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Systemwalker Centric Manager Consolidation Option ユーザーズガイド
FUJITSU Software

5.4.1 Symfoware Server Consolidation Optionを監視する場合

クラスタシステム運用をしているSymfoware Server Consolidation OptionのDBインスタンスを監視する場合は、ミドルウェアインスタンスが存在する環境にインストールしたOpen監視エージェントで以下の設定を行います。

  1. 物理ホストのインスタンス監視エージェントの監視設定を行います。

    運用系サーバおよび待機系サーバにおいて、“運用”-“ミドルウェアインスタンスの監視設定”の “Symfoware Server Consolidation Optionを監視する場合”の手順で設定します。ただし、クラスタシステムの場合、Symfoware ServerのWebAdminは利用できません。そのため、手順2のポイントにあるWebAdminの起動URLの設定は行わないでください。

  2. Zabbix特権管理者のユーザーでZabbixのWebインターフェースにログインして、[設定]-[ホスト]画面で物理ホストの名前を選択し、[マクロ]タブで以下を設定します。

    マクロ

    {$USERAP}

    userApplication

    {$SYSNODE}

    SysNode名

  3. [設定]-[ホスト]画面の[トリガー]からすべてのトリガーのステータスを無効にします。

  4. 論理ホストのインスタンス監視エージェントの監視設定を行います。

    運用系サーバおよび待機系サーバにおいて、“運用”-“ミドルウェアインスタンスの監視設定”-“Symfoware Server Consolidation Optionを監視する場合”の手順1と手順2に記載されている手順で設定ファイルを作成します。ただし、手順2のポイントにあるWebAdminの起動URLの設定は行わないでください。

    また、設定で使用するミドルウェアインスタンスホスト名は運用系サーバと待機系サーバで同一とし、以下のように作成します。

    SYMFOSVOI_DBインスタンス名_論理ホスト名

    「DBインスタンス名」には、Symfoware Server Consolidation Optionで作成したDBインスタンス名を指定してください。

    「論理ホスト名」には、Symfoware Server Consolidation Optionを構築した環境の論理ホスト名を指定してください。

    また、各設定項目には運用系サーバと待機系サーバで同一の値を設定してください。

  5. Zabbix特権管理者のユーザーでZabbixのWebインターフェースにログインして、[設定]-[ホスト]画面の[ホストの作成]から以下のホストを作成してください。

    なお、記載されていない設定項目は任意です。

    設定項目

    内容

    ホスト

    ホスト名

    ミドルウェアインスタンスホスト名

    グループ

    業務システム名

    エージェントのインターフェース

    IPアドレス

    論理ホストのIPアドレス

    ポート

    ListenPortに指定したポート番号

    ステータス

    有効

    テンプレート

    テンプレートとのリンク

    Template App Zabbix Agent

    Template Symfoware Server

    マクロ

    マクロ

    {$USERAP}

    userApplication名

    マクロ

    {$SYSNODE}

    優先順位の最も高いSysNode名

    ホストインベントリ

    自動

  6. クラスタアプリケーションを起動します。起動方法については“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”を参照してください。