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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.2 リファレンスガイド (コマンド/XML編)
FUJITSU Software

14.2.12 OperateSLB (サーバロードバランサーの運用操作)

名前

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\RCXCFMG\bin\OperateSLB - サーバロードバランサーの運用操作

【Linuxマネージャー】
/opt/FJSVcfmg/bin/OperateSLB.sh - サーバロードバランサーの運用操作

形式

【Windowsマネージャー】

OperateSLB -version バージョンID -locale 言語コード -userId ユーザーID -password パスワード -orgId テナント名 -lplatformId L-Platform ID -xml XMLファイルのパス

【Linuxマネージャー】

OperateSLB.sh -version バージョンID -locale 言語コード -userId ユーザーID -password パスワード -orgId テナント名 -lplatformId L-Platform ID -xml XMLファイルのパス

機能説明

サーバロードバランサーの運用操作を実行します。
未取得の運用操作ログが存在する場合は、運用操作することはできません。
ルールセットに定義されているすべてのパラメーターを指定する必要があります。

本コマンドは、非同期で実行されます。本コマンドの実行に成功すると、処理の実行中はL-Platformの状態が構成変更中(RECONFIG_ING)に遷移し、処理が完了すると、L-Platformの状態が正常稼働中(NORMAL)に戻ります。
L-Platformの状態が構成変更中の場合は、L-Platformに対する操作ができません。
L-Platformの状態をGetLPlatformStatusで監視し、正常稼働中に遷移するのを待ってから次の操作を行ってください。

オプション

-version

L-Platform APIのバージョンIDを指定します。

-locale

L-Platform APIと通信するための言語を指定します。

-userId

L-Platform APIを実行するユーザーIDを指定します。

-password

L-Platform APIを実行するユーザーIDのパスワードを指定します。

-orgId

L-Platform APIを実行するユーザーのテナント名を指定します。

-lplatformId

L-Platform IDを指定します。

-xml

サーバロードバランサーの運用操作について定義したXMLファイルのパスを指定します。

<<XML>>

<slb>
 <name>[サーバロードバランサー名]</name>
  <ruleset>
   <name>[ルールセット名]</name>
     <parameters>
       <parameter>
         <name>[パラメーター名]</name>
         <value>[パラメーターの値]</value>
       </parameter>
            …
     </parameters>
   </ruleset>
</slb>

タグ名

設定範囲

説明

必須

設定内容

slb

-

-

サーバロードバランサーを指定します。

×

-

name

String ASCII

1Byte以上

運用操作するサーバロードバランサーの名前を指定します。

-

ruleset

-

-

サーバロードバランサーのルールセットを指定します。

×

-

name

String ASCII

1Byte以上

運用操作用のルールセットの名前を指定します。

-

[parameters]

-

-

ルールセットのパラメーターを指定します。

×

-

[parameter]

-

0個以上

パラメーターの数分指定します。

×

-

name

String ASCII

1Byte以上

運用操作するパラメーターの名前を指定します。

GetRulesetConfigurationで取得した対象のルールセット配下にある、パラメーターの名前を指定します。

value

String ASCII

0Byte以上

運用操作するパラメーターの値を指定します。

-

必須欄の記号は、以下を意味しています。
○:タグを指定した場合は、必ず値を指定してください。
△:値は省略可能です。
×:値の設定は不要です。タグだけの指定です。

必要な権限・実行環境

権限

OSの管理者権限をもつユーザー

実行環境

管理サーバ

使用例

【Windowsマネージャー】
> OperateSLB -version 2.0 -locale ja -userId user3 -password password -orgId tenantA -lplatformId tenantA-M3PGGWCFX -xml C:\sample.xml
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<OperateSLBResponse xmlns="http://cfmg.systemwalker.jp.fujitsu.com">
  <operationId>ROR_001</operationId>
  <responseMessage>PAPI00000 Processing was completed.</responseMessage>
  <responseStatus>SUCCESS</responseStatus>
</OperateSLBResponse>
【Linuxマネージャー】
# OperateSLB.sh -version 2.0 -locale ja -userId user3 -password password -orgId tenantA -lplatformId tenantA-M3PGGWCFX -xml /XML/sample.xml
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<OperateSLBResponse xmlns="http://cfmg.systemwalker.jp.fujitsu.com">
  <operationId>ROR_001</operationId>
  <responseMessage>PAPI00000 Processing was completed.</responseMessage>
  <responseStatus>SUCCESS</responseStatus>
</OperateSLBResponse>

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0

正常に処理されました。

0以外

エラーが発生しました。