中継サーバから業務サーバの構成情報を自動収集するエージェントのセットアップ手順について説明します。
ポイント
エージェントのセットアップが完了し、CMDBマネージャが存在を認識しているエージェントの一覧は、CMDBマネージャのmdradminコマンド(“-l”オプション)で表示することができます。mdradminコマンドについては、“Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド”の“mdradmin(エージェント管理コマンド)”を参照してください。
中継サーバがクラスタ環境で運用されている場合のエージェントのセットアップ手順は、すべてシングル環境と同様です。クラスタを構成する現用および待機ノードそれぞれに、シングル環境と同様の手順でエージェントを導入してください。
IPv6アドレスを持つノードを検出する場合は、ネットワーク設定で、参照するDNSサーバを指定してください。また、DNSサーバで、中継サーバのIPv6アドレスからドメイン名に変換できるように逆引き設定を実施し、検出するノードのIPv6アドレスをDNSサーバに登録してください。
なお、DNSサーバへ登録する中継サーバのホスト名は、hostnameやuname -nコマンドで確認できるホスト名と同一にしてください。
実行に必要な権限
【Windows】
Administrator権限が必要です。管理者として実行する必要があります。
【Linux】
システム管理者(スーパーユーザー)の権限が必要です。