インフラ管理者は、テナント管理者に対して、以下のテナント情報を通知します。
テナント管理者のユーザーIDおよびパスワード
テナント管理者が利用できるテナントやテナントに割り当てられたリソースの情報
グローバルテンプレートの情報
ファイアーウォールまたはサーバロードバランサーを利用する場合
ファイアーウォールまたはサーバロードバランサーを利用する場合、インフラ管理者は、テナント管理者に対して、ファイアーウォールまたはサーバロードバランサーに設定するための情報を通知します。
作成するL-Platformテンプレートにファイアーウォールまたはサーバロードバランサーが含まれている場合には、次のことに留意してください。
L-Platformの配備後にファイアーウォールまたはサーバロードバランサーの設定が必要
テナント管理者にこの旨を説明してください。
ファイアーウォールの設定
ファイアーウォールを利用する場合、ファイアーウォールのアドレス変換機能で利用する仮想IPアドレスの値およびその他に設定するパラメーターとその設定値をテナント利用者に説明してください。
サーバロードバランサーの設定
サーバロードバランサーを利用する場合、サーバロードバランサーのサーバ負荷分散機能で利用する仮想IPアドレスの値およびその他に設定するパラメーターとその設定値をテナント利用者に説明してください。
サーバロードバランサーの運用操作はルールセットを使用
運用操作時に使用するルールセットと利用用途をテナント管理者に説明してください。また、各ルールセットを利用するために設定するパラメーターとその設定値、および運用操作の結果を確認するための運用操作ログについてテナント管理者に説明してください。
なお、ルールセットを使用する場合は、ルールセットを事前に用意する必要があります。
ルールセットの事前準備については、「設計ガイド CE」の「9.4.9.1 ユーザーカスタマイズモードでネットワークデバイスへの自動設定および運用操作を行う場合」を参照してください。