◆同期アプリケーション連携実行基盤の資源
旧バージョン・レベル | 本バージョン・レベルでの使用可否 |
---|---|
8.0.1 | ○ |
9.0.0、9.1.0、9.2.0、9.2.1 | ○ |
10.0.0、10.1.0 | ○ |
11.0.0、11.1.0、11.1.1 | ○ |
[○:互換あり △:一部互換なし ×:互換なし -:定義が存在しない]
COBOLで作成したサーバアプリケーションのバイナリを移行する場合は、移行先で運用時に使用するNetCOBOL運用パッケージのバージョンにおいて、移行元でビルドの際に使用したNetCOBOL開発パッケージのバージョンがサポートされているかどうかを確認してください。再ビルドする場合は、本バージョンのソフトウェア条件に従ってください。
ソースレベルの互換性については以下の表のとおりとなります。
旧バージョン・レベル | 本バージョン・レベルでの使用可否 |
---|---|
8.0.1 | ○ |
9.0.0、9.1.0、9.2.0、9.2.1 | ○ |
10.0.0、10.1.0 | ○ |
11.0.0、11.1.0、11.1.1 | ○ |
[○:互換あり △:一部互換なし ×:互換なし]
C言語で作成したサーバアプリケーションを移行する場合は、移行元と移行先のOSにより対応が異なります。
プラットフォームに変更がない場合、ソースレベルの互換性については以下の表のとおりとなります。
プラットフォームに変更がない場合で、下記の表で○となっている場合でも、旧バージョン・レベルを実行していた環境のOSと、新バージョン・レベルを実行する環境のOSのバージョンが異なる場合は、再ビルドする必要があります。
旧バージョン・レベル | 本バージョン・レベルでの使用可否 |
---|---|
8.0.1 |
|
9.0.0、9.1.0、9.2.0、9.2.1 |
|
10.0.0、10.1.0 |
|
11.0.0、11.1.0、11.1.1 | ○ |
[○:互換あり △:一部互換なし ×:互換なし]
注1) 実行基盤インタフェースを再生成する必要があります。
注2) サーバアプリケーションのパラメタとして受け渡されるメモリ領域をアプリケーションで開放、もしくは再獲得する場合、V11以降で提供されるAPIを使用する必要があります。詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”の“メモリ獲得・開放API”を参照してください。
プラットフォームに変更がある場合、移行元と移行先のOSにより対応が異なります。
SolarisからLinux、LinuxからSolaris、またはLinuxから別プラットフォームのLinuxへ移行する場合、基本的にソース互換性があります。
32bit版Windowsから64bit版Windowsへ移行する場合、32bit版WindowsのV10以前のバージョン・レベルから32bit版WindowsのV11以降のバージョン・レベルに移行する場合と同様の注意点があります。
SolarisからWindows、およびLinuxからWindowsへ移行する場合、32bit版WindowsのV10以前のバージョン・レベルから32bit版WindowsのV11以降のバージョン・レベルに移行する場合と同様の注意点があります。
WindowsからSolarisおよびWindowsからLinuxへ移行する場合、実行基盤インタフェースを再生成する必要があります。
プラットフォームに変更がある場合は、上記に加えアプリケーションにおいてポインタ演算など移植時に問題となるコーディングがないか一般的な注意点について確認してください。
旧バージョン・レベル | 本バージョン・レベルでの使用可否 |
---|---|
8.0.1 | ○ |
9.0.0、9.1.0、9.2.0、9.2.1 | ○ |
10.0.0、10.1.0 | ○ |
11.0.0、11.1.0、11.1.1 | ○ |
[○:互換あり △:一部互換なし ×:互換なし]
C言語で作成したクライアントアプリケーションを移行する場合、C言語で作成したサーバアプリケーションを移行する場合と同様の注意点があります。
◆非同期アプリケーション連携実行基盤の資源
旧バージョン・レベル | 本バージョン・レベルでの使用可否 |
---|---|
8.0.1 | ○ |
9.0.0、9.1.0、9.2.0、9.2.1 | ○ |
10.0.0、10.1.0 | ○ |
11.0.0、11.1.0、11.1.1 | ○ |
[○:互換あり △:一部互換なし ×:互換なし -:定義が存在しない]
サーバアプリケーションを移行する場合は、旧バージョン・レベルを実行していた環境のOSと、新バージョン・レベルを実行する環境のOSのバージョンが異なる場合は、再ビルドする必要があります。
ソースレベルの互換性については以下の表のとおりとなります。
旧バージョン・レベル | 本バージョン・レベルでの使用可否 |
---|---|
8.0.1 | ○ |
9.0.0、9.1.0、9.2.0、9.2.1 | ○ |
10.0.0、10.1.0 | ○ |
11.0.0、11.1.0、11.1.1 | ○ |
[○:互換あり △:一部互換なし ×:互換なし]
旧バージョン・レベル | 本バージョン・レベルでの使用可否 |
---|---|
8.0.1 | ○ |
9.0.0、9.1.0、9.2.0、9.2.1 | ○ |
10.0.0、10.1.0 | ○ |
