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Symfoware Analytics ServerV12.2.0 利用ガイド
FUJITSU Software

C.4.1 カラムナテーブルのバックアップ

カラムナテーブルのデータのバックアップについて説明します。

symascolumbkコマンドを実行して、カラムナテーブルのデータのバックアップを行います。

カラムナテーブルのデータのバックアップの方法には、以下の方法があります。

参考

定期バックアップは、更新可能なデータベーススペースを対象にしてください。

これにより、読み取り専用のデータベーススペースはバックアップされないため、バックアップの実行時間を短縮できます。

読み取り専用のデータベーススペースは、読み取り専用にしたあと、手動でフルバックアップしてください。

参照

symascolumbkコマンドの詳細は、“J.2.18 symascolumnbk”を参照してください。

定期バックアップ

カラムナデータベースの定期バックアップを行う方法について説明します。

カラムナデータベースの定期バックアップは、以下のように行います。

Linux定期バックアップは、ジョブを自動実行するためのデーモンプロセス(cron)を使用して行います。

例)毎週月曜日の00:00にカラムナデータベースを“/COLUMNBK/SYMFOAS_DBS1_FULL”にフルバックアップを行う設定
# cron 00 00 * * 1 /opt/FJSVsymas/bin/symascolumbk.sh -F -RW  /COLUMNBK/SYMFOAS_DBS1_FULL
例)火曜日から日曜日の00:00にカラムナデータベースのフルバックアップを行った時点以降のデータを“/COLUMNBK/SYMFOAS_DBS1_2”から“/COLUMNBK/SYMFOAS_DBS1_7”に差分バックアップを行う設定
# cron 00 00 * * 2 /opt/FJSVsymas/bin/symascolumbk.sh -INCR -RW  /COLUMNBK/SYMFOAS_DBS1_2
# cron 00 00 * * 3 /opt/FJSVsymas/bin/symascolumbk.sh -INCR -RW /COLUMNBK/SYMFOAS_DBS1_3
# cron 00 00 * * 4 /opt/FJSVsymas/bin/symascolumbk.sh -INCR -RW /COLUMNBK/SYMFOAS_DBS1_4
# cron 00 00 * * 5 /opt/FJSVsymas/bin/symascolumbk.sh -INCR -RW /COLUMNBK/SYMFOAS_DBS1_5
# cron 00 00 * * 6 /opt/FJSVsymas/bin/symascolumbk.sh -INCR -RW  /COLUMNBK/SYMFOAS_DBS1_6
# cron 00 00 * * 7 /opt/FJSVsymas/bin/symascolumbk.sh -INCR -RW /COLUMNBK/SYMFOAS_DBS1_7

手動バックアップ

カラムナデータベースの手動バックアップを行う方法について説明します。

読み取り専用に変更したカラムナテーブルのデータベーススペースをバックアップします。

以下は、読み取り専用に変更したデータスペース“SYMFOAS_DBS2”を“/COLUMNBK/SYMFOAS_DBS2”へバックアップする例です。

例)
Windows> c:\SymfoAS\bin\symascolumbk.bat -F -D SYMFOAS_DBS2 d:\COLUMNBKSYMFOAS_DBS2
Linux# /opt/FJSVsymas/bin/symascolumbk.sh -F -D SYMFOAS_DBS2 /COLUMNBK/SYMFOAS_DBS2

参照

読み取り専用に変更する方法は、“C.4.2 カラムナテーブルのデータベーススペースの読み取り専用への変更”を参照してください。