以下の手順で、L-Serverを作成します。
L-Serverテンプレートを利用して、L-Serverを作成します。
L-Serverテンプレートを利用して作成します。
rcxadm lserver createを実行してL-Serverを作成してください。
rcxadm lserver createコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.6 rcxadm lserver」を参照してください。
このとき、以下の項目を設定してください。
L-Serverテンプレート名は、事前に作成したL-Serverテンプレートの名前を指定してください。
VMホストは、L-Serverに割り当てるVMホスト(管理OS)を指定してください。
OSインストール
OSの手動インストールは、仮想マシンマネージャーを利用して行います。
手動OSインストールについては、「PRIMEQUEST(1000シリーズ) RHEL5-Xen 仮想マシン機能ユーザーズマニュアル」を参照してください。
クローニングイメージの採取
L-Server作成後にクローニングイメージを採取してください。クローニングイメージの採取はrcxadm image createを実行します。
rcxadm image createを実行するとストレージプールにクローニングイメージが格納されます。
rcxadm image createコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「4.1 rcxadm image」を参照してください。
ポイント
クローニングイメージ採取の際、イメージ格納先の指定を省略すると、採取対象のL-Serverが使用している仮想ストレージと同じストレージプールから、仮想ストレージが自動選択されます。
Systemwalker Software Configuration Managerを利用してL-Serverを作成します。
詳細は、「Systemwalker Software Configuration Manager 運用ガイド」を参照してください。
このとき、イメージには、L-Server作成で採取したクローニングイメージを指定します。
注意
L-Server間でディスクを共有する場合、N台目のL-Server作成は、N-1台目のL-Serverの作成が完了したあとに、行ってください。
L-Serverを作成する際に、データの複写を伴う場合、データの複写元のL-Serverの電源をOFFにしてから行ってください。また、データの複写を伴うL-Serverを作成している間に、データの複写元の電源操作はしないでください。
L-Serverの操作
RHEL5-Xenを利用する場合、RORコンソールを利用したL-Serverの操作はできません。
L-Serverの操作は、rcxadm lserverコマンドを利用してください。
詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.6 rcxadm lserver」を参照してください。
L-Serverの仕様変更
L-Serverの仕様変更は、rcxadm lserver modifyを実行します。
仕様変更できる項目については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.3.2 仮想L-Server向け定義情報(XML)」を参照してください。
仕様変更後の値は、オーケストレーションツリーの[リソース一覧]タブで確認できます。
コマンドでは、rcxadm lserver listおよびrcxadm lserver showコマンドを実行します。
詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.6 rcxadm lserver」を参照してください。
ゲストドメイン動作中のCAP値は、virsh schedinfoコマンドで確認します。
ゲストドメイン停止中のCAP値は、ドメイン構成ファイルで確認します。
詳細は、「PRIMEQUEST(1000シリーズ) RHEL5-Xen 仮想マシン機能ユーザーズマニュアル」の仮想CPUの構成情報に関する記述を参照してください。
なお、CAP値は以下のように計算されます。
CAP値 = ((指定したCPUクロック数GHz × 1000) × CPU数 × 100) / 物理CPUクロック数MHz |