Symfoware Analytics Serverは、システムで扱うデータのセキュリティを保つためにデータの保護を目的としたデータ秘匿化機能、クライアントとサーバ間のネットワークにおける通信保護を目的とした暗号化機能を提供しています。
データ秘匿化とは、アプリケーションによって発行された問合せに対して、返却データを改訂できる機能です。
たとえば、従業員データの問合せ結果に対して、8桁の従業員番号の最後の4桁以外を“*”で改訂して返信する場合などに利用できます。
Symfoware Analytics Serverでは、以下の暗号化機能を提供しており、クライアントとサーバ間の通信データおよびデータベースへの格納データに機密情報を含む場合、これらのデータを保護することができます。
データベースの暗号化
カラムナテーブルのカラム単位に暗号化する機能を提供します。
別途、Symfoware Analytics Server Advanced Security Optionが必要です。
データベースクライアントとサーバ間の通信の暗号化
データベースクライアントとサーバ間のデータを暗号化することで、ネットワーク上の盗聴による脅威から通信データを保護します。
データ連携時の通信の暗号化
自サーバと相手サーバ間のデータを暗号化することで、ネットワーク上の盗聴による脅威から通信データを保護します。