14.3.8 DestroyNic (指定したNICをサーバから削除)

名前

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\RCXCFMG\bin\DestroyNic - 指定したNICをサーバから削除

【Linuxマネージャー】
/opt/FJSVcfmg/bin/DestroyNic.sh - 指定したNICをサーバから削除

形式

【Windowsマネージャー】

DestroyNic -version バージョンID -locale 言語コード -userId ユーザーID -password パスワード -orgId テナント名 -lplatformId L-Platform ID -lserverId サーバID -nicNo NIC番号 [-force 強制削除]

【Linuxマネージャー】

DestroyNic.sh -version バージョンID -locale 言語コード -userId ユーザーID -password パスワード -orgId テナント名 -lplatformId L-Platform ID -lserverId サーバID -nicNo NIC番号 [-force 強制削除]

機能説明

指定したNICをサーバから削除します。

本コマンドは、非同期で実行されます。本コマンドの実行に成功すると、処理の実行中はL-Platformの状態が構成変更中(RECONFIG_ING)に遷移し、処理が完了するとL-Platformの状態が正常稼働中(NORMAL)に戻ります。
L-Platformの状態が構成変更中の場合は、L-Platformに対する操作ができません。
L-Platformの状態をGetLPlatformStatusで監視し、正常稼働中に遷移するのを待ってから次の操作を行ってください。

サーバ仮想化ソフトウェアが、VMware、Hyper-V、RHEL-KVM、およびOVM for SPARCのサーバにだけ実行可能です。
対象のサーバにスナップショットが存在する場合、NICの削除はできません。

以下の場合、本コマンドは実行できません。

対象のL-Platform内にBladeLogicで管理されていないSolarisゾーンのサーバが存在する場合
対象のサーバがBladeLogicで管理されていないOVM for SPARC管理のサーバである場合

注意

ゲストOSにNICの設定が実施されている状態で、NICの削除操作をしても、ゲストOS上のNICの設定は削除されません。NICの削除操作をする前に、ゲストOSでNICの設定を削除してください。

オプション

-version: L-Platform APIのバージョンIDを指定します。

-locale: L-Platform APIと通信するための言語を指定します。

-userId: L-Platform APIを実行するユーザーIDを指定します。

-password: L-Platform APIを実行するユーザーIDのパスワードを指定します。

-orgId: L-Platform APIを実行するユーザーのテナント名を指定します。

-lplatformId: L-Platform IDを指定します。-

-lserverId: サーバIDを指定します。

-nicNo: NIC番号を指定します。

-force: サーバロードバランサーの分散対象になっているNICを強制的に削除するかを指定します。

必要な権限・実行環境

権限: OSの管理者権限をもつユーザー

実行環境: 管理サーバ

使用例

【Windowsマネージャー】

> DestroyNic -version 2.0 -locale ja -userId user3 -password password -orgId tenantA -lplatformId tenantA-M3PGGWCFX -lserverId tenantA-M3PGGWCFX-S-0001 -nicNo 2
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<DestroyNicResponse xmlns="http://cfmg.systemwalker.jp.fujitsu.com">
  <responseMessage>PAPI00000 Processing was completed.</responseMessage>
  <responseStatus>SUCCESS</responseStatus>
</DestroyNicResponse>

【Linuxマネージャー】

# DestroyNic.sh -version 2.0 -locale ja -userId user3 -password password -orgId tenantA -lplatformId tenantA-M3PGGWCFX -lserverId tenantA-M3PGGWCFX-S-0001 -nicNo 2
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<DestroyNicResponse xmlns="http://cfmg.systemwalker.jp.fujitsu.com">
  <responseMessage>PAPI00000 Processing was completed.</responseMessage>
  <responseStatus>SUCCESS</responseStatus>
</DestroyNicResponse>

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0: 正常に処理されました。

0以外: エラーが発生しました。