Systemwalker Runbook Automationのセットアップを実行します。
参考
セットアップを中断したい場合は、パスワードの入力およびセットアップ情報確認以外でENTER=>に!!を入力してください。セットアップコマンドの処理が終了します。
管理サーバにスーパーユーザーでログインします。
以下のコマンドを実行し、Systemwalker Runbook Automationのセットアップを開始します。
# /opt/FJSVswrbam/bin/swrba_setup -s |
セットアップ開始のメッセージが表示されます。
================================================================================ Systemwalker Runbook Automation セットアップツール V15.2.0 Copyright FUJITSU LIMITED 2010 - 2015 ================================================================================ Systemwalker Runbook Automationのセットアップを開始します。 セットアップを途中で中断する場合には、ENTER==>の後に!!を入力してください。
プロセス管理用のデータベース格納先ディレクトリを設定します。
プロンプトに“ENTER==>”が表示されたところで、指定するディレクトリを100バイト以内の絶対パスで入力します。
ディレクトリ名は半角英数字で指定してください。相対パスでの指定はできません。
エンターキーのみが入力された場合、デフォルト値“/var/opt/FJSVswrbam/SWRBADB”を設定します。
[ プロセス管理用のデータベース格納先ディレクトリ設定 ] プロセス管理用のデータベースを格納するディレクトリを指定してください。 ※有効なパス長は最大100バイトです。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : /var/opt/FJSVswrbam/SWRBADB ) ENTER==>
プロセス管理用のデータベースが通信に利用する通信ポートの番号を入力します。
[ プロセス管理用のデータベース通信ポート設定 ] プロセス管理用のデータベースで利用する通信ポート番号を入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : 9657 ) ENTER==>
プロセス管理用のデータベースアクセスアカウントとパスワードを入力します。
[ プロセス管理用のデータベースアクセスアカウントの入力 ]
Systemwalker Runbook Automationがプロセス管理用のデータベースに
アクセスするために必要となるアカウントを新規に登録します。
プロセス管理用のデータベースに登録するアカウントを
先頭が英字で始まる18文字以内の英数字で入力してください。
エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。
( default : swrbadb )
ENTER==>
[ プロセス管理用のデータベースアクセスアカウントのパスワードの入力 ]
プロセス管理用のデータベースアクセスアカウントのパスワードを
18文字以内の英数字、記号(!#%=~:,_)で入力してください。
指定されたパスワードでアカウントを登録します。
ENTER==>
パスワードを再入力してください。
ENTER==>
管理サーバが利用する認証サーバの種別を選択します。
[ 認証サーバの種別設定 ] 利用する認証サーバの種別を選択します。 1. LDAPサーバ 2. ServerView Operations Manager シングル・サインオンの認証サーバ エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : 1 ) ENTER==>
使用するLDAPの種類を設定します。
認証サーバにServerView Operations Manager シングル・サインオンの認証サーバを選択した場合、認証サーバにそれぞれのシングル・サインオンの認証サーバが使用するLDAPの種類を設定します。
プロンプト“ENTER==>”が表示されたところで、使用するLDAPの種類に対応する番号を入力します。
認証サーバにServerView Operations Manager シングル・サインオンを選択した場合
[ 使用するLDAP設定 ] 使用するLDAPを選択してください。 1. OpenDJ/OpenDS 2. Active Directory エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : 1 ) ENTER==>
認証サーバにLDAPサーバを選択した場合
[ 使用するLDAP設定 ] 使用するLDAPを選択してください。 1. Interstage ディレクトリサービス 2. Active Directory 3. OpenLDAP エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : 1 ) ENTER==>
LDAPのホスト名またはIPアドレスを設定します。
プロンプト“ENTER==>”が表示されたところで、LDAPのホスト名を入力します。
