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Interstage Business Application Server リリース情報
FUJITSU Software

2.2 旧バージョン・レベルからの資源の移行方法

同期アプリケーション連携実行基盤の資源

定義ファイル(アプリケーション連携実行基盤定義ファイルなど)

旧バージョン・レベル

本バージョン・レベルでの使用可否

8.0.1

9.0.0、9.1.0、9.2.0、9.2.1

10.0.0、10.1.0

11.0.0、11.1.0、11.1.1

[○:互換あり  △:一部互換なし  ×:互換なし  -:定義が存在しない]

サーバアプリケーション(COBOL)

COBOLで作成したサーバアプリケーションのバイナリを移行する場合は、移行先で運用時に使用するNetCOBOL運用パッケージのバージョンにおいて、移行元でビルドの際に使用したNetCOBOL開発パッケージのバージョンがサポートされているかどうかを確認してください。再ビルドする場合は、本バージョンのソフトウェア条件に従ってください。

ソースレベルの互換性については以下の表のとおりとなります。

旧バージョン・レベル

本バージョン・レベルでの使用可否

8.0.1

9.0.0、9.1.0、9.2.0、9.2.1

10.0.0、10.1.0

11.0.0、11.1.0、11.1.1

[○:互換あり  △:一部互換なし  ×:互換なし]

サーバアプリケーション(C言語)

C言語で作成したサーバアプリケーションを移行する場合は、移行元と移行先のOSにより対応が異なります。

プラットフォームに変更がない場合、ソースレベルの互換性については以下の表のとおりとなります。

プラットフォームに変更がない場合で、下記の表で○となっている場合でも、旧バージョン・レベルを実行していた環境のOSと、新バージョン・レベルを実行する環境のOSのバージョンが異なる場合は、再ビルドする必要があります。

旧バージョン・レベル

本バージョン・レベルでの使用可否

8.0.1


9.0.0、9.1.0、9.2.0、9.2.1



× (注1) (注2)

10.0.0、10.1.0



× (注1) (注2)

11.0.0、11.1.0、11.1.1

[○:互換あり  △:一部互換なし  ×:互換なし]

注1) 実行基盤インタフェースを再生成する必要があります。

注2) サーバアプリケーションのパラメタとして受け渡されるメモリ領域をアプリケーションで開放、もしくは再獲得する場合、V11以降で提供されるAPIを使用する必要があります。詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”の“メモリ獲得・開放API”を参照してください。

プラットフォームに変更がある場合、移行元と移行先のOSにより対応が異なります。

プラットフォームに変更がある場合は、上記に加えアプリケーションにおいてポインタ演算など移植時に問題となるコーディングがないか一般的な注意点について確認してください。

クライアントアプリケーション(Java)

旧バージョン・レベル

本バージョン・レベルでの使用可否

8.0.1

9.0.0、9.1.0、9.2.0、9.2.1

10.0.0、10.1.0

11.0.0、11.1.0、11.1.1

[○:互換あり  △:一部互換なし  ×:互換なし]

クライアントアプリケーション(C言語)

C言語で作成したクライアントアプリケーションを移行する場合、C言語で作成したサーバアプリケーションを移行する場合と同様の注意点があります。

同期アプリケーション連携実行基盤の資源

定義ファイル(アプリケーション連携実行基盤定義ファイルなど)

旧バージョン・レベル

本バージョン・レベルでの使用可否

8.0.1

9.0.0、9.1.0、9.2.0、9.2.1

10.0.0、10.1.0

11.0.0、11.1.0、11.1.1

[○:互換あり  △:一部互換なし  ×:互換なし  -:定義が存在しない]

サーバアプリケーション

サーバアプリケーションを移行する場合は、旧バージョン・レベルを実行していた環境のOSと、新バージョン・レベルを実行する環境のOSのバージョンが異なる場合は、再ビルドする必要があります。

ソースレベルの互換性については以下の表のとおりとなります。

旧バージョン・レベル

本バージョン・レベルでの使用可否

8.0.1

9.0.0、9.1.0、9.2.0、9.2.1

10.0.0、10.1.0

11.0.0、11.1.0、11.1.1

[○:互換あり  △:一部互換なし  ×:互換なし]

