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 Apcoordinator定義ファイルリファレンス
FUJITSU Software

2.1 ログ出力フォーマット

ログ出力フォーマット

ログ定義ファイルで任意の項目を指定することにより、ログ出力フォーマットを指定することができます。ログ出力で出力するフォーマットを示します。

参照

No.列について
  • ○のあるものは、APIでユーザが指定する項目です。

  • △のあるものは、ログメッセージファイルで指定する項目です。

出力パターン列について

msgFormatタグで指定されたフォーマットのパターンによって出力される項目を示します。

ログは項目の並び順で出力されます。

長さが定められている項目を出力する場合に、長さに満たない場合は、左詰めとし残りを空白で埋めます。また、長さを超える場合には、超過文字を切り捨てて出力を行います。

基本フォーマット

基本フォーマットを定義名により定義できます。定義名には次のものがあります。

No.

定義名

項目名

長さ

出力パターン

出力内容

1

2

3

1

%d

時刻

不定

出力が要求された日時

2

%t

スレッド名

不定

出力を要求したスレッド名

3

%s

メソッド

不定

出力を要求したメソッド名

4
○△

%l

ログレベル

不定

出力で指定されたレベル

5

%%

%記号

1

%記号を表示

6

%i

コンテキストID

不定

ログ出力時のコンテキストID

7
○△

%m

メッセージ本文

不定

メッセージ本文
以下のログ出力メソッドを使用する場合は指定のメッセージ本文のフォーマットで出力

  • com.fujitsu.uji.log.ext.ExtMessageComposerクラスのprintMessageメソッド

  • com.fujitsu.uji.log.ext.ExtDataComposerクラスのprintDataメソッド

  • com.fujitsu.uji.log.ext.ExtTimeComposerクラスのprintTimeメソッド

コンテキストIDは、以下のように括弧をつけて出力を行います。コンテキストIDが空文字列またはnullの場合、括弧は出力されません。

[コンテキストID]

フォーマットの指定が無い場合には、以下の項目を空白文字で区切って出力します。ただし、コンテキストIDとメッセージ本文の間は、空白文字で区切られません。

メッセージ本文のフォーマット

メッセージ本文のフォーマットを定義名により定義できます。定義名には次のものがあります。

出力パターンに△があるものは、com.fujitsu.uji.log.ext.ExtMessageComposerおよびこの派生クラスで、デフォルトで出力する項目です。

No.

定義名

項目名

長さ

出力パターン

出力内容

1

2

3

1
○△

label

ラベル(ソース名)

管理コード、識別名、識別名サブを出力。長さの設定は無効

label.code

1

管理コード

3

英数字、任意

label.name

2

識別名

12

英数字、任意の識別名。業務名など

label.subname

3

識別名サブ

9

英数字、任意の識別名。モジュール名など

2

errorType

エラー種別

7

エラー種別

  • HALT:停止

  • ERROR:エラー

  • WARNING:警告

  • INFO:情報

3
○△

messageID

メッセージID

5

英数字

4
○△

message

メッセージ

指定のメッセージのフォーマットで出力。長さの設定は無効

フォーマットの指定が無い場合には、以下の項目を空白文字で区切って出力します。

メッセージのフォーマット

使用するクラスにより出力内容が異なります。

セション情報のフォーマット

セション情報のフォーマットを定義名により定義できます。定義名には次のものがあります。

出力パターンに△があるものは、通信ログのデフォルトです。

No.

定義名

項目名

長さ

出力パターン

1

2

3

1

session.hostName

ホスト名

16

2

session.subSystemID

サブシステム名

7

3

session.requestDate

処理日

17

フォーマットの指定が無い場合には、以下の項目を出力します。