[ ホスト名設定 ] LDAPサーバのホスト名またはIPアドレスを入力してください。 ENTER==>
注意
管理サーバ上に構築したLDAP環境を用いる場合、本項目にIPv6形式のIPアドレスを指定することはできません。ホスト名またはIPv4形式のIPアドレスを指定してください。
LDAPのポート番号を設定します。
[ ポート設定 ] LDAPのポート番号を入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : 389 ) ENTER==>
LDAPのキー名を設定します。
プロンプト“ENTER ==>”が表示されたところで、LDAPのキー名を入力します。
[ キー設定 ] 公開ディレクトリを入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : ou=interstage,o=fujitsu,dc=com ) ENTER==>
LDAPの組織単位名を設定します。
プロンプト“ENTER ==>”が表示されたところで、LDAPの組織単位名を入力します。
[ 組織単位設定 ] 組織単位名を入力してください。 ( format : ou=組織単位名 ) 例)組織単位名がGroupの場合[ou=Group] エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : ou=Group ) ENTER==>
LDAPのアカウント格納単位名を設定します。
プロンプト“ENTER==>”が表示されたところで、LDAPのアカウント格納単位名を入力します。
[ アカウント格納単位設定 ] アカウント格納単位名を入力してください。 ( format : ou=アカウント格納単位名 ) 例)アカウント格納単位名がUserの場合[ou=User] エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : ou=User ) ENTER==>
LDAPの管理者用DNを設定します。
プロンプト“ENTER==>”が表示されたところで、LDAPの管理者用DNを入力します。本項目は、LDAPにInterstageディレクトリサービスおよびOpenLDAPを指定した場合に表示されます。
[ 管理者用DNの入力 ] 管理者用DNを入力してください。 例)cn=manager,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : cn=manager,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com ) ENTER==>
LDAPの管理者用DNのパスワードを入力します。
本項目は、LDAPにInterstageディレクトリサービスおよびOpenLDAPを指定した場合に表示されます。
[ 管理者用DNのパスワードの入力 ] 管理者用DNのパスワードを入力してください。 ENTER==>
LDAPへ管理者用DNの存在を確認します。
LDAPサーバへ問い合わせを行います。
LDAPサーバへの認証を確認しています…
正常に確認できた場合は以下が表示されます。
LDAPサーバへの認証が完了しました。
確認できない場合は以下が表示されます。
LDAPサーバへの認証を確認できませんでした。
管理者用DNのユーザー名とパスワードを再入力します。
LDAPの情報が誤っているために認証が失敗している場合は、“*”を入力して、LDAPサーバの情報から再入力してください。
[ 管理者用DNの入力 ] 管理者用DNを入力してください。 例)cn=manager,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 また、”*”と入力するとLDAPサーバの情報を変更します。 ( default : cn=manager,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com ) ENTER==> [ 管理者用DNのパスワードの入力 ] 管理者用DNのパスワードを入力してください。 ENTER==>
管理者用DNやパスワードに問題がない場合は、以下の観点で見直してください。
LDAPサーバの接続情報に誤りがないことを確認してください。
LDAPサーバが起動されていることを確認してください。
LDAPへ登録されているユーザーやグループの定義情報に問題がないか見直してください。
LDAPサーバへのネットワークが切断されていないことを確認してください。
プロセス制御用のユーザーを入力します。
LDAPに登録されているプロセス制御用のユーザーのアカウント名を入力します。
[プロセス制御用のユーザーの入力 ] プロセス制御用のユーザーを入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : swrbaadmin ) ENTER==>
プロセス制御用のユーザーのパスワードを入力します。
[プロセス制御用のユーザーのパスワードの入力 ] プロセス制御用のユーザーのパスワードを入力してください。 ENTER==>
LDAPにプロセス制御用のユーザーの存在を確認します。
LDAPサーバへ問い合わせを行います。
LDAPサーバへの認証を確認しています…
正常に確認できた場合は以下が表示されます。
LDAPサーバへの認証が完了しました。
確認できない場合は以下が表示されます。
LDAPサーバへの認証を確認できませんでした。
