本製品のサーバパッケージをRed Hat Enterprise Linux 7で使用する場合の注意事項を説明します。
/etc/nsswitch.confの設定について
Red Hat Enterprise Linux 7では、/etc/nsswitch.confにデフォルトでSSSD(System Security Services Daemon)サービスの使用が設定されています。
SSSDサービスが使用できない環境において、/etc/nsswitch.confをこの設定で利用した場合、Interstage Java EE管理コンソールまたはasadminコマンドでのログイン認証に失敗する場合があります。
Interstage Java EE運用環境のログイン認証にOS認証(デフォルト)を使用する、かつSSSDサービスを使用しない場合、/etc/nsswitch.confのgroup行から、SSSDサービスの使用設定である“sss”を削除してください。
例
修正前
group: files sss
修正後
group: files