための情報の採取方法について説明します。
FJQSS(資料採取ツール)で、初期調査のための情報を採取してください。
採取方法
対象サーバ/パソコンにログインし、スタートメニューから[FJQSS (資料採取ツール)]-[資料採取 (製品名)]を選択します。
対象サーバにスーパーユーザーでログインし、以下のコマンドを実行します。
/opt/FJSVqstl/fjqss_collect
製品名にはインストールしている機能により以下が表示されます。対象サーバ/パソコンにインストールされているすべての製品名について採取してください。
機能 | 製品名 |
---|---|
データベースサーバ機能 | Symfoware Analytics Server DWH サーバ Symfoware Server (Openインターフェース) (64bit) V12.1.0 (プロセス異常時) Symfoware Server (Openインターフェース) (64bit) V12.1.1 (プロセス異常時) |
データ連携サーバ機能 | Interstage Information Integrator Transfer Accelerator(資料採取) |
データ蓄積サーバ機能 | Symfoware Analytics Server(Operational Data Store) Interstage Information Storage (サーバプロセスダウン) |
データ連携エージェント機能 | Symfoware Analytics Server データ連携エージェント |
データ加工サーバ機能 | 資料採取(Interstage Business Process Manager Analytics) |
データ加工クライアント機能 | 資料採取(Interstage Business Analytics Modeling Server 開発環境クライアント) |
参照
FJQSSの使用方法については、以下で表示されるマニュアルを参照してください。
[スタート]メニューの[FJQSS(資料採取ツール)]の[FJQSS ユーザーズガイド]
FJQSSの使用方法については、“FJQSS(資料採取ツール)ユーザーズガイド”を参照してください。
注意
FJQSSで、データベースサーバ機能に関する初期調査のための情報を採取する際は、以下の環境変数を設定する入力画面が表示されます。
PGDATA
インストール時に指定したデータベースのデータ格納先ディレクトリを設定してください。
PGPORT
インスタンスのポート番号を設定してください。デフォルトのポート番号(26500)を変更していない場合は設定不要です。
PGUSER
DWHサーバ管理者ユーザーを設定してください。
設定したDWHサーバ管理者ユーザーは、クライント認証ができるよう設定してください。
FJQSSはtemplate1データベースに対してTCP/IP接続を行い、データベースの情報を取得します。
FJQSSで、データベースサーバ機能に関する初期調査のための情報を採取する際は、必ず以下の環境変数を設定してください。
Symfoware Serverを使用するために必要な環境変数
詳細は、“Symfoware Server 導入ガイド(サーバ編)”の“initdbコマンドを使用する場合”において、インスタンスの作成手順の“環境変数の作成”を参照してください。
PGDATA
インストール時に指定したデータベースのデータ格納先ディレクトリを設定してください。
PGPORT
インスタンスのポート番号を設定してください。デフォルトのポート番号(26500)を変更していない場合は設定不要です。
PGUSER
DWHサーバ管理者ユーザーを設定してください。
設定したDWHサーバ管理者ユーザーは、クライント認証ができるよう設定してください。
FJQSSはtemplate1データベースに対してTCP/IP接続を行い、データベースの情報を取得します。
SYMFO_HOME
以下のディレクトリを設定してください。
/opt/symfoserver64