プロセス制御用のユーザーのユーザー名とパスワードを再入力します。
LDAPの情報が誤っているために認証が失敗している場合は、“*”を入力して、LDAPサーバの情報から再入力してください。
[プロセス制御用のユーザーの入力 ] プロセス制御用のユーザーを入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 また、”*”と入力するとLDAPサーバの情報を変更します。 ( default : swrbaadmin ) ENTER==> [プロセス制御用のユーザーのパスワードの入力 ] プロセス制御用のユーザーのパスワードを入力してください。 ENTER==>
プロセス制御用のユーザーやパスワードに問題がない場合は、以下の観点で見直してください。
LDAPサーバの接続情報に誤りがないことを確認してください。
LDAPサーバが起動されていることを確認してください。
LDAPへ登録されているユーザーやグループの定義情報に問題がないか見直してください。
LDAPサーバへのネットワークが切断されていないことを確認してください。
スケジュール起動用のユーザーを入力します。
LDAPに登録されているスケジュール起動用のユーザーのアカウント名を入力します。
[スケジュール起動用のユーザーの入力 ] スケジュール起動用のユーザーを入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : swrbasch ) ENTER==>
スケジュール起動用のユーザーのパスワードを入力します。
[スケジュール起動用のユーザーのパスワードの入力 ] スケジュール起動用のユーザーのパスワードを入力してください。 ENTER==>
LDAPにスケジュール起動用のユーザーの存在を確認します。
LDAPサーバへ問い合わせを行います。
LDAPサーバへの認証を確認しています…
正常に確認できた場合は以下が表示されます。
LDAPサーバへの認証が完了しました。
確認できない場合は以下が表示されます。
LDAPサーバへの認証を確認できませんでした。
スケジュール起動用のユーザーのユーザー名とパスワードを再入力します。
LDAPの情報が誤っているために認証が失敗している場合は、“*”を入力して、LDAPサーバの情報から再入力してください。
[スケジュール起動用のユーザーの入力 ] スケジュール起動用のユーザーを入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 また、”*”と入力するとLDAPサーバの情報を変更します。 ( default : swrbaadmin ) ENTER==> [スケジュール起動用のユーザーのパスワードの入力 ] スケジュール起動用のユーザーのパスワードを入力してください。 ENTER==>
スケジュール起動用のユーザーやパスワードに問題がない場合は、以下の観点で見直してください。
LDAPサーバの接続情報に誤りがないことを確認してください。
LDAPサーバが起動されていることを確認してください。
LDAPへ登録されているユーザーやグループの定義情報に問題がないか見直してください。
LDAPサーバへのネットワークが切断されていないことを確認してください。
SMTPサーバのホスト名またはIPアドレスを設定します。
メールの送信に利用するSMTPサーバのホスト名またはIPアドレスを設定します。
255バイト以内の半角英数字、および‘.’(ピリオド)‘-’(ハイフン)が指定できます。
[ SMTPサーバのホスト名設定 ] SMTPサーバのホスト名またはIPアドレスを入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : localhost ) ENTER==>
注意
メールの送信者やWebコンソールのURL用ホスト名の入力は省略することができません。SMTPサーバの設計が未完了の場合は、メールの送信者やWebコンソールのURL用ホスト名に暫定値を入力してください。暫定値を入力した場合は、メール通知を使用する際に“8.4.1 管理サーバに登録したメールサーバの情報変更”を参照し、正しい値に変更してください。
メール通知の詳細については、“Systemwalker Runbook Automation 運用ガイド”の“メール通知の設定を行う”を参照してください。
SMTPサーバのポート番号を設定します。
メールの送信に利用するSMTPサーバのポート番号を指定します。
[ SMTPサーバのポート設定 ] SMTPサーバのポート番号を入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : 25 ) ENTER==>
SMTPサーバのユーザー名を入力します。
メール送信時にSMTPサーバへの認証に使用するユーザーの名前を指定します。
メール送信時にSMTPサーバへの認証を行わない場合は値を指定しません。
[ SMTPサーバのユーザー名の入力 ] SMTPサーバのユーザー名を入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、値を設定しません。 ENTER==>
SMTPサーバのユーザーパスワードを入力します。
本入力項目は、SMTPサーバのユーザー名を指定した場合に表示されます。
メール送信時にSMTPサーバへの認証に使用するユーザーのパスワードを指定します。
[ SMTPサーバのユーザーパスワードの入力 ] SMTPサーバのユーザーパスワードを入力してください。 ENTER==>