クライアントアプリケーション

旧バージョン・レベル

本バージョン・レベルでの使用可否

8.0.1

9.0.0、9.1.0、9.2.0、9.2.1

10.0.0、10.1.0

11.0.0、11.1.0、11.1.1

[○:互換あり  △:一部互換なし  ×:互換なし]

◆オープンJavaフレームワークの資源

定義ファイル(Bean定義ファイルなど)

旧バージョン・レベル

本バージョン・レベルでの使用可否

9.2.0、9.2.1

(注)

10.0.0、10.1.0

11.0.0、11.1.0、11.1.1

[○:互換あり  △:一部互換なし  ×:互換なし  -:定義が存在しない]

注) IJServer連携機能を使用していて、Spring Framework 3.xへ移行する場合

アプリケーション

旧バージョン・レベル

本バージョン・レベルでの使用可否

9.2.0、9.2.1

(注)

10.0.0、10.1.0

11.0.0、11.1.0、11.1.1

[○:互換あり  △:一部互換なし  ×:互換なし]

注) IJServer連携機能を使用していて、Spring Framework 3.xへ移行する場合

Interstage Business Application Server 9.2.0においてSpringFrameworkのIJServer連携機能を使用していた場合は、次のように修正する必要があります。

◆TERASOLUNAフレームワーク (J2EE)

V11.1以降、J2EE(旧版互換)のIJServerワークユニット上でTERASOLUNAを使用できません。

移行方法の詳細は、“Interstage Business Application Server オープンJavaフレームワーク ユーザーズガイド”の“TERASOLUNA (Java EE 5)”の“旧バージョン・レベルからの移行”を参照してください。

TERASOLUNAフレームワーク (Java EE)

定義ファイル(Bean定義ファイル)

旧バージョン・レベル

本バージョン・レベルでの使用可否

10.0.0、10.1.0

11.0.0、11.1.0、11.1.1

[○:互換あり  △:一部互換なし  ×:互換なし  -:定義が存在しない]

アプリケーション

旧バージョン・レベル

本バージョン・レベルでの使用可否

10.0.0、10.1.0

11.0.0、11.1.0、11.1.1

[○:互換あり  △:一部互換なし  ×:互換なし]

詳細は、“Interstage Business Application Server オープンJavaフレームワーク ユーザーズガイド”の“TERASOLUNA (Java EE 5)”の“旧バージョン・レベルからの移行”を参照してください。

開発環境の資源

サーバパッケージと開発環境パッケージの組み合わせ

サーバパッケージと開発環境パッケージのバージョンの組み合わせは以下のようになります。

  

サーバパッケージ

V8.0.1

V9.0.0

V9.1.0

V9.2.0

V10.0.0

V10.1.0

V11.0.0

V11.1.0
V11.1.1

開発環境パッケージ

V8.0.1

×

×

×

×

×

×

×

V9.0.0

×

×

×

×

×

V9.1.0

×

(注1)

×

×

×

×

V9.2.0

×

(注1)

×

×

×

×

V10.0.0

×

×

×

×

×

×

V10.1.0

×

×

×

×

(注2)

×

×

V11.0.0

×

×

×

×

×

×

(注3

V11.1.0
V11.1.1

×

×

×

×

×

×

(注3

[○:使用可  △:一部使用不可  ×:使用不可]

1C言語で作成したクライアントアプリケーションは、V9.0.0 サーバパッケージでは使用できません。

注2)IJServerクラスタ向けにCOBOLプロジェクトから生成したWebサービスアプリケーションは、V10.0.0 サーバパッケージでは使用できません。

3オープンJavaフレームワークのアプリケーションを作成およびテストする場合に、ライブラリ・バージョンの違いにより使用できない機能があります。

ポイント

COBOLサーバアプリケーションの開発にCOBOL開発支援ツールを使用します。COBOL開発支援ツールは、Interstage Stuido上で動作します。V9.0.0以前のCOBOLプロジェクトマネージャで管理していた資源を使用する場合は、Interstage StudioのCOBOLプロジェクトに移行する必要があります。移行手順の詳細については、“Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド”の“COBOLプロジェクトマネージャからの移行”を参照してください。