11.0.0、11.1.0、11.1.1 | ○ |
[○:互換あり △:一部互換なし ×:互換なし]
◆オープンJavaフレームワークの資源
旧バージョン・レベル | 本バージョン・レベルでの使用可否 |
---|---|
9.2.0、9.2.1 | △ (注) |
10.0.0、10.1.0 | ○ |
11.0.0、11.1.0、11.1.1 | ○ |
[○:互換あり △:一部互換なし ×:互換なし -:定義が存在しない]
注) IJServer連携機能を使用していて、Spring Framework 3.xへ移行する場合
旧バージョン・レベル | 本バージョン・レベルでの使用可否 |
---|---|
9.2.0、9.2.1 | △(注) |
10.0.0、10.1.0 | ○ |
11.0.0、11.1.0、11.1.1 | ○ |
[○:互換あり △:一部互換なし ×:互換なし]
注) IJServer連携機能を使用していて、Spring Framework 3.xへ移行する場合
Interstage Business Application Server 9.2.0においてSpringFrameworkのIJServer連携機能を使用していた場合は、次のように修正する必要があります。
SpringFramework 2.5のIJServer連携機能を使用する場合
APサーバ側の業務アプリケーションは、本バージョン・レベルで提供されるapfw-spring-ejb-api.jarを使用してEARを再ビルドする必要があります。
SpringFramework 3.xを使用する場合
IJServer連携機能を使用せずに、JMSまたはHTTP invokerとして通信を行うようにBean定義ファイルの設定を変更する必要があります。
◆TERASOLUNAフレームワーク (J2EE)
V11.1以降、J2EE(旧版互換)のIJServerワークユニット上でTERASOLUNAを使用できません。
移行方法の詳細は、“Interstage Business Application Server オープンJavaフレームワーク ユーザーズガイド”の“TERASOLUNA (Java EE 5)”の“旧バージョン・レベルからの移行”を参照してください。
◆TERASOLUNAフレームワーク (Java EE)
旧バージョン・レベル | 本バージョン・レベルでの使用可否 |
---|---|
10.0.0、10.1.0 | ○ |
11.0.0、11.1.0、11.1.1 | ○ |
[○:互換あり △:一部互換なし ×:互換なし -:定義が存在しない]
旧バージョン・レベル | 本バージョン・レベルでの使用可否 |
---|---|
10.0.0、10.1.0 | △ |
11.0.0、11.1.0、11.1.1 | ○ |
[○:互換あり △:一部互換なし ×:互換なし]
詳細は、“Interstage Business Application Server オープンJavaフレームワーク ユーザーズガイド”の“TERASOLUNA (Java EE 5)”の“旧バージョン・レベルからの移行”を参照してください。
◆開発環境の資源
サーバパッケージと開発環境パッケージのバージョンの組み合わせは以下のようになります。
| サーバパッケージ | ||||||||
V8.0.1 | V9.0.0 | V9.1.0 | V9.2.0 | V10.0.0 | V10.1.0 | V11.0.0 | V11.1.0 | ||
開発環境パッケージ | V8.0.1 | ○ | × | × | × | × | × | × | × |
V9.0.0 | × | ○ | ○ | ○ | × | × | × | × | |
V9.1.0 | × | △(注1) | ○ | ○ | × | × | × | × | |
V9.2.0 | × | △(注1) | ○ | ○ | × | × | × | × | |
V10.0.0 | × | × | × | × | ○ | ○ | × | × | |
V10.1.0 | × | × | × | × | △(注2) | ○ | × | × | |
V11.0.0 | × | × | × | × | × | × | ○ | △(注3) | |
V11.1.0 | × | × | × | × | × | × | △(注3) | ○ |
[○:使用可 △:一部使用不可 ×:使用不可]
注1)C言語で作成したクライアントアプリケーションは、V9.0.0 サーバパッケージでは使用できません。
注2)IJServerクラスタ向けにCOBOLプロジェクトから生成したWebサービスアプリケーションは、V10.0.0 サーバパッケージでは使用できません。
注3)オープンJavaフレームワークのアプリケーションを作成およびテストする場合に、ライブラリ・バージョンの違いにより使用できない機能があります。
ポイント
COBOLサーバアプリケーションの開発にCOBOL開発支援ツールを使用します。COBOL開発支援ツールは、Interstage Stuido上で動作します。V9.0.0以前のCOBOLプロジェクトマネージャで管理していた資源を使用する場合は、Interstage StudioのCOBOLプロジェクトに移行する必要があります。移行手順の詳細については、“Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド”の“COBOLプロジェクトマネージャからの移行”を参照してください。