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Systemwalker Runbook Automation テンプレート利用ガイド
FUJITSU Software

3.7 事前準備

本節では、テンプレートを利用するための事前準備について説明します。


テンプレートを使用する前に以下の準備作業を行う必要があります。

自動運用プロセスのカスタマイズ

  1. Systemwalker Runbook Automation Studioにて、使用するテンプレートの自動運用プロセスを運用で使用するアプリケーションプロジェクトにコピーしてください。自動運用プロセスを構成するプロセス定義とフォームをすべてコピーしてください。コピーを行う自動運用プロセスとフォームについては、“3.6 ファイルの構成”を参照してください。

  2. コピーした自動運用プロセスの設定を、業務内容に応じて変更します。

    テンプレートの自動運用プロセスに配置されたアクティビティのロールには、以下のグループが設定されています。

    • オペレーターが作業:Role

    • 運用担当者が作業:AdminRole

    環境に応じてロールを修正するか、または、上記のグループを管理サーバに登録してください。

    その他の自動運用プロセスの設定内容については、“3.8 自動運用プロセスの概要”を参照してください。

参照

グループの登録については、“Systemwalker Runbook Automation 運用ガイド”の“ローカルグループを作成する”を参照してください。

自動運用プロセスの管理サーバへの登録

業務内容に応じた設定を行ったあとに、自動運用プロセスを管理サーバへ登録します。

参照

自動運用プロセスの管理サーバへの登録方法については、“Systemwalker Runbook Automation 運用ガイド”の“自動運用プロセスを登録する”を参照してください。

運用操作部品の環境設定

稼働確認テンプレートで使用する運用操作部品には、事前に環境設定が必要なものがあります。テンプレートを実行する前に必要な環境設定を行ってください。

運用操作部品名

設定概要

サーバの電源状態取得

構成管理データベース(CMDB)に、確認対象になっているサーバのIPMIに設定されているIPアドレス、ユーザーおよびパスワードを登録する。

構成管理データベース(CMDB)への情報の格納は、swrba_ipmiimportコマンドを使用してください。swrba_ipmiimportコマンドの詳細は、“Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド”の“swrba_ipmiimport(IPMI情報のインポートコマンド)”を参照してください。

ノードの稼働状態確認

確認対象のサーバにて、Ping応答の抑止を解除する。

監視製品のイベント発生確認

構成管理データベース(CMDB)に、運用管理サーバのOS種別、サーバに接続するための認証情報、およびイベント監視を行っている運用管理製品名を登録する。

運用管理サーバと接続する通信環境を設定する。

メールを送信

SMTP通信の環境を用意する。

参照

各運用操作部品の詳細については、“Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド”の“運用操作部品リファレンス”を参照してください。