機能説明
インスタンス監視エージェントをミドルウェアインスタンス単位で起動または停止することができます。
記述形式
swopnzbxagtctrl | {start|stop|restart} [-d ミドルウェアインスタンスホスト名] |
オプション
Zabbixエージェントを起動します。
Zabbixエージェントを停止します。
Zabbixエージェントを再起動します。
Consolidation Optionの監視対象であるミドルウェアインスタンスホスト名を指定します。
省略した場合は、サーバ監視エージェントを起動または停止します。
復帰値
正常終了
異常終了
コマンド格納場所
Linux | /opt/FJSVfjzbx/bin |
実行に必要な権限/実行環境
システム管理者(スーパーユーザ)だけが実行できます。
Open監視サーバ/Open監視プロキシ/Open監視エージェントで実行可能です。
使用例
ミドルウェアインスタンスホスト名が「ISAS_Instance1_host1」のインスタンス監視エージェントを起動する
# /opt/FJSVfjzbx/bin/swopnzbxagtctrl start -d ISAS_Instance1_host1
ミドルウェアインスタンスホスト名が「ISAS_Instance1_host1」のインスタンス監視エージェントを停止する
# /opt/FJSVfjzbx/bin/swopnzbxagtctrl stop -d ISAS_Instance1_host1
実行結果
正常終了時
ミドルウェアインスタンスホスト名が「ISAS_Instance1_host1」のインスタンス監視エージェントを起動した場合
Starting Zabbix agent(ISAS_Instance1_host1): [ OK ]
ミドルウェアインスタンスホスト名が「ISAS_Instance1_host1」のインスタンス監視エージェントを停止した場合
Stopping Zabbix agent(ISAS_Instance1_host1): [ OK ]
異常終了時
標準出力に以下のメッセージが出力されます。
Starting|Stopping Zabbix agent(ミドルウェアインスタンスホスト名): [失敗]
また、標準エラー出力にZabbixのエラーメッセージが出力されます。
Zabbixのエラーメッセージの内容にしたがって対処してください。
例)
zabbix_agentd.confが存在しない場合
Starting Zabbix agent(ISAS_Instance1_host1): zabbix_agentd [19541]: cannot open config file [/etc/opt/FJSVfjzbx/ISAS_isaps1/zabbix_agentd.conf]: [2] No such file or directory [失敗]