アプリケーションのコンパイル時は、以下のオプションを指定します。
作成するアーキテクチャ  | オプションの種類  | オプションの指定方法  | 
|---|---|---|
32ビット  | インクルードファイルのパス  | -I<unixODBC32bitのインクルードファイルの格納ディレクトリ>  | 
ライブラリのパス  | -L<unixODBC32bitのライブラリの格納ディレクトリ>  | |
64ビット  | インクルードファイルのパス  | -I<unixODBC64bitのインクルードファイルの格納ディレクトリ>  | 
ライブラリのパス  | -L<unixODBC64bitのライブラリの格納ディレクトリ>  | 
ライブラリの種類  | ライブラリ名  | 
|---|---|
動的ライブラリ  | libodbc.so  | 
注意
Linuxの場合
64ビットアプリケーションを作成する場合には“-m64”、32ビットアプリケーションを作成する場合には“-m32”の指定が必要です。
Solarisの場合
64ビットアプリケーションを作成する場合は、-m64または-xarch=v9の指定が必要です。ご利用のコンパイラが、Oracle Solaris Studio 12.2以降、および、Sun Studio 12の場合、-m64を指定します。Sun Studio 11、Sun Studio10、および、Sun Studio 9の場合、-xarch=v9を指定します。
例
ODBCアプリケーションのコンパイル例を説明します。
Linux 64ビットの場合
gcc -m64 -I/usr/local/include(注) -L/usr/local/lib(注) -lodbc testproc.c -o testproc
Linux 32ビットの場合
gcc -m32 -I/usr/local/include(注) -L/usr/local/lib(注) -lodbc testproc.c -o testproc
Solaris 64ビットの場合
cc -xarch=v9 -I/usr/local/include(注) -L/usr/local/lib(注) -lodbc testproc.c -o testproc
Solaris 32ビットの場合
cc -I/usr/local/include(注) -L/usr/local/lib(注) -lodbc testproc.c -o testproc
注) unixODBCのインストール先を指定せずにソースからビルドおよびインストールした場合の例です。インストール先を指定した場合には、インストール先のディレクトリを設定してください。