クライアントをインストールする前に、以下の作業を実施してください。
ポイント
画面例に記載している“Vxx.y.z”は、インストールされている製品のバージョンレベルを示します。
Symfoware Serverクライアント機能をインストールするためにディスクに十分な空きディスク領域があるかを確認します。
必要なディスク領域については、“2.6 インストール時に必要なディスク容量”を参照してください。
十分な空きディスク領域がない場合には、ディスクのパーティション構成を再設定してください。
インストール方法を決定する
インストール済製品を確認し、Symfoware Serverクライアント機能がインストールされている場合は、インストール方法を決定します。
「アンインストールと管理(ミドルウェア)」を起動して、インストールされている製品を確認します。
# /opt/FJSVcir/cimanager.sh アンインストールと管理(ミドルウェア)をロードしています... インストール済みソフトウェア 1. Symfoware Server Enterprise Edition(Open Interface)(64bit) Vxx.y.z 2. Symfoware Server Client(Open Interface)(64bit) Vxx.y.z 3. Symfoware Server Client(Open Interface)(32bit) Vxx.y.z アンインストールするソフトウェアの番号を入力してください。 [number,q] =>q アンインストールと管理(ミドルウェア)を終了します。
すでに、Symfoware Serverクライアント機能がインストールされている場合は、インストール方法として以下のいずれかを決定します。
再インストール
アップグレードインストール
マルチバージョンインストール
適用済の修正を削除する
インストール方法として、再インストールまたはアップグレードインストールを行う場合は、以下の手順で適用済の修正を削除します。
ポイント
修正を削除せずに製品のインストールを行うと、以下の問題が発生します。
再インストールの場合
同じ修正番号の同じ版数の修正を適用すると、すでに適用済のエラーになります。
修正を削除後に再インストールを行ってください。
アップグレードインストールの場合
ディスク上に、不要な資源(バックアウト用の領域)が残ります。
修正を削除してください。
適用されている修正の表示
以下のコマンドを実行して適用されている修正を表示します。
# /opt/FJSVfupde/bin/uam showup [製品名 Symfoware Server Client (Openインタフェース)(64bit) Vxx.y.z] 2014/04/21 11:25 TnnnnnnLP-nn R A - O - - - - (RHEL6)Symfoware Server Client(Op
修正の削除
以下のコマンドを実行して、修正を削除します。同じ修正番号の修正が複数適用されている場合は、版数の大きい順に削除します。
# /opt/FJSVfupde/bin/uam remove -i TnnnnnnLP-nn
2014/04/21 11:25 TnnnnnnLP-nn R A - O - - - - (RHEL6) Symfoware Server Client (
適用前状態へ復元します。よろしいですか?(Y/N) y
適用前状態へ復元が完了しました。
修正適用管理簿が更新されました。
今後、修正の調査または適用をする場合は更新後の修正適用管理簿を利用してください。