名前
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\RCXCFMG\bin\CreateNic - サーバにNICを追加
【Linuxマネージャー】
/opt/FJSVcfmg/bin/CreateNic.sh - サーバにNICを追加
形式
【Windowsマネージャー】
CreateNic -version バージョンID -locale 言語コード -userId ユーザーID -password パスワード -orgId テナント名 -lplatformId L-Platform ID -lserverId サーバID -networkId ネットワークID [-ipAddress IPアドレス]
【Linuxマネージャー】
CreateNic.sh -version バージョンID -locale 言語コード -userId ユーザーID -password パスワード -orgId テナント名 -lplatformId L-Platform ID -lserverId サーバID -networkId ネットワークID [-ipAddress IPアドレス]
機能説明
サーバにNICを追加します。
本コマンドは、非同期で実行されます。本コマンドの実行に成功すると、処理の実行中はL-Platformの状態が構成変更中(RECONFIG_ING)に遷移し、処理が完了するとL-Platformの状態が正常稼働中(NORMAL)に戻ります。
L-Platformの状態が構成変更中の場合は、L-Platformに対する操作ができません。
L-Platformの状態をGetLPlatformStatusで監視し、正常稼働中に遷移するのを待ってから次の操作を行ってください。
サーバ仮想化ソフトウェアが、VMware、Hyper-V、RHEL-KVM、およびOVM for SPARCのサーバにだけ実行可能です。
対象のサーバにスナップショットが存在する場合、NICの追加はできません。
NICを追加した場合、ゲストOSへのIPアドレスの自動設定は行われません。NICを追加したあと、ゲストOSにログインし、L-Serverの詳細情報に表示されたIPアドレスを手動でゲストOSに設定してください。
IPアドレスを設定したあと、追加したNICが外部機器と正しく通信できることを確認してください。
複数のNICを追加する場合は、1つずつ追加してください。
対象のサーバがOVM for SPARC管理のサーバである場合、本製品の管理情報の追加・削除だけが実行され、VMゲストのNICの実体は追加・削除されません。NICの実体の追加・削除は、サーバ仮想化ソフトウェアで実施してください。
以下の場合、本コマンドは実行できません。
対象のL-Platform内にBladeLogicで管理されていないSolarisゾーンのサーバが存在する場合
対象のサーバがBladeLogicで管理されていないOVM for SPARC管理のサーバである場合
オプション
L-Platform APIのバージョンIDを指定します。
L-Platform APIと通信するための言語を指定します。
L-Platform APIを実行するユーザーIDを指定します。
L-Platform APIを実行するユーザーIDのパスワードを指定します。
L-Platform APIを実行するユーザーのテナント名を指定します。
L-Platform IDを指定します。-
サーバIDを指定します。
追加したNICを接続するネットワークIDを指定します。
追加したNICに割り当てるIPアドレスを指定します。
IPアドレスを指定しても、ゲストOSへのIPアドレスの自動設定は行われません。
必要な権限・実行環境
OSの管理者権限をもつユーザー
管理サーバ
使用例
> CreateNic -version 2.0 -locale ja -userId user3 -password password -orgId tenantA -lplatformId tenantA-M3PGGWCFX -lserverId tenantA-M3PGGWCFX-S-0001 -networkId M3PGGWCFX-N-seg1 -ipAddress 192.xxx.xxx.xxx <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <CreateNicResponse xmlns="http://cfmg.systemwalker.jp.fujitsu.com"> <responseMessage>PAPI00000 Processing was completed.</responseMessage> <responseStatus>SUCCESS</responseStatus> </CreateNicResponse>
# CreateNic.sh -version 2.0 -locale ja -userId user3 -password password -orgId tenantA -lplatformId tenantA-M3PGGWCFX -lserverId tenantA-M3PGGWCFX-S-0001 -networkId M3PGGWCFX-N-seg1 -ipAddress 192.xxx.xxx.xxx <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <CreateNicResponse xmlns="http://cfmg.systemwalker.jp.fujitsu.com"> <responseMessage>PAPI00000 Processing was completed.</responseMessage> <responseStatus>SUCCESS</responseStatus> </CreateNicResponse>
終了ステータス
以下の終了ステータスが返されます。
正常に処理されました。
エラーが発生しました。
