テーブルに定義する分割条件は、分割のキーとなるカラムの値の上限と格納先のデータベーススペース名の組で構成されます。
カラムナテーブルに対して、分割のキーとして指定可能なカラムは1つです。
分割条件に指定できるカラムのデータ型は以下のとおりです。
smallint
integer
bigint
decimal
numeric
character varying(n) *1
varchar(n) *1
character(n) *1
char(n) *1
date
time
timestamp
*1:nには、255バイトまでの値を指定できます。
分割条件は、カラムの値の上限が昇順になるように定義します。最後の分割条件ではカラムの値の上限として“MAX”を指定できます。“MAX”を指定した条件が存在するときに分割条件を追加する場合は、“MAX”を指定した条件を分割して条件を作り直してください。
例) 分割条件の定義およびデータがどのように分割されるかを示しています。
“p1,'2015-04-30',DBS1;p2,'2015-05-31',DBS2;p3,'2015-06-30',DBS3;p4,MAX,SYMFOAS_DBS”
カラム | 内容 |
---|---|
DBS1 | 分割キーが2015-04-30までのデータ |
DBS2 | 分割キーが2015-05-01から2015-05-31までのデータ |
DBS3 | 分割キーが2015-06-01から2015-06-30までのデータ |
DBS4 | 分割キーが2015-07-01からのデータ |
参考
カラムナテーブルに対して定義可能な分割条件は、1024個以内です。
分割のキーとなるカラムにNULL値がある場合には、分割条件を定義するときに先頭に記載した分割条件のデータベーススペースに格納されます。