アプリケーション実行時に必要なソフトウェアについて説明します。
■Java実行環境
項番 | 機能名 | 製品名 | バージョン・レベル |
---|---|---|---|
1 | オープンJavaフレームワークを利用したアプリケーション | 本製品が提供するアプリケーションサーバのJ2EEのIJServer (注) | - |
本製品が提供するアプリケーションサーバのIJServerクラスタ | - |
Spring Framework3.2は使用できません。
注意
オープンJavaフレームワーク(Struts、Spring Framework、iBATIS、TERASOLUNA)を使用する際に、製品に同梱されていないライブラリを必要とする使用法は、以下の場合を除いて未サポートです。
アプリケーションに閉じた範囲でライブラリを使用する場合、つまりライブラリがアプリケーションからだけで呼び出され、オープンJavaフレームワークからの直接的な呼び出し関係がない場合
データベースへ接続するために、本項で記載されているJDBCドライバを使用する場合
commons-loggingからログ実装クラスを呼び出す場合(ログ実装クラス自体のサポートはできません)
オープンJavaフレームワークのランタイムのログを出力する際にlog4j 1.2を使用する場合
また、各章の”クラスパスの設定”で記載しているオープンソースソフトウェアのライブラリは、オープンJavaフレームワークの機能のために同梱しているライブラリです。
オープンJavaフレームワークを使用せずに、アプリケーションから直接使用することは以下の場合を除いて未サポートです。
オープンJavaフレームワーク上で動作させるアプリケーションにおいて、ログを出力するためにcommons-logging-1.1.1.jarを使用する場合
■データベース関連
オープンJavaフレームワークでサポートするJDBCドライバは、データベースとの接続方法により異なります。
アプリケーションサーバのデータソースを利用する場合は、“Interstage Application Server / Interstage Web Server システム設計ガイド” を確認してください。
また、各JDBCドライバを使用する際の注意事項について、“Interstage Application Server / Interstage Web Server システム設計ガイド”および“Interstage Application Server / Interstage Web Server Java EE運用ガイド”を確認してください。
◆アプリケーションサーバのデータソースを利用しない場合
iBAITSにおいてデータソースファクトリにSIMPLEまたはDBCPを使用する場合にサポートするJDBCドライバを以下に示します。サポート対象のデータベースは各JDBCドライバのマニュアルを参照してください。
また、各JDBCドライバを使用する際の注意事項について、“Interstage Application Server / Interstage Web Server システム設計ガイド”および“Interstage Application Server / Interstage Web Server Java EE運用ガイド”を確認してください。
Symfowareを使用したアプリケーションを運用する場合
Symfoware ServerのNativeインタフェースを使用する場合
項番 | プラットフォーム | サポートするJDBCドライバ | バージョン・レベル |
---|---|---|---|
1 | Windows(R) | Symfoware Server クライアント機能 | 10.0以降 |
2 | Solaris(32bit) | Symfoware Server クライアント機能 | 10.0以降 |
3 | Solaris(64bit) | Symfoware Server クライアント機能 | 12.1以降 |
4 | RHEL5(x86)/(Intel64) | Symfoware Server クライアント機能 | 10.0以降 |
5 | RHEL6(x86)/(Intel64) | Symfoware Server クライアント機能 | 10.1以降 |
6 | RHEL7 | Symfoware Server クライアント機能 | 12.1以降 |
Symfoware ServerのOpenインタフェースを使用する場合
項番 | プラットフォーム | サポートするJDBCドライバ | バージョン・レベル |
---|---|---|---|
1 | Solaris(64bit) | Symfoware Server クライアント機能 | 12.0以降 |
2 | RHEL7 | Symfoware Server クライアント機能 | 12.1以降 |
Oracleを使用したアプリケーションを運用する場合
項番 | プラットフォーム | サポートするJDBCドライバ | バージョン・レベル |
---|---|---|---|
1 | Windows(R)(x86) | Oracle JDBC Driver | 11.1および11.2 |
2 | Windows(R)(x64) | Oracle JDBC Driver | 11.2 |
3 | Solaris(32bit) | Oracle JDBC Driver | 11.1および11.2 |
4 | Solaris(64bit) | Oracle JDBC Driver | 11.2および12.1 |
5 | RHEL5(x86) | Oracle JDBC Driver | 11.1および11.2 |
6 | RHEL5(Intel64) | Oracle JDBC Driver | 11.1、11.2および12.1 |
7 | RHEL6(x86) | Oracle JDBC Driver | 11.2 |
8 | RHEL6(Intel64) | Oracle JDBC Driver | 11.2および12.1 |
9 | RHEL7 | Oracle JDBC Driver | 12.1 |