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Symfoware Analytics ServerV12.2.0 利用ガイド
FUJITSU Software

J.2.19 symascolumnres

概要

symascolumnbkコマンドでバックアップしたデータをリストアします。

注意

リストアを実行する前に、以下を確認してください。

  • DWHサーバが停止していること

フルバックアップしたファイルから時系列で古い順からリストアを行ってください。

コマンド格納先

Windows[DWHサーバのインストールディレクトリ]\bin

Linux/opt/FJSVsymas/bin

呼出し形式

Windowssymascolumnres.bat {-F | -D データベーススペース名} リストアするバックアップデータファイル名 {リストアするバックアップデータファイル名}
Linuxsymascolumnres.sh {-F | -D データベーススペース名} リストアするバックアップデータファイル名 {リストアするバックアップデータファイル名}

実行ユーザー

DWHサーバ管理者ユーザー

パラメーターの説明

パラメーター

意味

省略時の動作

補足事項

-F | -D データベーススペース名

  • -F

    フルバックアップを行ったバックアップデータのリストアを行う場合に指定します。

    本パラメーターを指定した場合、必ず“リストアするバックアップデータファイル名”を指定してください。

  • -D データベーススペース名

    読み取り専用のデータベーススペースをバックアップしたバックアップデータをリストアする場合に指定します。

    本パラメーターは、Symfoware Analytics Server Partitioing Optionを導入して、データベーススペースを追加したデータベースを対象にします。

差分バックアップデータファイルとしてリストアを行います。

ありません。

リストアするバックアップデータファイル名

リストアするバックアップデータファイル名を絶対パスで指定します。

存在するバックアップデータファイル名を指定してください。
存在しないバックアップデータファイル名を指定した場合は、エラーメッセージを出力します。

省略不可

バックアップの実行時に分割指定した場合は、すべて指定してください。

復帰情報

復帰コード

意味

0

正常終了

0以外

異常終了

出力メッセージ

メッセージは、標準出力に出力されます。メッセージの詳細は、“付録K メッセージ”を参照してください。

当社技術員に連絡する場合に採取する情報

注意

  • リストアは、フルバックアップしたものから順に実行して、“前回行ったバックアップ以降に変更されたデータのバックアップ”および“最後に行ったフルバックアップ以降に変更されたデータのバックアップ”を指定してください。

  • 最新のデータに復元したい場合は、リストアしたバックアップデータファイルのあとに行ったカラムナテーブルに対する操作およびデータの追加を再度実施してください。

  • Windowsコマンドプロンプトを“管理者として実行”モードで起動してから実行してください。