概要
DWHサーバのセットアップを行います。
コマンド格納先
/opt/FJSVsymas/bin
呼出し形式
symassetup.sh \ [-M DWHサーバ種別] \ [データベースのデータ格納先ディレクトリ] \ [データベースのバックアップデータ格納先ディレクトリ] \ [カラムナテーブルのカタログデータ格納先ディレクトリ] \ [カラムナテーブルのメインデータ格納先rawデバイス名] \ [カラムナテーブルの一時データ格納先rawデバイス名] \ [カラムナテーブルのデータベーススペース格納先rawデバイス名] \ [DWHサーバ管理者ユーザー名] \ [カラムナテーブル割当てメモリ量]
実行ユーザー
スーパーユーザー
パラメーターの説明
Linuxの場合
パラメーター  | 意味  | 省略時の動作  | 補足事項  | 
|---|---|---|---|
-M DWHサーバ種別  | セットアップするDWHサーバの種別を指定します。  | 省略可能  | 
  | 
データベースのデータ格納先ディレクトリ  | データベースのデータ格納先ディレクトリを指定します。  | 省略不可  | 
  | 
データベースのバックアップデータ格納先ディレクトリ  | データベースのバックアップ格納先ディレクトリを指定します。  | 省略不可  | 
  | 
カラムナテーブルのカタログデータ格納先ディレクトリ  | カラムナテーブルのカタログデータ格納先ディレクトリを指定します。  | 省略不可  | 
  | 
カラムナテーブルのメインデータ格納先rawデバイス名  | カラムナテーブルのメインデータ格納先rawデバイス名を指定します。  | 省略不可  | 
  | 
カラムナテーブルの一時データ格納先rawデバイス名  | カラムナテーブルの一時データ格納先rawデバイス名を指定します。  | 省略不可  | 
  | 
カラムナテーブルのデータベーススペース格納先rawデバイス名  | カラムナテーブルのデータベーススペース格納先rawデバイス名を指定します。  | 省略不可  | 
  | 
DWHサーバ管理者ユーザー名  | DWHサーバ管理者ユーザーのユーザー名を指定します。  | 省略不可  | DWHサーバ管理者ユーザーとなるOSのユーザーアカウントを指定します。OSのスーパーユーザー(root)を指定することはできません。  | 
カラムナテーブル割当てメモリ量  | カラムナテーブルに割り当てるメモリ量(メガバイト単位)を指定します。  | 搭載物理メモリの50%の値を採用します。  | 
  | 
復帰情報
復帰コード  | 意味  | 
|---|---|
0  | 正常終了  | 
0以外  | 異常終了  | 
出力メッセージ
メッセージは、以下のセットアップログファイルに出力されます。メッセージの詳細は、“付録K メッセージ”を参照してください。
/var/opt/FJSVsymas/log/symassetup.log
当社技術員に連絡する場合に採取する情報
コマンドライン
メッセージの内容
セットアップログファイル
注意
本コマンドを含むすべてのシステムコマンドを実行中にDWHサーバのセットアップコマンドを実行しないでください。
すでにセットアップ済みの場合、DWHサーバのセットアップコマンドを実行しないでください。
RHEL7でセットアップを行う場合、データ加工サーバ機能はインストールされていないため、データ加工サーバ機能以外のセットアップを行います。
セットアップが途中で失敗した場合、以下の手順で再セットアップを実行してください。
マシンの再起動を行います。
symasunsetupコマンドを実行します。
アンセットアップが完了したら、以下のディレクトリを削除します。
データベースのデータ格納先ディレクトリ
データベースのバックアップデータ格納先ディレクトリ
カラムナテーブルのカタログデータ格納先ディレクトリ
セットアップを再実行します。