メールの送信者を入力します。
メールに付与されるメールの送信者(fromアドレス)をメールアドレスの形式で指定します。なお、本項目は送信したメールが、あて先不明で戻ってきた場合に、エラーメールを送信するあて先になります。問題に直ちに対処できる担当者のアドレスを指定してください。
[ メールの送信者の入力 ] メールの送信者を入力してください。 ENTER==>
WebコンソールのURLに埋め込むための、管理サーバのホスト名を指定します。指定したホスト名は、メール通知時に本文に記載されるURLに以下の形式で使用されます。
http://管理サーバのホスト名:管理サーバ(Webサーバ)のポート番号/console/
なお、必ずメールの受信者からアクセスできるURLを指定してください。特に、シングル・サインオンを利用している環境では、必ずFQDN形式のホスト名を指定してください。
[ WebコンソールのURL用ホスト名の入力 ] WebコンソールのURL用ホスト名を入力してください。 ENTER==>
メッセージブローカのポート番号を入力します。
Systemwalker Runbook AutomationがJava EE機能を利用するために必要なポート番号を指定します。
[ メッセージブローカのポート設定 ] メッセージブローカのポート番号を入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : 7676 ) ENTER==>
サーバ機能で使用するポート番号を入力します。
Systemwalker Runbook Automationのサーバ機能が動作するために必要なポート番号を指定します。
[ サーバ機能用のポート番号 ] サーバ機能が使用するポート番号を入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : 23700 ) ENTER==>
セットアップ情報を確認します。
設定画面で入力した情報を確認し“y”を入力すると、セットアップ処理が実行されます。
“n”を入力した場合、セットアップ処理を中止してプロンプトに戻ります。
また、“r”を入力した場合、手順3から再実行します。
[ セットアップ情報確認 ] 指定された値を確認してください。 ================================================================ Systemwalker Runbook Automation運用モデル プロセス管理データベース用ディレクトリ : /var/opt/FJSVswrbam/SWRBADB プロセス管理用のデータベース通信ポート : 9657 プロセス管理用のデータベースアクセスアカウント : swrbadb 認証サーバの種類 : LDAPサーバ 使用するLDAP : Interstage ディレクトリサービス LDAPのホスト名 : swrba LDAPのポート番号 : 389 LDAPの公開ディレクトリ : ou=interstage,o=fujitsu,dc=com LDAPの組織単位名 : ou=Group LDAPのアカウント格納単位名 : ou=User LDAPの管理者用DN : cn=manager,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com プロセス制御用のユーザーアカウント : swrbaadmin スケジュール起動用のユーザーアカウント : swrbasch SMTPサーバのホスト名 : swrba.mail.server SMTPのポート番号 : 25 SMTPサーバのユーザー名 : swrbamailuser メールの送信者 : swrbamailuser@swrba.mail.server WebコンソールのURL用ホスト名 : ssoserver.example.com メッセージブローカのポート番号 : 7676 サーバ機能用のポート番号 : 23700 ================================================================ これでよろしいですか? [y:開始/n:中止/r:修正] ENTER==> y
セットアップが実行されます。
セットアップ処理のメッセージが表示され、最後にセットアップ完了メッセージが表示されます。
管理サーバ上へのSystemwalker Runbook Automation環境の構築を開始します。 プロセス管理用のデータベースの構築を開始します。 プロセス管理用のデータベースの構築が完了しました。 Systemwalker Runbook Automationの環境設定を開始します。 Systemwalker Runbook Automationの環境設定が完了しました。 CMDBの環境設定を開始します。 CMDBの環境設定が完了しました。 管理サーバ上へのSystemwalker Runbook Automation環境の構築が完了しました。
注意
Systemwalker Runbook Automationのセットアップで異常が発生した場合は、以下の項目について確認してください。
セットアップ処理が異常終了した場合、アンセットアップを実行後、再度セットアップ処理を実行してください。
セットアップ処理が異常終了した後のアンセットアップでも異常が発生した場合、システムを再起動してください。それでも異常が解決しない場合は、技術員に連絡してください。