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Symfoware Analytics ServerV12.2.0 利用ガイド
FUJITSU Software

H.4 CSVファイルのデータ形式

Symfoware Analytics ServerでサポートするCSVファイルの形式は以下のとおりです。

項目

形式

レコードの区切り

各レコードは、改行(CRLFまたはLF)を区切りとする分割された行に配置してください。

例:
aaa,bbb,ccc CRLF
zzz,yyy,xxx CRLF

ファイルの末尾

ファイル末尾のレコードの終端には、改行が必要です。

例:
aaa,bbb,ccc CRLF
zzz,yyy,xxx CRLF

ヘッダー行

ファイルの先頭には、オプションとして、通常行と同一の書式を持つヘッダー行を持つことができます。このヘッダーは、ファイル中の各フィールドの名称を保持し、ファイルの残りの部分にある各レコードが持っているのと同じ数のフィールドを持つ必要があります。

例:
field_name,field_name,field_name CRLF
aaa,bbb,ccc CRLF
zzz,yyy,xxx CRLF

ヘッダー行に指定するフィールドの名称として使用できる文字の種類は、半角英字(A-Z、a-z)、半角数字(0-9)、半角アンダースコア(_)です。
ヘッダー行を持つCSVファイルを入力する場合、データ変換機能において、入力データストア定義の際に指定する項目名に、ヘッダー行で指定したフィールドの名称と同じ名称を指定する必要があります。

フィールドの区切り

ヘッダーと各レコードは、カンマ、半角空白、またはタブで区切られた、一つ以上のフィールドを含みます。各行が保持するフィールドの数は、ファイル全体を通じ、同一にしてください。空白は、フィールドの一部と見なします。最後のフィールドは、カンマ、半角空白、またはタブで終わることはできません。

例:
aaa,bbb,ccc

フィールドの囲み文字

レコード中の各フィールドは、それぞれダブルクォーテーションで囲んでも囲わなくてもかまいません。フィールドがダブルクォーテーションで囲まれていない場合、そのフィールドの値に、ダブルクォーテーションを含めることができません。

例:
"aaa","bbb","ccc" CRLF
zzz,yyy,xxx

フィールド内の改行、ダブルクォーテーション

改行(CRLFまたはLF)、ダブルクォーテーション、またはカンマを含むフィールドは、ダブルクォーテーションで囲む必要があります。

例:
"aaa","b CRLF
bb","ccc" CRLF
zzz,yyy,xxx

ダブルクォーテーションで囲まれたフィールド内のダブルクォーテーション

フィールドがダブルクォーテーションで囲まれている場合、フィールドの値に含まれるダブルクォーテーションは、その直前にひとつダブルクォーテーションを付加して、エスケープする必要があります。

例:
"aaa","b""bb","ccc"

文字コード

システム関数:UTF-8(BOMなし)

データ加工機能:Shift_JIS、UTF-8(BOMあり)、UTF-8(BOMなし)

レコード長

最大32メガバイト

1レコード内のフィールド数

最大1024個