Web Packageは、Webサーバ環境を構築・運用するための機能であり、以下の製品で提供されます。インストール時に、サーバタイプの選択で、“Web Package機能をインストール”を選択します。
Interstage Application Server Enterprise Edition
Interstage Application Server Standard-J Edition
Web Packageを使用すると、アプリケーションサーバのフロントサーバとして複数のWebサーバ環境を構築することができます。
Webサーバから、アプリケーションサーバで運用しているアプリケーションと通信できます。
また、Interstage Application Server Enterprise EditionのWeb Pakcageの場合、アプリケーションの運用マシンやアプリケーションの実行環境(IJServerクラスタのWebコンテナ、IJServerワークユニットのServletコンテナ)は、Webサーバコネクタの故障監視の監視対象にすることができます。これにより、故障した監視対象を自動的に振り分けの対象から除外したり、復旧した監視対象を自動的に振り分けの対象に戻すことができます。
Web Packageに関する機能の詳細は、以下を参照してください。
機能 | 参照マニュアル | |
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Webサーバ全般 | ||
Interstage HTTP Server(Apache HTTP Server Version 2.0ベースのWebサーバ)の場合 | 「Interstage HTTP Server 運用ガイド」 | |
Interstage HTTP Server 2.2(Apache HTTP Server Version 2.2ベースのWebサーバ)の場合 | 「Interstage HTTP Server 2.2 運用ガイド」 | |
WebサーバコネクタおよびWebサーバコネクタの故障監視 | ||
Java EE 5の場合 | 「Java EE運用ガイド」の「Java EEアプリケーションの運用」-「Webサーバコネクタにおけるリクエストの振り分け制御」 | |
Java EE 6の場合 | 「Java EE運用ガイド(Java EE 6編)」の「Java EEアプリケーション実行環境の提供機能」-「Webサーバコネクタ」 | |
J2EEの場合 | 「J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)」の「J2EEアプリケーションの運用」-「Webサーバコネクタにおけるリクエストの振り分け制御」 | |
コマンド | 「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「Web Packageで使用できるコマンド」 |